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海でキミに恋をした〜ちょっとしょっぱい恋の味〜

6ぽよぽよ:2012/02/08(水) 20:54:19 HOST:i58-95-66-227.s10.a045.ap.plala.or.jp
あたしは暗い気持ちで授業を受けた。

普通…か。

こんなに傷ついたのも、あたし初めてかも。

胸が、痛い。

パサッ。

「…え?」

あたしのノートの上に、紙切れ。

何だろう…?

紙切れには、こう書いてあった。

『普通なんて、ウソだから』

あたしは海の顔を見た。

海の顔は真っ赤だ。

可愛い…。

あたしは、胸が温かくなったような気がした。

あたしはノートを少し千切り、シャーペンで5文字の言葉を書いた。

『ありがとう』

海は微笑んでくれた。

あたし、やっぱり海のこと、好き。

いや、好きよりももっと…大好き。

「海って女子ニガテでしょ」
「な、なんでそれを…!?」
「行動とか、言葉でバレバレ」
「うぅ…」
「でも、あたしは大丈夫なんだね」
「…なんか柚海は違うんだ…ほかの女子と」
「それって、褒めてるの?」

ちょっとニヤニヤしながら聞いた。

すると海は照れくさそうにうなずいた。

可愛い…!!

「アリガト」

あたしもちょっぴり、恥ずかしかった。

そして、昼休み、学校のこといろいろ海に教えてあげたんだ。

で、今は放課後。

あたしは、部活行ってない。

ダルイし☆

「海は部活何するの?」
「柚海は?」
「帰宅部」
「じゃ、俺もそれで」
「それと、海、今日海行く?」
「当たり前」

海の顔が明るくなる。

本当に好きなんだなぁ、海。

あたし、海も海も大好き。

そしてあたしたちは、海に行った。


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