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蝶が舞う時・・・。
191
:
燐
:2011/08/29(月) 18:23:14 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
明優>>最後か・・・。
曖昧やなぁ・・。
ハッピーエンドで終わるかもしれへんし、
バッドエンドで終わるかもしれへんw
予測不能やww
ま、楽しみにしといてw
192
:
燐
:2011/08/29(月) 18:25:18 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
スズラン>>
そうw誠sエエ事言うねんw
ドSやけどなw
でも・・なw
この後・・災難降りかかるねんなw
ネタバレ言ってもいいんか・・;
193
:
燐
:2011/08/29(月) 18:49:07 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「そ…そうだけど…。お父さんの亡骸…。どうすればいいのか分からないし…。」
私は戸惑った。
「とりあえず…。救急車呼んだ方がいいよな。」
誠はポケットからケータイを取り出し、番号を押そうと思ったその時。
「うっ……。」
誠は胸を押さえて、うずくまった。
「誠……!!?どうしたの…!?」
私は誠に駆け寄り、寄り添った。
誠は苦しそうに、倒れた。
誠の身体から汗が流れ落ちた。
「とにかく、救急車を呼ばないと…。」
194
:
明優
:2011/08/29(月) 19:00:35 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
楽しみにしておく^^
作者も予測できない終わりなんだね。
ますます楽しみなんですけどっ!
195
:
燐
:2011/08/29(月) 19:19:40 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
明優>>たぶんww
196
:
燐
:2011/08/29(月) 19:42:48 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
私は誠の持っているケータイに番号を入力した。
「あの…。助けてください!!」
私は、無我夢中で事情を説明した。
3分後―――…
誠の家の前に救急車が来た。
誠の家の庭に救急隊員がお父さんの亡骸と誠を救急車の中に運んだ。
これが、私の運命なのですか―――
誠を失いたくない――
そう思った――
197
:
燐
:2011/08/29(月) 20:09:44 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
私は呆然とそれを眺めていた。
私はボロボロの足で、救急隊員に駆け寄った。
「あ…あの!私も病院に連れて行ってください!誠と一緒に居たいんです!
お願いします。」
私は頭を下げた。
「いいですよ。さ、入ってください。」
救急隊員の一人は私を救急車の中に入れてくれた。
誠は寝ているのか、目を瞑っていた。
私は誠の寝ている横に座った。
ごめんね…。
私のせいで…。
本当にごめんね…。
私は心の中でそう思った。
私の両目から涙が落ちてきた。
悲しい――
苦しい――
この想い―どうすればいいの――…?
198
:
燐
:2011/08/29(月) 21:17:23 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
私は頭を抱えた。
こんな想いをするくらいなら死んだほうがマシなのに…。
誠の家から、病院まで5分。
病院の玄関前に着くと、救急車は停車した。
後ろの扉が開いて、私は降りた。
私は、病院を眺めた。
とても壮麗で、見てる私も心が穏やかになった。
199
:
燐
:2011/08/29(月) 21:31:25 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
4, 彼方
私は病院に駆け込んだ。
病院は静まり返っていた。
客は数人程度。
私は、病院のソファに座った。
もう私…。
私の眼からまた涙が溢れてきた。
200
:
燐
:2011/08/29(月) 21:32:22 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
コメしますww
いよいよ、クライマックスですw
もしかしたら・・第2期があるかもしれません・・。
後半は少し雑になってしまい・・すみませんw
201
:
燐
:2011/08/29(月) 21:39:59 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
私はそのまま眠りについた。
数時間後――――
私はふいに目を覚ました。
辺りを見回すと、病院の窓から温かい光が差し込んできた。
眩しい――
そう思った。
そう言えば、私…裸足なんだよね。
生まれてからずっと裸足。
靴なんて履いたことない。
私は、手首を見た。
未だに、手錠の痕が残っている。
私は、病院の時計を見た。
午後4時になっていた。
「夕方…。」
私はそっと呟き、立ち上がった。
202
:
ライナー
:2011/08/29(月) 22:43:48 HOST:222-151-086-015.jp.fiberbit.net
ども、ライナーです^^
200≫切りおめでとうございます!
