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幼馴染と私
32
:
燐
:2011/08/11(木) 20:57:12 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
和は、いそいで家の玄関に着いた。
ベルを鳴らすと、家政婦が出迎えてくれた。
「和お嬢様。おかえりなさいませ。今日はピアノのお稽古ですよ。
あと、お母様から、伝言が。」
「伝言?」
「はい。「明日には家に絶対帰ってくるわ」だそうです。」
「分かった。着替えてくる。」
和は、そう言って2階へ上がった。
和は、自分の部屋に行って鍵をかけた。
(この後・・ピアノか・・。明日は高額社の試験だし・・・。
毎日が疲れる・・・。)
和は、ベッドに飛び込んだ。
「もう・・嫌だ・・。私は操り人形じゃない・・・。奴隷でもない・・。
私だって普通に生きたい。でも、親の都合で最近、遊ばしてもらえない・・。」
「ふ〜ん。お前はそう思ってたのか。」
前には、兄の祢鷺が立っていた。
「祢鷺!?どうしてここに!?ってか、アンタ・・仕事は?」
「今日はoffの日だけど。言ってなかったか?」
祢鷺は、飴を舐めながら言った。
「そっか・・。私・・今日・・ピアノ休む・・。」
「何でだよ。お前は、成績優秀だろ。」
「成績優秀じゃないよ。真ん中だし。」
和はへこんだ。
「あーそうですか。」
「で、祢鷺。例の彼女とは上手く行ってるの?」
「あー。別れた。性格が合わなくてな。」
「そうなんだ・・。」
「何でお前ほっとしてんだ?変なヤツだな。」
祢鷺は、笑った。
「祢鷺。家政婦さんに言ってきて。「私は行きません。」って。」
「はいはい。」
そう言うと祢鷺は出て行った。
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