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寂しがりの□■◇◆たち〜怪奇は貴方の傍に〜
13
:
夢ノ葉
◆mw682KfU2Q
:2012/08/03(金) 16:10:14 HOST:softbank221081054127.bbtec.net
遅くなってしまってすみません!
第六話「紅」
怪談調査は終わった。終わったのだが…
何故か僕はキリ子さんが現れるというトイレに向かっている。
「やっぱり実物を見ておかなきゃね」
好奇心に溢れた目で清水君が言う
なんで僕まで行かなきゃ行けないんだ
そう言いたかったが飲み込んだ
そんなことを考えているうちに目的地に着いた。
「さ、着いたよ」
「う、うん」
今はちょうど5時半だ。
本当に出るのだろうか。というか。まだいるのだろうか
恐る恐るトイレの中をのぞいてみると錆びた鉄のような臭いが鼻を突いた。
目に入るのは紅…
そして首を押さえうずくまる生徒。名前は知らないが同じ学年だろう。
制服が真新しい。
視線を少し上げると見たこともない制服が目に入った。セーラー服だ。この制服の主はきっと、キリ子さんだ。そう思うとこれ以上視線を上げることができなかった。
「これは…」
清水君が声を潜める
「先生に知らせに行った方が良いよ」
そう言って二人でその場を離れた。距離が離れると一斉に走り出す。
職員室に転がり込み先生に伝えた
先生は話を聞くと「後は先生達に任せて今日はもう帰りなさい」と言った
僕と清水君はそれに従った
家に帰ってからも今日のことが忘れられない。
食事ものどを通らなかった。寝るときも上手く寝付けず。いつの間にか朝になっていた。
今日も調査するのだろうか…
続く
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