いよいよクライマックスですか……早いものですね。(実質一ヶ月もかかっていないようですが^^;)
やはり情景模写が上手いですね、良い雰囲気出てます^^b
……っと、またもやアドバイスです。うざいですね〜、嫌になっちゃいますね〜まともな小説書いてない人間に何度も批評されるのは……
今回は文の終わり方についてです。
例えば、198≫がその例ですね。
病院の玄関前に着くと、救急車は停車した。
後ろの扉が開いて、私は降りた。
私は、病院を眺めた。
とても壮麗で、見てる私も心が穏やかになった。
と、ありますがこれはいけません^^;
何故かというと、前回したアドバイスでも言ったように、テンポが悪くなります。ですからこの場合は、
病院の玄関前に着くと、救急車は停車した。
後ろの扉が開き、私は降りながら病院を眺める。
それはとても壮麗で、見てる私も心が穏やかになった。
という感じです。同じ「た。」での終わり方にするより、文の最後をちょこっといじってみると良いですね^^
それと、「それは」のように何を示しているのかもう少し具体的にすると良いでしょう。
最後のアドバイスでは、比喩表現ですね。これを入れるとだいぶ表現が変わり、より分かりやすく情景が伝わります。
試しに、先程直した文に入れてみましょう。
病院の玄関前に着くと、救急車がエンジンの音を静めゆっくりと停車した。
後ろの扉が開き、私はゆっくりと足を下ろしながら病院を眺める。
それはとても壮麗で、安らぐような雰囲気に私の心は穏やかにされていた。
まあ、これが僕なりの完全最終形体です(笑)
ではでは、ご参考までにwww
203
:
燐
:2011/08/30(火) 10:51:00 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
ライナーs>>
上手すぎるじゃないですか\(^o^)/
てか・・私の小説はまだまだやな・・・。
ライナーsはやっぱ尊敬するわw←
またまたアドバイスありがとうry
204
:
燐
:2011/08/30(火) 11:37:51 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
ふらふらした足で、私はロビーの受付に行った。
「あ…あの!」
私は、受付に居る20代くらいのお姉さんに聞いた。
「何でしょうか。」
「えっと、神頼 誠さんの病室って何処ですか?」
私はおどおどした声で言った。
「少々、お待ちください。」
そう言うと、受付のお姉さんは手元にあった、ファイルを開き、何かを探し始めた。
「神頼 誠さんですよね。その人なら、502号室に居ますよ。ご案内しましょうか?」
「はい。お願いします。」
私は、お姉さんにそう言うと、その人の後を着いて行った。
205
:
燐
:2011/08/30(火) 17:34:47 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「ここですよ。」
受付のお姉さんが私を病室へ案内してくれた。
「ありがとうございます。」
お姉さんは私に頭を下げ、去ってしまった。
私は、病室のドアに手をかけ、横に開いた。
私は音を立てないように、部屋に入った。
ドアは自動ドアだった為、静かに閉まった。
私は横にあった、パイプ椅子を手に、ベッドの横に座った。
誠の右腕には点滴がしてある。
見るのが痛々しかった。
私は俯いて、服の裾を持って、目から涙を流した。
「ん?夜那…か?」
その声に私は顔を上げた。
「誠…。良かった。」
私は誠に駆け寄った。
「どうしたんだよ…。夜那…。」
誠は右手で私の頭を撫でた。
「何か安心しちゃって…。」
私は目に付いた涙を拭き取った。
206
:
燐
:2011/08/30(火) 18:30:58 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「でも、大丈夫だから。心配すんなよ。」
誠は私の頬を触りながら、言った。
また私の目から涙が溢れてきた。
「泣くなよ。俺まで悲しくなる。」
誠はそう言った。
「うん。そうだね。」
私は腕で涙を拭き取った。
2人に沈黙が訪れた―――…
207
:
麻実
:2011/08/30(火) 18:32:51 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
うわw
うますぎw
続きが気になるw
頑張ってね!!!
208
:
燐
:2011/08/30(火) 18:34:04 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
麻実>>上手くないよ;;
下手だからww
209
:
燐
:2011/08/30(火) 22:27:36 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「あのさ…夜那。」
誠はふいに言った。
「な…何?」
私は言った。
「もし…。俺の病気が治ったら、一緒にどっか行かねぇか?」
誠の意外な言葉に私は緊張してしまった。
「ど…何処に?」
私は戸惑いながら言った。
「どっかさ。海外とか…。」
「か、海外!?何で…?」
私は驚いた。
「お前と行ってみたいんだ。俺さ…。この人生の中で旅行とか、連れて行って
もらった事がないんだ。」
「そうなんだ…。」
誠の話を聞いてると、涙が止まらない。
駄目…。泣いたら…
「夜那?」
誠が私を心配した。
「な…何?」
私は言った。
「また泣いてるのか…?」
誠の図星に私は黙った。
「なら、この話は辞めるよ。夜那が嫌がる事は俺はしない。」
誠の真っ直ぐな言葉に私は、心が揺れた。
「……。誠。」
私は言葉が曇った。
「何?」
「何か欲しい物とか、ある?」
私は誠に尋ねた。
210
:
麻実
:2011/08/30(火) 22:31:55 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
それは夜な、お前だとか言われたら胸キュン!
頑張ってねw
211
:
燐
:2011/08/31(水) 12:28:48 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「…別にない。」
誠は悲しそうな顔を浮かべながら言った。
「そう…。」
私は肩を下ろし、深いため息をついた。
「何で、悲しい顔すんだよ。」
誠は私を心配しながら言った。
「だって、誠も悲しそうな顔をしてるものだから…。」
「……」
誠は黙ってしまった。
「そう言えば、誠の両親は?」
私は聞いた。
「…仕事だよ。共働き。」
「そう…なんだ。」
誠は目を瞑った。
212
:
スズラン
:2011/08/31(水) 13:19:08 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
ま・・・。誠師匠!!!!
ヤバス!
病気にかかったのか・・・。
ふっふっふっ!!
