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伝説の勇者!?
11
:
裕
◆hRcyHAGLYI
:2012/03/04(日) 06:19:35 HOST:PPPbm6741.kanagawa-ip.dti.ne.jp
そしてセツナに連れられて先程見た大きな建物、レガル城に行った。
城の中にはセツナの顔を見るだけで案内をしてもらうことができた。
城の中はゲームやアニメでよく見るような城だった。
「セツナ!」
後ろでセツナを呼ぶ声が聞こえた。
セツナが立ち止まったので俺達も立ち止まる。
後ろを見るとかなりかっこいい青年が居た。
「お兄ちゃん!」
「もしかしてその4人が…?」
「うん、勇者様!
それより久しぶり。」
セツナは兄に会えてとてもうれしそうだった。
久しぶりということはしばらく会えていなかったんだろう。
「初めまして、私はセツナの兄でエースと言います。」
「よ、よろしくお願いします。」
「今からルーシー様のところへ行くの。一緒に行こうよ。」
「あぁ、分かった。また婚約の話だろうけどなぁ…。」
エースはそのルーシーと呼ばれた人のところへ行くのにかなり気が重そうだ。
俺達4人は2人の後ろでひそひそと話す。
「セツナの兄ってこの城の人と婚約してんのかよっ!」
「そうみたいだな。」
「そりゃ晴仁と秀と翔より何倍もかっこいいから彼女や婚約者の一人や二人…
あ、翔は彼女居るんだね。」
「なんで思い出したように言うんだ。」
「なんか翔って彼女居ないイメージが…。」
「ひどいだろうそれは。」
「っていうか俺達かっこいい方だと思うんだけどなー」
「…自分で言うの?それ。」
と、まぁくだらない話をしているうちにルーシー様と言うのがいる部屋についた。
ルーシー様は王様と女王様の娘、かなりの有名人だ。
部屋に入るとルーシーは俺たちに目もくれずエースに走り寄っていく。
「エース様もいらしたのね!
ねぇ、いつ式をあげようかしら?」
「…えっと…今、悪魔が復活してきているのは知っているだろ?
だから、その騒動が終わったら。結婚しよう。」
「騒動が終わるって…勇者様が来たわけでもないのに?」
「いいや、その4人が勇者なんだ。」
エースが手をこちらに向けてそういう。
ルーシーは俺たちにやっと気付いたのかじーっと見てくる。
「エースが勇者じゃないんだぁ…、末裔ならてっきりそうかと…。」
かなり残念がられた。
そして今分かった事実、エースは1000年前に救ったと言われる勇者の末裔らしい。
エースがそうということはセツナもそうだろう。
末裔だったからお嬢様であるルーシーと婚約するという話も出てきたのだろう。
「異世界から来るのが勇者なんだろう?だからエースさんだと無理なのだよ。」
残念がられたのに少しイラついたのか、翔が優しい物腰で反論する。
「…あなたよりエースのほうがかっこいい。」
「……。」
「まぁまぁまぁまぁ翔サン?落ち着いてくださいねー、はいはい。」
「そうそう、本当の話なんだから今更落ち込まないでっ!」
秀と柚が慌てて翔を引きずり、奥の方に連れていく。
柚が連れて行くとむしろ逆効果な気もするが。
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