したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

人生を自由と読むサイコ男と妖怪女

4:2011/11/27(日) 13:10:36 HOST:zaq7a66c1fa.zaq.ne.jp
こんです。

此処では2つの小説を書いてます燐です。

タメおkなので宜しくお願いします!!

5脳筋トレ漢72キロ:2011/11/27(日) 13:21:12 HOST:zaqdadc6848.zaq.ne.jp
燐さんこんにちわ。
挨拶ありがとう、脳筋でやがります。

書くのは遅いですが宜しくお願いしゃす!

6脳筋トレ漢72キロ:2011/11/27(日) 13:46:01 HOST:zaqdadc6848.zaq.ne.jp
(読み返してみたら誤字がいくつかありました。恥ずかしい、書くのも面倒なので(脳筋ですから)そのへんは皆さんで解釈しておいてください。すみません)


かっぱは何かを感じ取ったのだろう、川に跳び込んだ。ちゃぽんと小さなしぶきをあげて水中に身を隠した。
迅騎は慌ててかっぱが跳び込んだ水面を覗き込んだ。
それは川とは言い切れないほど深く、そこも濁って見える。迅騎は水面に石を投げて悔しがった。

「くそ! 逃げられた!! 皿野郎がっ!!」
かっぱに変なあだ名つけて叫び、迅騎は手をぶらぶらさせてマリに言う。
「もう終了だ」
「えっ?!」

川辺に座り込みすでに彼はやる気をなくしてしまっている。マリはまたいつもの事だが今回では許す気にはなれなかった。
迅騎に歩み寄り頭を叩く。
ちょうど座り込んだ迅騎の座高と同じぐらいのマリの身長、ちいさな女の子に叩かれても痛くも痒くもない。

「河太郎を退治しないとお金もらえないんだよ!」
「わかってますよ。逃げられたなんて報告すりゃあ俺の首もあぶねえからな」
その時だった。
ベチョリと川にのびた迅騎の足を濡れた手が掴んだ。水掻きがついているその手はまぎれもなくかっぱの手だった。

「おっ?」
その手は迅騎を川に引きずり込もうとした。
マリは咄嗟に迅騎のコート掴んだが抵抗もできずに迅騎は悲鳴もたてずに川に引き込まれた。

7脳筋トレ漢72キロ:2011/11/28(月) 22:50:19 HOST:zaqdadc6848.zaq.ne.jp
「ゴボォ?!」
突如視界が暗くなり迅騎はもがき苦しんだ。
足をつかむ手を離そうと足をばたつかせるが迅騎は水底に引っ張られていった。底から見える不気味に光る二つの目玉、かっぱの仕業に違いないのは明らかだった。

「ゴボゴボォ!!」
水中では言葉にならない罵声がかっぱに向けられる。
迅騎は状況を打破するべく、かっぱの手を掴み力いっぱい引っ張った。するとどうだろう迅騎の考えたとおりにかっぱの手は抜けた。
少しビックリした様子の迅騎だったが水面目指して泳ぎだした。

「迅騎・・・大丈夫かな?」
川原ではマリが心配そうに水面に顔を近づけていた。
すると、突然顔が飛び出してきてマリに頭突きをかまして吹き飛ばした。

「いったー!?」
「邪魔だぞマリ!」
転がるように川から出てきたのは迅騎だった。かっぱの手を掴んだままのずぶ濡れの迅騎は手を叩きつけた。
両手のつながったかっぱの手は実に奇妙な物だった、グロテスクともいえないその手にはどこか愛着するわき部屋の壁に飾りたくなるようなものだった。
マリはそのかっぱの手を川に投げ捨てた。

「なんで投げんだ? 部屋に飾ろうと思ったのによ」
「かっぱに返さないと可愛そうよ」
まったくかみ合わない二人の前に手をはめ込んだのだろう、腕の長さが少しずれたかっぱが川から這い出てきた。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板