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白銀月夜の狼

12緋織:2011/12/19(月) 19:11:43 HOST:121-84-18-13f1.hyg2.eonet.ne.jp



 1−10



 はい、と返事をして寝台から起き上がると、遠慮がちに扉が開いた。
「ジュリアナよ。……お時間はあるかしら?」
 金色の髪を見事に結い上げたジュリアナだった。
「ごめんなさい。お疲れのところを邪魔してしまって」
 カーティスの自室に入り、扉をまた遠慮がちに静かに閉めた。
 この姉は、たとえ相手が弟であっても丁寧な態度と言葉づかいをする。もともと斟酌をする人物ではあるのだが。
「いいえ、邪魔ではありませんよ。それより姉さま、どうなされたんですか?」
 しつこいようだが、確かジュリアナも今ダンスのレッスンに忙殺されているはずだ。そのジュリアナがわざわざ弟の自室を訪れるなど、何かあったのか。
「ええ……。もしかしたら私の勘違いかもしれないのだけど。……最近貴方に元気がないように見えて。それで、心配になったの」
 ジュリアナは長い睫毛で目を伏せながら、手近にあった椅子に腰かけた。カーティスも向かい合わせになる体で椅子に座る。
「私の見間違いだったらごめんなさい。でも普段元気なカーティスがつらそうなのは、私もつらくて。もし、話せることなのだったら、私に話してほしいなって」
 ジュリアナはよくこの弟・カーティスのことを見ているようだ。自分でも出していないと思っていた細やかな感情の変化を感じ取れるとは。
 「元気がない」思い当たるのは……。
 
 人間離れした少女・フェリシアのことだ。

 カーティスはあのとき―――森で、フェリシアの手をとったとき―――フェリシアから受け入れられたと思っていた。それが2回も鼻であしらわれ、挙句の果て「信用ならぬ」と言って走り去ってしまわれては、傷つく。誰であっても。……と思う。
 しかしそれを他人に言うのは憚られた。何故か、とは言い表しにくいが、とにかく誰にも彼女の存在を広めたくなかった。
 カーティスは出来るだけ明るい表情になるように努めて答えた。
「大丈夫です。僕には何の心配も悩みもありませんよ。ただ強いて挙げるなら、『童顔』からおさらばしたいものですね」
 『童顔』。これはカーティスのコンプレックスのひとつだ。
 ジュリアナは、ぷっと吹き出すと手で口元を押さえた。それすらの動作でさえ、優雅で気品が漂う。
「そう。なら良かった。だーいじょうぶ。童顔なら時間が立てば何とかなるわよ。父さまも母さまもお綺麗な方でいらっしゃるしね」
 ジュリアナは最後に弟を抱きしめる。抱きしめる腕はカーティスと変わらないか、カーティスより細い。カーティスも姉の背中に腕を回した。姉の滑らかな金髪が顔にかかって少々むず痒かった。


***


 そのころフェリシアはまた、左眼の眼痛に苦しめられていた。
 最近どうも激痛の頻度が増え、間隔も短くなってきている。
 しかし薬はない。だから黙って耐えているしかない。
 痛みの最中には、脳裏に何かが浮かび上がってくる。何かの、断片のような。
 ほどなくして痛みが落ち着いてくると、フェリシアは目をそっと閉じた。途端世界は真っ暗な何もない世界へと切り替わる。
 いつまで、私は。

「孤独でいればよいのだ……。これも掟を破った罰なのか……?」
 
 目を開ける。見ると、一度止んでいた雪が、再び降り出した。フェリシアにとって雪ほど心地よいものはない。
 木々に凭れると、雪がフェリシアの全身にかかり、やがて自然と敷布のようになる。
 そういえば、あの数日前に出会った少年。変におせっかいなヤツだったな。……私とは違う、きっと常に誰かに囲まれて過ごしているのだろう。私のことなど、とうに忘れて。
 自分から蹴ったくせに、何だか寂しくなってきて。フェリシアはぶんぶんと頭を振る。乗っていた雪はハラハラと舞い落ちて、地面の雪と同化して分からなくなる。
 陽と月が交代した。これからは漆黒の闇が広がっていく。
 フェリシアは激痛に襲われた疲れのせいか、痛みから解放された安堵のせいか、目を閉じるとすぐに意識を手放した。
 