かーさん死んでよかったぜ!
((いまだにヒドイ事言ってるw
お姉ちゃん200とバスb!
((ヤバスのパクリw
これからもがんばってな!
213
:
燐
:2011/08/31(水) 14:37:01 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
ふふふwwって何やねんww
214
:
燐
:2011/08/31(水) 16:10:42 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「笑えるよな。大切な一人息子なのに俺より仕事が大事なんてさ。
俺を道具扱いかよ。」
えっ…。
「道具…。」
誠も私と同じ…人を「物」として生活してきた…?
215
:
燐
:2011/08/31(水) 19:44:08 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「誠は一人じゃないよ…。私が居る。寂しくなんかないじゃない!
悲しくなるよ…。誠がそんな話をしてると…。」
私は泣きながら言った。
「じゃ、辞めるよ。ごめん。」
誠は、首を横に向けながら言った。
「誠のせいじゃないよ。」
私は言った。
「誠はいつだって、私を元気づけてくれたんだから!今度は私が
元気づける番だよ。」
私は笑顔を見せながら言った。
「夜那…。」
誠は私の手を握った。
「兎のキーホルダーあるだろ?あの後ろのチャック開けてみろ。」
私は誠に言われ、兎のキーホルダーをポケットから取り出した。
キーホルダーの後ろを見てみると、チャックがついていた。
私は何の躊躇いもなく、チャックを下に引いた。
その中には、何やらわっかみたいなのが入っていた。
全体が銀色で宝石が所々埋め込まれていた。
「これ…何?」
私は誠にそれを見せた。
「…それは指輪だよ。お前の為の。」
えっ…。
「つけてやるよ。左手を出して。」
「何で左手?」
私は尋ねた。
「いいから。」
誠に言われ、私は左手を差し出し、左手の薬指に指をつけてもらった。
「ありがとう…でも、何の意味があるの?」
「ま、俺達の愛の証だな。」
誠は笑った。
216
:
明優
:2011/08/31(水) 19:50:30 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
遅れたけど、200突破、おめでとう☆
これからもファンでいさせてください☆
217
:
燐
:2011/09/01(木) 14:56:07 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「愛の証…?」
私は首を傾げながら言った。
イマイチ、意味が分からない。
でも何か心の中が熱いような…?
気のせい……?
「ま、いつかお前にも分かるよ。」
誠は言った。
「そう、だよね。」
私は言った。
「夜那。お前にこれやるよ。」
誠は病服のポケットからある物を取り出した。
それはブレスレットだった。
ワイヤーに石が通してある。
とても綺麗だった。
「でも…。」
「いいから。」
誠は私にブレスレットをくれた。
218
:
燐
:2011/09/01(木) 18:04:08 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
私はさっそくブレスレットを右腕につけた。
それは私の腕にフィットしていた。
「似合っているぞ。夜那。」
誠は笑いながら言った。
その時。私の肩にずっと止まっていた青い蝶が肩を離れ、誠の所に行った。
そして、誠の右手の中指に止まった。
「何か…誠の事、気に入ったみたいだね。」
私は言った。
219
:
燐
:2011/09/01(木) 18:08:33 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
明優>>ほいほい(^^♪
ありがとう!!!
道化師と仮面もよろw
220
:
燐
:2011/09/02(金) 15:55:51 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「そうか?俺には何かを伝えてるように見えるが。」
誠は言った。
「…?」
私は意味が分からなかった。
「ま、いいさ。」
誠は悲しそうな顔をしながら言った。
221
:
燐
:2011/09/02(金) 17:57:06 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「じゃ、私帰る…。」
私は後ろを向いた。
本当は帰りたくない。
ずっとここに居たいけど…。
222
:
燐
:2011/09/02(金) 18:54:27 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
でも迷惑はかけられない…。
私は手を握った。
「何で?今日、泊まっていけよ。」
誠は言った。
「いいよ…。め…迷惑とかかけたくないの…。」
「迷惑なんかじゃない…。寧ろお前が居た方が楽しくなるんだ。」
誠は真剣に私の顔を見ながら言った。
223
:
燐
:2011/09/03(土) 14:18:00 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
私は迷った。
「…じゃ、そうする。」
224
:
燐
:2011/09/03(土) 17:38:19 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「ありがとう。」
誠は私に礼を言った。
「でも、何処で寝ればいいんだろ。」
私は考えた。
さすがに、誠の横では寝れないし…。
う…ん…。
225
:
燐
:2011/09/04(日) 19:33:42 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「待合室に寝たらどうだ?」
誠は私に提案した。
226
:
燐
:2011/09/04(日) 20:39:50 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「そうだね。」
私は立ち上がり、ドア方面に向かおうとした。
「あ…夜那。」
誠が私を引き止めた。
「何?」
私は、誠の所へ向かい、前に立った。
「これ持ってけ。」
誠は病服のポケットから、財布を取り出した。
「いいよ…。誠。それは誠のお金なんだよ。」
私は拒否した。
「…。いいからさ…。もし俺が死んだら、お前が困るだろ…。」
私は誠の財布を預かった。
「死んだら…死んだら駄目だよ……。」
私の眼に涙が浮かんだ。
227
:
燐
:2011/09/04(日) 21:34:43 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「死んだら絶対駄目だ!!!誠が死んだら悲しむ人が居るから!!!!!」
私は必死で誠に言った。
「夜那…。」
誠は夜那の頬を触りながら言った。
「誠……。」
私は誠の右手首を握った。
冷たい手。
でも、心は温かいんだね。
「…。誠。」
私…誠が好きなのかな……?
