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夜空の学園
3
:
莉子
◆JdbyUWdgjM
:2011/10/10(月) 14:01:55 HOST:PPPbm6194.kanagawa-ip.dti.ne.jp
受験を受けてから1ヶ月くらいがたち、春が来た。
どの道を通っても桜がたくさん咲いている。
でも驚いたのは家を出てから一分二分の間くらい。もはや飽きるほどだ。
しばらくすると黄道学園と書かれていた校門が見えた。
ここに来たのは『なんとか届け』ってのを出しに来た時以来だ。
昇降口で上履きに履き替え、どこに靴をしまえばいいのか迷っていると先輩がやってきた。
付けている校章や上履きの色は緑。緑が学年色なのは2年生。
「君、名前は?」
「小椋 悠です。」
「分かった、ちょっとまってね。コグレ、コグレ……。」
先輩は名簿みたいなのを持っているから、きっとクラスごとに場所をおしえてくれるのだろう。
そんなことをわざわざしなくても『なんとか届け』を出した時に教えてくれればいいのに。
「…………。」
なぜか急に先輩が名簿を見て固まる。
何かに驚いてるみたいだ。
「…先輩?」
「え!?あ、ごめん。なんでもない。
小椋くんだっけ、君のクラスは1-Bだよ。」
さっき見ていたのとは別の名簿を僕に渡して先輩はもと居た場所に戻る。
1-B、出席番号は7番。1-B7番の下駄箱に靴を入れて教室に行く。
「……なんで居るんだろう…。」
後ろから先輩の言葉が聞こえてきた気がしたけど気のせいだろう。
とりあえず担任とクラスメイトを見るために急いで1-Bに向かった。
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