 そもそも私は今までずっとひとりぼっちだったではないか。その私が『寂しい』という感情を持つわけがないのだ―――……。

 
 

『 ―――生きろ。生き続けるのだ。我の分身よ。誇りを失わなければ、いずれきっと…… 』

 

 嗚呼、そんな日は、果たして訪れるのだろうか―――……?

13緋織:2011/12/28(水) 08:26:19 HOST:121-84-18-13f1.hyg2.eonet.ne.jp


1-11



雲の切れ端まで隅々みえる。草木がかすかに揺れる程度に風が吹く。鳥たちが木や空で大合唱。
 そして、最近灰色一色だった空に、色鮮やかな青が戻った。そう、今日はこの寒い地方じゃ滅多にない、晴天の日だ。
 雲や霧に邪魔されず、本領発揮の太陽から光が溢れ漏れだしている。それは、カーテンを切り裂く勢いで、窓から差し込む。
 本来なら踊り子ならば、舞の一つや二つ舞うところなのだ。
 が。……カーティスはそれのおかげで目が覚めた。
 カーティスの場合、一度目が覚めるとスイッチが入ってしまうのか、二度寝は出来ない。侍女や教師は褒め称えてくれるが、ティファニー曰く「二度寝より心地よいものはないよ〜。カーティスはしないの? えっ、できないのぉ? ……へー、すごいね。―――ねぇそれって嫌味?」らしい。このティファニーの後者のひねくれ具合は、後ろにブライスが立っていたからだろう。
自分の体温ですっかり温かくなった布団を剥いで、もそもそと寝台から下りる。枕は寝るときと変わっていない。寝相は良すぎるくらいだ。……とティファニーに言ってみたら睨まれた。
 ああ、今日は正直ゆっくり寝ていたかったなぁ。昨日はあんなに遅かったんだから。
 というのは、昨日ブローチの礼で、ティファニーが訪ねてきたからである。

