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蝶が舞う時…。 ―永遠―
195
:
燐
:2012/02/03(金) 21:36:50 HOST:zaq7a66fd0c.zaq.ne.jp
「コンプレックス…。」
私は俯いて右手を握り締めた。
行かなきゃ…。
憐の所に…。
私の足は無意識に憐が居る方向に進んでいた。
「夜那。何処に行くつもりだ。」
背後で誠が呼ぶ。
「…誠。お願い…私を…憐の所に行かせて!!」
そう言って私は一気に駆け出した。
その様子を見ていた影の私は悲しそうな目で私を見ていた。
「誠は追いかけるの?陽の私を。」
影の私は静かに口を開いた。
「いや…止めとく。アイツの問題に態々俺が首を突っ込む必要がない。
憐の弱点を克服させるつもりだと俺は思う。」
「そうね。きっと夜那なら憐を助けてくれるわ。私はそう信じる。」
影の私は胸元に手を乗せ、目を瞑りながら言った。
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