分からないよ…。
でも、誠は私が好きなんだよね。
私も好きなのかな…?
でも胸の奥が熱い…。
この感情は何?
「夜那。顔が赤いぞ。大丈夫か?」
誠は私を心配してくれた。
「うん。大丈夫。」
私は涙を拭き取った。
228
:
燐
:2011/09/05(月) 12:43:59 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「じゃ、そろそろ行くね。明日の朝にはここに来るね。」
私は誠に別れを告げ、病室を後にした。
病室を出た私は、一気に泣き崩れた。
「ひっく…ひっく…。誠ぉぉ……。」
私は身体を抱え、1階の待合室に向かった。
229
:
明優
:2011/09/05(月) 13:12:05 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
久々のコメントです☆学校行事忙しくてコメントできなかった・・・。
あまり読み進めてないと思ってたら結構読んでたww
だから早く続きが読みたいです☆
230
:
燐
:2011/09/05(月) 13:38:21 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
1階に向かうと、ロビーは静まり返っていた。
ふと私は上を見上げると、時計は午後7時を指していた。
私は待合室のソファーに腰を掛けた途端、私は横に倒れこんだ。
誠……。
私は歯を食いしばり、涙を堪えた。
私は首だけを上に向けた。
そこには天井があるだけ。
あとは何もない。
231
:
燐
:2011/09/05(月) 13:41:54 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
明優>>やぁやぁやぁ!!!!
エエよんww
232
:
明優
:2011/09/05(月) 14:16:02 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
これからは、なるべくたくさんコメントしていきたいので
よろしくね☆
233
:
燐
:2011/09/05(月) 14:16:59 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
明優>>エエよw
うんww
234
:
燐
:2011/09/05(月) 15:28:21 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「あら、貴方はあの時の。」
私は横を向くと、夕方、誠の病室を教えてくれたあのお姉さんだった。
「お姉さん…。」
お姉さんはにっこりと微笑んだ。
「どうしたんですか?」
お姉さんは私の横に座りながら言った。
「いえ…その…。」
「何か私に話せる事があったら話してもいいのよ。」
お姉さんは私にそう言った。
「いいです…。」
「そう…。神頼 誠さんの事でも悩んでいるのかしら?」
「えっ…!?」
私はお姉さんの図星に答えられなくなった。
「どうして分かったのですか…。」
「なんとなくですよ。」
「そうですか…。」
私は肩を下ろした。
「あの!私、今日ここで寝るので、毛布とかありませんか…?」
私は聞いた。
「ありますけど…今日ここで寝るんですか?」
お姉さんの察知に私は硬直した。
「はい…。他に寝る所がないんで。」
「分かりました。では、持ってきますから少々お待ちください。」
235
:
燐
:2011/09/05(月) 17:05:40 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
数分後、お姉さんが毛布を片手に私の元に戻って来た。
「はい。どうぞ。」
お姉さんは私に黒色の毛布をくれた。
「あ、ありがとうございます。」
私はお姉さんに礼を言った。
「私はこれからまた仕事があるから行くわね。何かあったら言ってね。」
そう言うとお姉さんは行ってしまった。
236
:
燐
:2011/09/05(月) 17:33:18 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
コメしますw
えっと・・・。何から話せばいいのか分かりませんけど・・。
ぶっちゃけ、この物語は第2期があると思いますw
続編的なwはい・・。
でも、ネタバレになるんで、今は伏せておきます。
第2期の話はですね・・・。主人公は変わらないんですが・・。
何かが変わると思いますw
はい。。
なので楽しみにしておいてくださいw
237
:
雛菊
◆h28m2qQSeY
:2011/09/05(月) 17:51:01 HOST:PPPbm6194.kanagawa-ip.dti.ne.jp
こちらでは初めましてー!
全部読んでたらなかなかコメできなかった…;
すごく面白いーw
お母さん最低だなぁっ((←この話題結構遅い??
238
:
燐
:2011/09/05(月) 18:17:35 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
雛菊>>別に遅くないですねw
いつか出てくるかも!?
239
:
燐
:2011/09/05(月) 19:26:00 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
私は毛布を被り、ソファーに身を任せることにした。
毛布は温い。とっても。
私はすぐに深い眠りに落ちて言った。
翌日―――――――……
私は何かの足音で目が覚めた。
何やら看護師や医師達が慌しく動いていた。
「何があったんだろう…。あ、誠の所に向かわなくちゃ…。」
私は毛布を持って、誠の病室に向かった。
240
:
雛菊
◆h28m2qQSeY
:2011/09/05(月) 19:30:19 HOST:PPPbm6194.kanagawa-ip.dti.ne.jp
燐>ならよかったぜぃw
これ以上出てくると夜那が大変なことになっちゃうねw
そっちのほうがおもしろいけど。
がんばってくださーい!
