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輝く夜空の下君と…

3:2011/10/23(日) 17:20:44 HOST:u203.d049125202.ctt.ne.jp
−第一話−


私たちが出会ったのは高1の春だった。
私は新入生、彼は先輩として。

「あ、君名前何て言うの?」

彼が私に最初に言った言葉。その時私は彼に一目ぼれした。
これが私と彼の出会い。

じゃぁ、私の過去を話すね。時は2年前―――。


−2年前−

あっぶね…遅刻しそうになっちゃったし。入学式早々遅刻はないよね。
私はパンを銜えながらそう思った。
今日から、高校生生活!!カッコイイ彼氏と付き合って、いい友達と遊んで…!
それがあたしの憧れ。

「ふぁっ!あと、ひじゅふんではひまる!!(あ、あと20分で始まる!!)」

ヤバイ…この調子じゃ完璧遅刻っ!!
どうしよ、間に合わないって…。

「あら、恒星高校の制服ですわ。川神、ちょっと止めてくださる?」

何…あの車。超高そうなんですけど。

車から、降りてきたのは同じ恒星高校の人だった。
赤バッチをつけてるってことは新入生?

「あの−、あなたも恒星高校の人?」

私がそう聞くと彼女はコクンと頷いて言った。

「えぇ、ところであなた間に合うの?」

「あ―多分無理です…ね」

「じゃぁ、乗るといいわ。川神!」

彼女が大きく声を張り上げると、車から真っ黒のスーツを着た男の人が出てきた。

「なんでしょう?お嬢様」

「川神、この子を車の中へ」

ラッキー!これで遅刻せずに済む!ありがとう…あれ?名前なんて言うんだろう。

「あの、名前は…?」

「宇住院遥よ、あなたは?」

「旭河亜優と言います…」

宇住院って…名前もお嬢様ぁ〜〜!!

「かわったなまですわね、亜優様」

いや、貴方の方が変わってると思うんですけど。

これが遥との出会い。


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