「カーティスさま。先日は寒い中御手を煩わせてしまい、大変申し訳ありませんでした。……ほら、お嬢さまからもきちんとお礼と謝罪をなさい。カーティスさまにご迷惑をたぁーっぷり掛けたのですからね」
 『たっぷり』をかなり強調する背景には自分の失態を巻き髪少女に理解させるためだろう。
 黒縁メガネでティファニーを叱る様は、家庭教師そのものだ(実際そうである)。
 ブライスさんって……、役にハマりすぎ。
 カーティスは、苦笑いで子爵令嬢(ティファニー)と家庭教師(ブライス)を眺める。
「お嬢さま。前にしっかりお立ちになって。……何をなさっておいでなのですか」
 ティファニーはブライスの後ろで、何やら指をごにょごにょと動かしていた。ブライスの背中に垂れた黒髪を指に巻きつけているようである。呆れ顔になったブライスはティファニーの腕を、強引に引っ張ってブライスの前に立たせた。
 ティファニーは顔を上げず、床を睨み付けている。
「……お嬢さま」
 これで何度目なのか分かっているのか、と言わんばかりのため息で、ブライスはティファニーの肩に手を置いた。
 それでもティファニーは視線を上げない。よく見れば、大理石の床に雫の粒が。
 上げられなかったのだ。ティファニーの小さな身体は小刻みに震え、小さな嗚咽が漏れていた。
 カーティスはそんな従兄妹を見て、腰を落とした。目線を合わせるために。
「ティファニー。もう泣かないで。……ブローチなら戻ってきたじゃないか。ね?」
 優しくあやすように声を掛けてやると、ティファニーの堰は切れたようである。本格的に泣き声を上げ始めた。
 カーティスは巻き髪少女の濡れた目元を拭ってやる。しかし拭いても拭いてもその目元は乾かない。
「どうしたの、何か傷ついているのかい?」
「……ウゥッ、だってぇ……ヒッ、ぅ、カーティス、怒ってたじゃない。……フッぅ、あの食事したときぃ……。すっごく、すっごく怒ってたじゃない。……ティファニー、……どうあやまっていいのか、……分かんない、の……」
 食事のとき? ああ、そうか。ティファニーは、
「勘違いしちゃったのか。違うよ、ティファニー。あのときはね、怒ってたんじゃないよ。君のブローチのことが心配だったから……」
 ティファニーのブローチをカイルが外で失くしてしまった夜の食事のとき(ジュリアナの誕生日)。ブローチはティファニーの祖母の遺品で、大変高価な物である。だが、それ以前にベックフォード家、おばあちゃん子だったティファニーの大切な物だと知っていた。だからもし、誰かに盗られてしまったら。あのまま見つからなかったら。とカーティスは心配していたのである。それでつい、難しい顔をしてしまっていた。それを見たティファニーが「怒ってる」と、思い間違えたのだろう。
 普段温和なカーティスが怒るなど、ティファニーには信じられなかった。だから、どう謝ればいいのか、分からなくなってしまった。と、涙ながらで話すティファニーの言葉からカーティスは繋ぎ合わせた。
 ブライスはそっとティファニーの肩から手を外した。
「バカだねティファニー。僕はそんなことで怒ったりしないよ。……怒ってないから泣き止んで」
「……本当に?」
 ティファニーは目を潤ませながら、小さな声で問い返した。

14緋織:2011/12/28(水) 08:27:59 HOST:121-84-18-13f1.hyg2.eonet.ne.jp



1-12



「ああ、本当さ」
 微笑みながら抱きしめてやると、ようやくティファニーは落ち着き始めた。
 腕を解いて立ち上げると、ブライスがそっとカーティスに囁いた。
「……流石ですね。素晴らしい。このお嬢さまの憤懣を爆発せずに慰撫できるとは。屋敷中を探しても、貴方様に勝る方はいらっしゃいません。素晴らしい、実に素晴らしい。私も見習わせていただきます」
 素晴らしい、素晴らしいと連呼するさまは、日頃巻き髪少女にどれだけ手を焼いているかをよく表していた。
 ブライスさん、必死になりすぎると駄目ですよ。押しちゃだめです、引くんですよ。
 と余計だろうが(ブライスはプライドが高い。ことに教育に関しては)つけたしてやると、ブライスは意外に、
「非常に参考になります。ありがとうございます」
 と一礼してみせた。

 ……その後ティファニーはベックフォード家に戻るのかと思いきや、
「ティファニー、今日はカーティスの屋敷にいたい! だってベックフォードに帰っても誰もティファニーの話聞いてくれる人いないんだもん……。ねぇ、ブライスいいでしょ?」
 来たときとは打って変わって、ティファニーは笑顔全開だ。
 しかし、ブライスは顔面にレンガをくらったような顔をして、動かなくなっていた。これは恐らくショックを受けている顔だ。「話を聞いてくれる人がいない……? おかしい、私は毎日聴いて差し上げているのに……」とブツブツ呟いていたので、カーティスは必死に執り成した。
「そんなわけないだろう、ティファニー。ブライスさんだってちゃんと……」
「ううん。ブライスはすぐ『消灯の時間です。おやすみなさいませ』だけ言ってすぐ電気消しちゃうんだもん」
 言葉を用意していたかのように、カーティスの言葉を途中でぶった切った。
 ブライスは完全に固まっているのを見て、カーティスはまた苦笑い。

