魔術師・アラン伝説

3：桃花：2012/01/14(土) 17:59:04 HOST:p12155-ipngn100201oomichi.oita.ocn.ne.jp: 　しん・・・・。静まり返った夜。足音がとても響く。黒いマントが動いている。
「かわいそうなアラン・・・・・」
　クックック。乾いた笑い声が闇に響く。一瞬にして町は呪われる。

朝・・・・・
「おはよ」
115町に住むアランです。115町なんて、変な町の名前だろ？僕も町の名前の由来はわからない。まあ、ともかく朝のしたくをしなきゃいけない。スリッパをはき、1かいに降りていく。
きょうは、100年に1度の大事な儀式のひ。一生に1回出れるか出れないかのとても大切な儀式だ。父さんはもうとっくに儀式にいっている。母さんは、僕が3歳に頃に何者かに殺された。母さんに会いたかった。一目でいいから。
いや、今はくよくよしてる暇はない。100年に1回の、大切な儀式の日だから。

こうした僕は家を出た。もうこの家には二度と帰ってこれないことも知らずに。

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

（画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります）

掲示板管理者へ連絡無料レンタル掲示板