241
:
燐
:2011/09/05(月) 19:31:56 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
雛菊>>うんw
そう壊れるなww
てか・・この小説さ・・第2期あるかもしれへんねん・・。
242
:
燐
:2011/09/05(月) 19:38:26 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
私はエレベーターで5階に向かった。
誠の病室のドアに手をかけて、大きく深呼吸した。
私はドアを開けると、誠は居なかった。
点滴は外されていた。
「誠…。まさか…。」
私は病室を後にして、ある所に向かった。
243
:
燐
:2011/09/05(月) 20:42:33 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
私は裸足である場所に向かった。
私は5階から最上階まで階段で上った。
私は最上階に着くと、地面に足をついた。
ここまで走ってきた。
息が切れるのも当たり前だ。
最上階には病室がない。ただ、正面に扉がある。
その扉が少し開いていた。
私は扉を開くと、そこには見慣れた人影があった。
「誠…。」
青いストライプ柄の病服の誠は振り返った。
「夜那か。どうした?昨日はよく眠れたか?」
誠は言った。
「うん。眠れたよ。でも、何でこんな所に居るの?」
私がそう言うと誠はこう言った。
「この景色を見たかったんだ。」
誠はそう言うと、私は誠の元に向かった。
「うわぁ…綺麗……。」
私は病院の屋上から外の景色を見ながら言った。
「この景色が永遠だったらいいのにね…。」
「そうだな。」
2人は無言のまま。1時間が過ぎた―――……
「そろそろ戻ろう。誠。」
私は引き返そうとした。その時。
私の肩に手が置かれた。
その手が私の胸元で交差した。
「もう…離したくない。お前を。」
私の後ろで誠の声がした。
「お前が俺を嫌いでも、俺はお前が好きだ。もし俺とお前が離れ離れになっても
俺とお前は繋がっている。いつでも。いつまでもだ。」
「誠…。私は誠が嫌いじゃない。好きでもない。」
私は泣きながら震えた声で言った。
「?」
やっと分かったよ。お父さん。
誠は夜那から離れた。
私は振り返り、ただ一言こう言った。
「私は誠を愛してる。」と。
244
:
燐
:2011/09/05(月) 20:49:52 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
誠はその言葉に硬直してしまった。
「私、やっと分かったんだ。貴方を愛してるって事を。」
私の真っ直ぐな答えに、誠は夜那に近寄った。
「ありがとう夜那。この言葉が聞けて嬉しいよ。」
誠は夜那の頭を撫でた。
「でも、夜那。ずっと黙っていた事があるんだ。」
245
:
燐
:2011/09/05(月) 21:34:43 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「何?」
誠は深刻そうな顔でこう言った。
「来月、日本を発つんだ。」
「えっ…。」
誠は私に背を向け、淡々と言葉を口にした。
「大きな心臓の手術を受けなくてはならないんだ。それには莫大な費用がかかる。
けど…俺はそれに受けなくてはならない。その手術を受けたら、俺の病気の再発は
無くなるかもしれない。」
「でも…それっていつ日本に帰ってくるの…?それに、それに失敗したら
誠は死ぬんじゃないの……?そんなの嫌だよ…。」
私は地面に座り込んだ。
「お前を置いて死ねるかよ。俺はお前の為ならどんな事でも尽くそうと思っているんだからさ。
そんな悲しい顔すんなよな。もし俺が無事帰還したら、その時は笑顔で迎えてくれよ。」
誠は笑顔で言った。
246
:
明優
:2011/09/06(火) 10:34:55 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
ヒントもらいにきました☆
247
:
燐
:2011/09/06(火) 14:52:30 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「でも、お金はどうするの…?」
私はおそるおそる誠に尋ねた。
「…俺の家は昔から貧乏だから、そんな金はない…。国からの資金は出してもらいけど、
そんなの頼めないよ。だから、俺の病気の費用は、俺の家にある金と銀行にある金全財産
を使って、俺の病気の費用に使うんだよ。」
「それじゃ…家も売り払わなくてはならないの…?」
私は言った。
「うん。でも、いいんだ。俺はお前と一緒に居るだけで十分だよ。」
誠はそう言って誤魔化した。
「何で私を優先するの…?誠だって、遠慮とかしなくていいんだよ。」
私は言った。
「遠慮なんかしてないよ。夜那は心配性だな。」
そう言って誠は私の髪を触った。
誠の指が私の髪の間をすり抜けていく。
私は思わず眼を閉じた。
何か緊張する…。
どうしてこんなに……。
「夜那?どうかしたか?眼なんか瞑ってさ。」
誠はそう言うと、私の髪から手を離した。
「えっ…。あ…何でもないよ。何でも。」
私は緊張しながら言った。
「さ、戻ろうか。夜那。」
誠はそう言った。
「うん…。」
私は誠の後ろに着いて行った。
「夜那。ここは恋人らしく手を繋がないか?」
誠は振り返り、笑顔で私に言った。
「こ、恋人!?………。」
私は恥ずかしくなって眼を逸らした。
「恋人って言うより、愛人か。」
誠はさらりとその言葉を口にした。
「あ、愛人って……。大げさすぎるよ…。」
「あれ?お前、愛人の意味は知ってるんだな。」
誠は私を馬鹿にしているように言った。
248
:
燐
:2011/09/06(火) 14:53:40 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
明優>>おお!!!
