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海でキミに恋をした〜ちょっとしょっぱい恋の味〜

7ぽよぽよ:2012/02/08(水) 20:58:50 HOST:i58-95-66-227.s10.a045.ap.plala.or.jp
「気持ちいい〜」

海って気持ちいい。

あたし、海大好き!

「今日は何するの?」

あたしが聞くと、海は、

「わかんない」

と言った。

「海、なんでいっつも海見てるの?」
「海が好きだから。柚海は?」
「…あたしね、前、すっごく海がキライだったんだ」
「…何で?」
「…海でね、お父さんが死んだの」

海は驚いてた。

そりゃそうだよね。

急にこんな話されたら。

「何か、子供がおぼれてたらしくって…。お父さん泳げないのに、海に飛び込んだんだって。でもね、その子供も、お父さんも、おぼれて…死んじゃった…」

あたしは目に涙をためた。

今にもこぼれそう。

すると、海があたしの涙を拭ってくれた。

ドキン…。

海…。

次々と涙が出てくる。

「うっ…おとぉ…おとうさ〜〜ん…ふぇっ…うぅ…」

あたし、お父さんに会いたかった…。

「大丈夫だよ」

海はあたしが泣き止むまで、ずっと一緒にいてくれた。

あたし、海(かい)が好き。

海(うみ)も、前より好きになれた気がする。

「ありがとう…か…」

「ありがとう 海」と言い終わる前に、頬に柔らかいものがあたった。

海があたしに、そっとキスしてくれたのだ。

あたしは海を抱きしめた。

もう、抑えきれない。

このキモチは…。

「俺、女子を好きになったの、はじめて」

海があたしの耳元で囁いた。

「あた…」

「あたしも」と言おうと思ったその時。

ドサッ。

へ?

今、後ろでドサッって音がしたような…。

後ろを振り向くと、見たことないおばさんが、立っていた。

その下にはバック。

ん?

見られ…た?

「か、母さん!?」

んえぇーーーッッ!?

そ、それはマズイんじゃ!?

「か、海…?」

海、あたし、海のお母さん…みんな顔が赤くなる。

「つ、続けていいのよ?」
「この雰囲気で続けられるかーーッッ!!」

あたしは恥ずかしくって、固まってた。

待ってよ、今までのこと振り返ると…。

キス…されたよね?

好きって言われたよね?

あたし、海のこと抱きしめたよね?

「アーーーーーーーッッ!!!!!」

あたしは高い声を出した。

いや、これは悲鳴だ。

「あ、あたっ、あたし、帰るね!」
「えっ、ちょっ、柚海!?」

あたしは走って帰った。

途中でコケたけど。

「アーーーーーーッッ!!!」

もう一度家の中で叫ぶ。

高い声で。

は、恥ずかしい〜〜〜〜!!!

あたしは、考えてはベッドに倒れ、起き上がっては叫ぶ…と繰り返した。

そしてあたしは気持ちを抑えるために、寝た。

でも、この胸のドキドキは、抑えられなかった。


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