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愛しい君へ〜君と過ごした時間〜

31明優:2011/08/29(月) 16:40:36 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
「俺の両親、本当の両親じゃないんだ・・・。」
翔は突然言ってきた。
私は言葉が出ない。ううん、見つからなかった。
「俺さ、捨てられたんだ。昔の両親に。
少し記憶にある。でも両親の顔は思い出せない。
何で捨てたんだって思う。
俺は物心がつき始めたとき、今の両親に引き取られたから
今の両親、俺にすっごく気使ってて・・・。
今もお互い、馴染めない。だから俺は自由に育てられたんだ。
俺に兄弟だっていた。でも離れ離れで・・・。
小さい頃だったから記憶もあいまいで、顔も分かんなくて・・・。
だから歩の家族が羨ましいんだ。大事にしてくれる両親がいてくれて、
可愛がってくれる姉ちゃんだっている。
俺、何で捨てられたんだ・・・。」
翔は今までにないような悲しい顔で言った。
だからきっと人と関わるのが苦手だったんだ・・・。
私は何も言えなかった。
「悪ぃ!!今の話、なしなし!!俺、何言ってるんだ!忘れて!」
翔は慌てながら言った。


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