ヒントか・・・。
ま、最終回?は・・・悲しい面もあれば、いい面もあるなw
249
:
雛菊
◆h28m2qQSeY
:2011/09/06(火) 16:39:06 HOST:PPPbm6194.kanagawa-ip.dti.ne.jp
燐>第二期!?
やったーw
第何期になったって読むよw
250
:
燐
:2011/09/06(火) 16:43:10 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
雛菊>>うんw
第2期計画中w
何かこのまま終わったら変やんかw
だからさw
251
:
燐
:2011/09/06(火) 17:05:33 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「も、もちろんだよ!!!」
「ふーん。ま、いいか。さ、戻ろうぜ。」
「うん。」
私は誠に寄り添って、手を握った。
「夜那の手。温かいな。」
誠は言った。
「誠の手も温かいよ。誠は優しくてとても温厚な人だよ。私はそんな誠が好きだよ。
今は、この瞬間を楽しんだらいいよね。」
私はそう言った。
「そうだな。夜那の言葉はいつも勇気が湧いてくる。」
「そうなの?私も誠からいっぱいいろんな事を教えてもらい、私を気づかせてくれた。
本当にありがとう。」
私は前を向きながら言った。
私と誠は、最上階から5階まで二人で降りた。
私の足は裸足の為、病院の地面の冷たさが伝わってきた。
私は誠の病室に着いた。
誠は病室の扉のとってに手をかけ、開いた。
病室の中に入ると、一人の人影があった。
「母さん…。どうして…?」
誠の言葉にその人影は振り返った。
252
:
雛菊
◆h28m2qQSeY
:2011/09/06(火) 17:23:42 HOST:PPPbm6194.kanagawa-ip.dti.ne.jp
燐>うぬ、確かにw
楽しみにしてるよー^^
母さん!?…あ、誠のか((←
253
:
燐
:2011/09/06(火) 17:30:28 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
雛菊>>そうw
誠のお母さん登場です!!!
254
:
燐
:2011/09/06(火) 17:37:20 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「あら。誠。何処行ってたの!!?心配したんだから!!!!!」
誠のお母さんは誠に駆け寄った。
「大丈夫だよ。母さん。でも、母さん仕事は?」
「早退してきたわ。上司に言って。」
誠のお母さんはそう言った。
「母さん…。俺…誤解してた。」
「誤解なんてしなくていいのよ。うん。あら、横の女の子は?もしかして彼女?」
お母さんはにやにやしながら言った。
「うん。」
「そっか。アンタにこんなぺっぴんさんの彼女が居るなんて、お母さん嬉しくなっちゃうわ。
名前何て言うの?」
誠のお母さんが私に聞いた。
「夜那です。」
私は淡々と言った。
「夜那ちゃんね。いい名前ね。」
誠のお母さんにそう言われ、私は嬉しくなった。
「あ、ありがとうございます。」
「さ、私はもう行くわね。後、夜那ちゃん。少しお話していいかしら?」
「えっ…は、はい。」
私はお母さんの横についた。
「誠はここで待ってて。夜那cと話をしてくるからね。」
「分かったよ。母さん。」
病室に誠を残し、私と誠のお母さんは誠の病室を後にした。
255
:
燐
:2011/09/06(火) 17:57:28 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
私とお母さんは誠の病室の横にある、二人がけソファーに座った。
「で、お話って何ですか?」
私は誠のお母さんに尋ねた。
「誠…。来月、手術の為にアメリカへ行くの。知ってる?」
「はい。誠さんから聞きました。」
256
:
明優
:2011/09/06(火) 18:05:10 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
もっともっと見たいなぁ♪
ネタ切れしない程度に更新多くしてほしい☆
257
:
燐
:2011/09/06(火) 18:07:23 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
明優>>いや・・ネタ切れないよw
うん。
258
:
明優
:2011/09/06(火) 18:12:01 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
ネタ切れないなんてすごいね!!
燐の小説、よく泣けるよ!!
ってか妹さんいるんだ・・・。
書き込みで見たことあるけど、なんて小説書いてるの??
これからも泣ける小説を期待してます!!
私も読者さんたちを泣かせられる小説を書けるように
燐様を見習います!!
259
:
燐
:2011/09/06(火) 18:13:35 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
明優>>そっか(^^♪
うんwここで小説かいとるよw
スズランって名前でさw
うんw
様づけは止めて!!!
何か・・気まずいしなw
260
:
燐
:2011/09/06(火) 18:16:27 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
えっと・・「フェアリープリン」と「鏡の中のジェミニ」と「操りノピエロ」
だよw
261
:
明優
:2011/09/06(火) 18:20:10 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
スズランさんね。OK!!
