愛しい君へ～君と過ごした時間～

473：明優：2011/10/21(金) 19:51:13 HOST:i114-185-33-87.s41.a005.ap.plala.or.jp: 「うわぁーん！！！」
子供のように泣きつく私。
それを応えてくれるかのように優しく私を抱きしめるアズ。
何分たってもさっきの怖さは私から離れてはくれない。
「ごめんね・・・アズ・・・。」
私は涙を瞳にためて言った。
「歩・・・？」　心配そうに私を見るアズ。
「もぉ・・・大丈夫だから・・・。さっきはありがとう・・・。」
私はそう言って家への方向に歩こうとする。
「歩。俺、送る。」　アズは私の腕を強引に引き、言った。
「でも・・・。」
「震えてる。」　アズは私をまっすぐに見て言った。
「え・・・？」　私はアズに聞く。
「歩の手、震えてる。まだ怖いんだろ？」
アズにはお見通しだね・・・。
「ありがと・・・。」
私はアズの優しさに甘えた。
送ってもらうことになった。

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

（画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります）

掲示板管理者へ連絡無料レンタル掲示板