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「COLLARS」

20kalro:2012/04/08(日) 17:04:57 HOST:nttkyo015124.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
「光が…俺に怯えてる…?確かに姿が見えないが…。」
そんなに怖かったかな…?
「あれは怯えてもしょうがないだろう。当事者でない私ですら少し身震いがした。」
「…俺も。」
「…………同意。」
そんなにか!?
「えー、マジで…?」
「マジだ。早く光の所に行ってやれ。怯えたままじゃ話にならん。」
自分は一体どんな表情をしていたのだろうか?
どこまで冷たい眼をしていあたのだろうか。
昔から目つきが悪いとかで不良に絡まれたこともあったな…。
嫌な思い出だ。
「…ちょっと行ってくるわ。」
隣の部屋にいるらしい光に会う為に、俺は痛む身体に鞭打って歩き出した。






コンコン…。
「…光?入っていいか?」
まず入れてくれるのか?
…………………。
広い廊下にはノックの音しか響かない。
やはり怯えているのか…。
仕方ないから扉は無理やり開ける事にしました。

21kalro:2012/04/08(日) 17:29:37 HOST:nttkyo015124.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
「…悪いが勝手に入らしてもらった。」
「…ッ!!??」
光は俺を見た瞬間、部屋の隅まで逃げてしまった。
扉は樹に開けてもらいました。
「…光?」
気づけば光は小刻みに震えていた。
「…み、水希…。まだ怒ってる…?ごめん…。私が悪かった…。だから…!」
そう言ってる途中も俺の眼を見ていない。
あの、気の強そうな光が泣いている。
「光。俺の眼を見て。もう大丈夫だから。」
「む、無理よ…!怖い…水希の眼が怖い…!!」
…これは重症だな。
ここまで俺の眼がトラウマになるなんて…。
「…俺はもう怒ってないよ…。もうあんな冷たい眼はしない。…だから顔を上げてくれ。」
「…本当に…?」
「本当だ。」
今はキレてないから大丈夫…のはず。
「……………。」
光は無言で顔を上げてくれた。
気の強そうな顔は涙で濡れている。
眼の周りも真っ赤になっている。
「…な?大丈夫だろ?」
「…………。」
光は無言。まだちょっと震えている。
「…まぁ、今はいいからこれから少しでも俺に慣れてくれよ。」
「………気が向いたらね…。」
…光らしい。
そして、俺にとって初めての仲直り。

22kalro:2012/04/15(日) 16:38:11 HOST:nttkyo015124.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
「…解決した。」
光が俺を怖がらなくなったのでひとまず解決と言えるだろう。
それにしても…以外だったな。
まさか皆が俺なんかにビビるなんて…。
まぁ、偶然だろ。
「おう。お帰り。結構早かったな。さて…まずはこれだけ説明しておこうか。君達の能力についてだ。」
「やっぱり、各々で違うんですか?」
「あぁ。色にはそれぞれ属性がある。髪色から分かる通り、
樹は[森]
紅は[火焔]
光は[雷]
私は[重力]
そして、水希は[水]と[氷]だ。
何故、水希だけ二つの属性なのか?それは水色が混色だからだ。青と白を混ぜた色。青は[水]、白は[氷]だからな。」
氷って水色のイメージが強いけど白なのか…。
「問題はこっからだ。もちろん色を奪った集団は色を奪ったのだから能力が使える。これに対抗する力を身につけないといけない訳だ。私と樹は3年ほど前からこの力を使えたから、問題ないが…紅と水希は能力が暴走しかねない。さっきみたいにな。」
「…た、確かに。」
「…と、特訓しなきゃ。」
「そう言う事だ。幸いあっちにも私達の事は知られていないはず。」
それにしても…水と氷の2つの属性か…。
俺に使いこなせるのか?

23kalro:2012/04/15(日) 16:55:26 HOST:nttkyo015124.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
「能力を使うにあたって、一番大切な事はイメージだ。というか、イメージすれば大体の事が出来る。」
確かに、紅もいきなり使えていたな。
俺は暴走していたが。
「能力…[COLLARS]は何もただ、自然攻撃ができる訳ではない。うまくイメージすれば自分の底に合ったものならある程度何でも創ることができる。」
「こんな感じにね。[雷刃]。」
一瞬光ったと思ったら、光の手には一振りの刀が握られていた。
簡単に説明するならば、ライトセイバーの刀版のようなもの。
「光は持っていて熱いとかないのか?」
「[COLLARS]は使用者には影響がないみたいなの。」
「うへぇ…、とんだチート能力だな。」
「いや、それでも万能ではないぞ。使いすぎると前兆無しに意識を失う。戦闘中にこうなったら間違いなく死ぬな。制限して戦わないとならないんだ。」
「マジかよ…。」
突然意識が途絶えるって…。死と隣り合わせじゃないか…。
「よし、じゃあ、何か創ってみな。そうだな…。創ったら私と戦闘してみるか。」
「「えっ!?」」
マサさんと実戦練習!?
下手したら殺されかねないような…?
「やってやりますよ!![焔刀]!」
紅は真っ赤な刀を創りだした。
俺は…うん。あれにしよう。

24kalro:2012/04/15(日) 17:21:46 HOST:nttkyo015124.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
「[水氷双刃]!!」
右手には水の短刀が。
左手には氷の短刀が。
すげぇ…本当に出来た…。
「…ほう。日本刀と双剣か。いいだろう、かかってこい。」
「え?マサさんは何か創らないんですか?」
「これで充分だ。殺す気でかかってこい。」
そう言われても…。
「いいんですか?行きますよ!!」
紅は既にマサさんへ向けて刀を振り下ろしていた。
「…なかなかいい斬撃だな。」
だが軽々とマサさんにかわされてしまった。
その後も何度かマサさんに斬りかかるものの、全て軽くかわされる。
「はぁ、はぁ…。全然当たる気がしない…。」
「紅。ちょっと大振りしすぎだ。次は…水希、来ないのか?」
「行きますけど…、いや…行きます!!」
正直剣術なんて使える気がしないけど、取り敢えずやってやる!
まずは、水刃でマサさんの右腕を狙う。
案の定簡単に避けられるが、それは想定内。
避けた所に氷刃ですぐさま追撃。
これを繰り返していけば…一撃くらいなら当たるはず!!
「…こりゃ、結構辛いね。一撃一撃正確に狙ってきてる。ちょっと危ないから能力使うぞ。」
後…後少しで当たる…!!
ここだ!!
「残念。[グラビド]」
「なっ!?逸らされた!?」
完璧に捉えたと思っていたのに、急に重力が強くなり外された。
俺の一撃は空を斬り、床を叩いた。
「くっそ…。」
「ハハハ!二人とも充分戦える力量を持ってるな!これなら大丈夫だろう。」
マサさん…強すぎる!
俺の持てる力全てぶつけたつもりなのに…。


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