 ……ベックフォード家からもエアルドレッド家からも了承を得て、ティファニーはエアルドレッド家で一夜を過ごすこととなった。
 しかし、結局はティファニーはベックフォード家に戻ることになった。
 それは深夜のこと。
 年が離れているとはいえ、カーティスとティファニーは異性なので同じ部屋で寝るわけにはいかない。そこで、ティファニーはジュリアナと一緒に就寝することになったのだが……。
 カーティスが夢の真っただ中にいる中、扉を遠慮がちに叩く音がした。寝ぼけながらでも何となくわかった。この叩き方はジュリアナだ。で、ジュリアナがカーティスに用があるとすれば……。

「……ティファニーか」

 予感は見事的中。ジュリアナが部屋に入ってきたとき伴われていたのは。
「夜分遅くに申し訳ないわね。……でもティファニーが」
「……ティファニー。何があったんだよ……」
 ティファニーは何故か泣きじゃくっていた。目元は腫れているような気がする。
 ティファニーが泣いて答えないので、ジュリアナが代わりに答える。
「……家が恋しいみたい。ブライス、ブライス、って呟いていたから……」
 何だかんだ言って、やっぱり頼りになるのはブライスさんじゃないか。
「どうする? ティファニー、ブライスに迎えに来てもらう?」
 ジュリアナが訊くと、ティファニーは僅かながら首を縦に動かした。
 ジュリアナは執事を起こし、ティファニーの迎えを寄越すようにとベックフォード家に連絡を入れさせた。
 
 ティファニーが馬車で帰るのを見届けると、カーティスもジュリアナも倦怠感が襲ってきた。それもそのはず、今は真夜中なのだ。しかもジュリアナはティファニーがグズっているのにも付き合っていたため、疲労は甚だしい。
「カーティス、もう寝ましょう。おやすみなさい」
「おやすみなさい、姉さま」
 こうして2人はそれぞれの自室に引き上げて行った。

 ……というわけで、今日はぐっすり眠って朝寝坊していたかった。執事がその旨伝えてくれているはずなので、カーティスもジュリアナも今日は朝食は遅くても構わない。
「……とはいえ、二度寝は出来ないからなぁ……。よし、起きるか」

15緋織:2011/12/29(木) 17:03:53 HOST:121-84-18-13f1.hyg2.eonet.ne.jp



1−13



 朝食を食べに食堂へ降りると、ジュリアナはもう食事を開始していた。
「おはようございます、姉さま。お早いですね」
「あら、おはよう、カーティス。実は私も寝られなくってね」
 ジュリアナは微笑むと、カーティスに向かいの席に座るように促した。カーティスは素直にそれに従って椅子に腰かける。
 ナイフとフォークを握って、食物を口に運ぶ。
 今日の朝食は、朝遅いこともあって少なめに摂った(昼食が食べられなくなるので)。
「昨日はお互い大変だったわね。今日はゆっくり休んでちょうだい。……あら」
「どうかなさいました?」
「ええ、今日は雪が溶けてるな、と思って」
 ジュリアナが窓の外に視線を向けたので、カーティスもそちらを伺う。
 白銀の雪はほとんど溶けかけていて、新緑の草がちらほら見える……。って、
 カーティスはまだ朝食途中なのに、ナイフとフォークを叩きつけるようにして食堂を飛び出した。
「え!? ちょっと、カーティス!?」
 ジュリアナの絶叫が後ろで響いていた。

「グレアム! グレアム! 急で悪いけど馬車出してくれ!」
 馬小屋で馬の毛並の手入れをしていたグレアムは、カーティスの声に振り返った。
「はぁ、いかがなされたのですかな」
「いいから、今すぐ! 行先は前の森で!」
 急いでいるというのに、このグレアムの鈍感さは若干じれったい。
 が、従順なグレアムはカーティスの顔色に気づき、弾かれたように慌てて馬車を出してきた。
 カーティスはそれに乗り込むと、森へ急いだ。
 