今度、読んでみるねww
何か、読んだ事ある気がするけど・・・。
「燐様」は、憧れでつけただけだよww
普段は燐の事、様付けしないし(笑
262
:
燐
:2011/09/06(火) 18:21:06 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
明優>>うんw
ま、妹の小説も上手いしなw
明優と並ぶくらいにw
憧れか・・w
263
:
明優
:2011/09/06(火) 18:24:15 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
後で妹さんの小説、読むねww
今、お父ちゃん帰って来たからお話してくるねww(笑
小説上手姉妹なんだねww
それもそれで憧れるww
何歳違いの妹さん?
話、変わってゴメンね!!
264
:
燐
:2011/09/06(火) 18:25:15 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
明優
>>6
歳違いw
私が14で、妹が8歳w
265
:
燐
:2011/09/06(火) 18:27:59 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「そう…。なら話が早いわね。あの子、今まで友達とか出来た事ないから、
夜那cに会えて嬉しそうだった。本当にありがとう。」
誠のお母さんはそう言った。
「いえ…私だって、誠の辛い気持ちが分かって私と同じ道を歩いているんだ。
思ったんです。でも、誠の気持ちに嘘なんかなくて、私は信じてみようと思ったんです。
誠は、私にとって大切な存在であり、私の一部でもある人なんですから。」
「貴方は純粋な方なんですね。いつでもこの気持ち忘れないでくださいね。
では、戻りましょう。夜那c。」
誠のお母さんはそう言うと、私を誠の病室に戻してくれた。
266
:
明優
:2011/09/06(火) 19:14:26 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
おぉ!!更新されてるww
6歳違いなの??ウチと一緒だ☆
8歳で小説書けるなんてすごい妹さんだぁ!!
姉妹揃ってすごい才能持ってるねww
これから更新された小説読むねww
267
:
雛菊
◆h28m2qQSeY
:2011/09/06(火) 20:09:51 HOST:PPPbm6194.kanagawa-ip.dti.ne.jp
燐>最初見たら「夜那のお母さん!?」ってびっくりしたw
こっちのお母さんはいいひとだ〜!
268
:
燐
:2011/09/06(火) 22:02:23 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
明優>>てか・・今日聞いたら9歳やって言ってたw
てか・・バリ怒ってたww
雛菊>>そうw誠のお母さんはいい人だよ〜w
でも、お父さんがね・・・。
269
:
燐
:2011/09/06(火) 22:08:56 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
(^^♪お知らせ(^^♪
この小説「蝶の舞う時に…」はもうすぐで最終回を迎えますw
早いそうな感じでしたが、第2期を計画中ですw
ちなみにこの小説が終わったら、この小説の登場人物のプロフを
公開したいと思いますw←出来る範囲でw
最終回の結末を楽しみにして置いてください(-。-)y-゜゜゜
で、第2期のお話を少しだけ書いておりますが・・・。
ヒントをとりあえず出しておきますw
これがendしたら、あらすじも出来たら書きたいですw
これからも「蝶の舞う時に…」をよろしくお願いします!!!
270
:
燐
:2011/09/06(火) 22:11:51 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
で、ヒントですが・・・
今の所・・・年号的なものしか決まっておりません。はい。。
で、第2期の舞台は半年後の話になるかと思いますw
登場人物は変わりありません^m^
ただ・・何かが違うと思うので、探してみてくださいw←
では、今日はここまでですw
PS
これから寝ます(-。-)y-゜゜゜
おやすみなさ〜い(-_-)zzz
271
:
燐
:2011/09/07(水) 17:37:54 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
私は誠の病室に戻った。
「お!!話はもう終わったのか?」
誠はベッドで本を読みながら言った。
「うん。終わったよ。何読んでるの?」
私は誠に近づき、本の表紙を読んだ。
「砂丘の中に…?かな?これ…小説って言う物なの?」
「うん。夜那も読むか?」
誠は聞いた。
「えっ…。いいよ。誠が読み終わったら、読ましてもらう。」
「いや…。俺はもう読み終わってるからさ。これで読むの2回目だし。」
そう言って、誠は私に本を渡した。
「いいよ。誠が読んだらいいし。」
私は断った。
「そか。でも、読みたくなったらいつでも言えよ!!」
誠のその言葉に私は胸が熱くなった。
何か…顔が熱い。
熱でもあるのかな…?
私の視界はぼやけていて、そのまま意識を失った。
272
:
明優
:2011/09/07(水) 17:41:46 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
書いてますね!!
最終回までよろしくお願いします☆
必ず見るよんww
273
:
燐
:2011/09/07(水) 17:43:13 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
明優>>買いとるよ・・。
泣きながらさ・・・。
うん。分かった。
274
:
明優
:2011/09/07(水) 17:47:16 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
もっともっと書き込んでね!!
泣いてたら書きづらいじゃん!!
泣いてくれることは私として、嬉しいけど☆
275
:
燐
:2011/09/07(水) 17:48:37 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
書くわw
今日は何かテンション高いしな・・。
うん・・・。
もしかしたら、最終回まで書いてしまうかも・・。
276
:
明優
:2011/09/07(水) 17:51:02 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
いっちゃえ!いっちゃえ!