 白銀髪の少女―――フェリシアがいる森へ向かって。

16緋織:2011/12/29(木) 17:04:38 HOST:121-84-18-13f1.hyg2.eonet.ne.jp



1−14



『行くな、何処へも。……お前だけは』
『ああ、いるとも。私たちは、2人でひとつなのだから』

『……私たちにとって、幸せとは何なのだろう』
『はたして幸せはあるのだろうか』



『―――……いつまでも……共に』



***


「ああ、もうここでいい、降ろしてくれ!」
 森まではまだ少しあるが、カーティス自身の疼きが声を作っていた。
 えっ、ここで? とグレアムが言うより早くカーティスは馬車から転がり出た。その弾みで、靴先を扉付近で思い切りぶつけてしまったが、痛みを知覚野にのぼらせる時間を与えている暇はない。
 今日より澄みわたった空を、カーティスは生まれてから見たことが無い。いつもは寒くて凍えてしまいそうなのを防ぐために着こんだ服は暑くてしょうがないくらい。走りながら、身体中が汗を吹きだしているのが分かる。
 数日前まで雪しかなかったくせに、あんなに積もっていたのに。快晴だからとはいえ、何でたった半日程度で溶けかけようとしてるんだ。

『私は厳寒の地でないければ生きられないのだ』

 哀愁を漂わせながら、そう呟いた少女の顔が忘れられない。頭からこびり付いて離れない。
 その姿を脳裏に思い浮かべると、不安で心配で。
 
 雪の彫刻で創られたかの如き少女は、―――溶けていないだろうか、と。

「フェリシア! 君はどこにいるんだ!?」
 カーティスの悲痛な叫びは、木々が空気を吸うかのように吸い取ってしまった。


***


 銃身から飛び出た弾丸は、真っ赤な血を引きずり出した。
 一瞬だった。
 生まれ持った素質と、鍛えぬいた反射を持ってしても視界に捉えることは出来なかった。
 何がどうなったのかは理解できなかった。
 片手で片眼にそっと手を当てる。その手に染みついたものをもう片方の眼で見つめる。
 そのとき初めて何が起こったのかが分かった。脳が、そして身体中が全てを理解した。しばらくの間沈黙していた痛みは、患部に集中する。
 
『フェリシアッ!』
 
 甲高い悲鳴が辺りに響くが、そんなことにまで精神を割けるほど、この身体が頑丈でないことを思い知る。
 なんだ、所詮やはり寿命ある生物だったのか。それでは生み出された意味が。
 
『おのれ、よくも―――! 思い知れ、下劣で下等な者よ!』

 駄目だ、そんなことをしては。
 薄れゆく意識の中で、感情に任せて暴れまわるもう一人の自分をみた。
 そこにいたのは人々が魔界の住人と恐れ、蔑んできた獣の姿であった。
 感情を制御する機能が備わっていない獣は、暴れ狂い己の全てを出し尽くすまで止まることはない。たとえ、同胞であったとしてもくい止めることは不可能だ。
 誰であっても暴走を止められない。それ故に、獣と畏怖されるのだ。姿だけでなく、中身までも狂暴な血と細胞で埋め尽くされているのだと。
 しかし、それではいけないのだ。
 それでは、我らはこれからもずっと誰からも信用されない。
 助かるために、生きるために、折れることは必要なのだ。怒りや憎しみといった感情を手放さなければならないのだ。
 
『……何ということを。やはりお前らには無理なことであったか。……咎人は消え去るほか道はない―――!』

 やめてくれ。そいつを私からとらないでくれ。
 私にはもう何もない。何も、誰かのぬくもりでさえも。
 二人でずっとずっと共に寄り添い、生きると約束したのだ。だから……。


「私たちを離れさせないでくれ、孤独は嫌だ、独りにしないで……!」


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