まぁ、燐のペースでいいけどね♪
どっちにしろ、今日中に読めたら読もうと思うww
進んだところまでだけど。
277
:
燐
:2011/09/07(水) 17:52:18 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
明優>>行っちゃう行っちゃう♪
そかそかw
今、書いてる途中やけど・・・内容が複雑な気がするわ・・。
278
:
明優
:2011/09/07(水) 17:55:30 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
どんな内容でも燐の小説ならいいよぉ♪
書いちゃって☆
279
:
燐
:2011/09/07(水) 17:56:29 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
明優>>了解w
な、ホンマ雑談掲示板行かれへん?
280
:
燐
:2011/09/07(水) 17:59:33 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
――――――――……
「ん…ここは…。」
私は眼を覚ますと、真正面には青い蝶が居た。
「あ…。蝶さん。」
私はベッドに寝かされていた。
おでこには、濡れタオルがのせてある。
「夜那。大丈夫か?」
私は首を横に向けると、誠が笑っていた。
「うん…。少し身体がだるいけど…。」
「そうか。でも、無理すんなよ。」
誠に励まされ、私は嬉しくなった。
「うん。ありがとう。」
私は身体を横に向け、少し仮眠を取る事にした。
281
:
明優
:2011/09/07(水) 18:01:11 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
雑談掲示板ね、私のPCなぜか行かないの・・・。
いけなくてさ・・・。
後で調べてみるねWW
282
:
燐
:2011/09/07(水) 18:02:51 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
明優>>そうなん!?
了解w
あそこはエエでw
置手紙機能で誰からも見られない機能があるからw
便利やでw
283
:
燐
:2011/09/07(水) 18:25:09 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「ここは、何処?」
見渡す限り一面、黒の世界に居た。
私は後ろを振り返った。
何か得体の知れない物が追いかけてきてる気がする。
私は逃げた。
でも、足元が動かない。
「そん…な…。」
どうしよう。
私は得体の分からない物に追いかけられそうになった時。目が覚めた。
284
:
燐
:2011/09/07(水) 20:14:55 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「いやぁぁぁぁぁ!!!!!」
私は病室の天井に向かって叫んだ!!!!
「夜那!!!?」
誠はベッドから飛び起き、夜那の元へ駆け寄り、夜那の左手を握った。
「夜那!!?どうしたんだ!!一体!!!」
誠は私の手を握り締めた。
「ま…こ…と……。どうした…の?」
私は首を横に動かした。
「どうしたのじゃないよ!!心配したんだからな…。」
「でも大丈夫だよ。少し変な夢見ただけだから。気にしないでよ。」
私は、上半身を起こして、ベッドの脇に座った。
誠もその横に座ってくれた。
「母さん。しばらく2人にしてくれないか。夜那と2人だけで話がしたいんだ。」
誠はそう言った。
「分かったわ。じゃ、お母さんは何か買ってくるわね。」
そう言うと誠のお母さんは出て行った。
つい誤魔化してしまった。
285
:
燐
:2011/09/07(水) 20:17:06 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
上の「つい誤解化してしまった」は消去でw
286
:
燐
:2011/09/07(水) 20:22:52 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
誠と2人だけになってしまった私は、俯いた。
気まずい空気―――…
でも、懐かしい気もした。
「夜那。熱は大丈夫なのか?」
「うん。誠の笑顔見てたら、楽になったから。」
私は、微笑むと誠も微笑んだ。
「そうか。もし、俺の病気が治ったら、この町を離れてよう。」
「えっ…。何で?」
私は首を傾げた。
「俺さ…いろんな所へ行って、いろんな物を見てみたいんだ。」
287
:
燐
:2011/09/07(水) 20:29:19 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
今日はだいぶ進みましたw
何か・・最終回まであと少しになってきましたw
最後は中途半端な部分で終わると思いますw
「えー!!もう終わりなん?」とか言わないでくださいw←
ではでは。
第2期の内容なんですが・・まだ極秘ですw
ま・・ネタバレになるんですけど・・。
夜那の母がもしかしたら何処かで出てくるかもしれません・・。
まだ、分かりませんけど・・。
288
:
明優
:2011/09/08(木) 12:20:17 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
ウキウキしてきた☆
最終回、楽しみ☆
頑張ってね♪
289
:
燐
:2011/09/08(木) 12:31:29 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
明優>>ありがとうw
290
:
燐
:2011/09/08(木) 12:48:58 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
「いろんな所…?」
「うん。世界遺産とかさ。とにかくこの町から離れたい…。ただそれだけなんだ。」
誠は俯きながら言った。
「そっか。私は誠の意見に異議なんてないよ。」
私はそう言った。
「そうか。」
誠は俯きながら言った。
さっきからずっと俯いている。
どうして?
理由が見つからない。
私のせい…?
私が居るから、誠を悲しませている?
もし、誠にとって私が邪魔なら、私は消える。
それが誠にとって一番の幸せだから…。
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