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※恋愛禁止※

1愛和:2011/07/26(火) 21:10:55 HOST:dhcp-ubr2-14897.tvs12.jp
初めまして(^∀^)ノシ
愛和(アイカズ)というものでbb

まだまだ初心者ですけど
応援してくれたら嬉しい…でスね(*^д^*)ポッ

\約束事/
・荒らし、チェンメゎ基本スルー^^
・アドバイス、感想、リクはどしどし受け付けてますょ
・友希おKです
・若干(?)エロとか入っちゃう場合もあるんでご気をつけを←
・更新は気分によるので1日に5回するときもあれば
 今日はナシ…なんて事もあり。
 気分やなので(゚д<)☆

みんなで楽しくわぃわぃと盛り上げていけたらなー
と思っております(・ω・)

タメおKなんで^^b

よろしくお願いしたしますorz

2愛和:2011/07/26(火) 21:30:42 HOST:dhcp-ubr2-14897.tvs12.jp
「美樹、これ運んでー」
「はいっ」

今日もコキ使われる毎日。
この学校、桜ヶ丘高校は上下関係が厳しい。

私がいる、演劇部もそう…
3年生8名、2年生7名、1年生4名の
19人で活動している。

「美樹、今からグラウンド10周ね」
「はい…」

この演劇部、他の部活にはないある掟があるんです。

それは…

“恋愛禁止”

何でも、先輩達に彼氏ができないので誰かが抜け駆け
しないように作ったんだとか…

馬鹿馬鹿しいよね。

「ちゃんとついてきなよ」
「はい」

先輩達はさっそうと走り始める。
私も、最初はついていっていたけれど…

やっぱりキツイ…

「美樹、ちゃんとついてきな。1周遅れだよ」
「は…い…」

演劇部の部長、香川夕菜先輩。
演技は上手いんだけど、かなり厳しい。

夕菜先輩から厳しくあたられてこれまで辞めていった部員は数知れない。

「はぁ…はぁ…」

やっと10周走り終えたと思ったら、先輩と同級生は
筋トレを始めていた。

「また…!!?」

美樹も輪の中に加わり、筋トレを始めた。

そのとき…

3愛和:2011/07/26(火) 21:45:38 HOST:dhcp-ubr2-14897.tvs12.jp
ガンッッ…

横から飛んできた何かがあたしの頭を直撃。
気を失いかけたが、何とか持ちこたえた。

「何…バスケットボール?」

同級生の相川夏がそれを拾い上げた。
そして駆け寄ってきたバスケ部員に返す。

「さっき、当たらなかった?」
「いえ、私じゃなくて…こっちです」

そう言って夏が私を指差した。
こっちって。その言い方はないでしょ!

「まじ?ごめんなぁ」
「いえ…」

バスケボールを持ったまま、その人は謝ってきた。
少し茶色の髪の毛似合う、カッコイイ男の子。

それが、出会いだった。

「じゃぁ、俺練習戻るんで」
「はぁ…」

足早に戻っていった彼。
呆気にとられていると、先輩から声をかけられた。

「美樹、保健室行かなくて大丈夫?」
「あ、大丈夫ッス…」

ちょっと痛いけど、大丈夫だよね。

そういって筋トレを再開。
30分後、あたし達は立ち稽古に入っていた。

といっても、1年生はまだ劇に出させてもらえない。
裏で照明をしたり、音響したり…

以外にもこの高校、演劇部が強い。
インターハイでも準優勝。

かなり結果を残している。

それよりも私は、さっきの彼が気になっていた。
見たことない顔だったから、多分先輩だろう。

体育館内を走り回る姿をずっと眺めていた。

4麻実:2011/07/26(火) 22:03:58 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
こんばんは^^
早速読ましていただきました。
とってもはまりました!
あたし、恋愛系とっても興味あるんです!!((自分も書いてるからw
これからも頑張って下さい!!

5愛和:2011/07/27(水) 15:19:47 HOST:dhcp-ubr2-14897.tvs12.jp
麻実>>タメで良かったー?
自分、まだまだ文才ないから頑張っていくよ^^☆

6愛和:2011/07/27(水) 15:35:57 HOST:dhcp-ubr2-14897.tvs12.jp
「今日の練習は終わり!」
『ありがとうございましたー』

6時半。部活が終わる時間になり、片付けを始めた。
バスケ部をチラっと見ると、彼が女の子に囲まれていた。

「和也君、お疲れーー!!!」
「ありがと!」

かずや…かずやって言うんだ。あの先輩。
それにしても、モテてるなぁ…

「ねーっ、今日一緒に帰ろぉ」
「ずるい!今日はあたしとだよね?」
「皆で一緒に帰ろうぜぇ」

彼は少し天然で鈍感なのか…
好意を抱かれている事に気づいていないっぽい。

「和也君がそういうならぁ」

女子達は彼に従順。愛の力って、凄い。

「美樹、一緒帰ろう!」
「あ、OK」

家が近い吉川翠と毎日登下校している。
翠は、何でも話せる親友。

幼稚園からの幼馴染なんだ。

「今日の練習もキツかったね〜」
「何言ってるの。翠、1年の中で最初にゴールしたくせに」
「それはまぐれ!w」

今日の…和也先輩のこと聞いてみようかな。
翠は情報通だし…

「ね、翠…今日、あたしにボール当てた人って」
「ボール?あぁね。2年の近藤和也先輩だよ。それが?」
「いや、別に…」

何で女の子に囲まれていたのかを知りたかったけれど…
それ以上聞いたら何かヤバイ気がした。

「じゃぁ、また明日もいつもの時間ね」
「はーい。バイバイ☆」

翠と別れ、残り数メートルを1人で歩く。

近藤和也先輩…
よく分からない人だったけれど、かっこよかった。

明日の練習でも、見れるかな…。

7愛和:2011/07/27(水) 19:58:28 HOST:dhcp-ubr2-14897.tvs12.jp
「ふぁぁ…」

窓から差し込んできた朝日で目を覚ました。
6時45分かぁ。

さっさと準備を済ませ、7時半に翠の家へ向かった。

「はよー☆」
「おはよぉ…」

朝から元気な翠。
そのハイテンションが羨ましいよ。

「今日の部活さぁ〜…」

部活。
その言葉で、昨日の先輩を思い出す。

名前、なんだっけ…

そうだ。近藤和也先輩だ。

「ちょい、聞いてるの!?」
「え?あ、何?」
「だから、今日の部活は役決めだって!
早く来なさいって言われてるの!」
「ふ〜ん。まぁ、うちら1年は関係ないけどね」
「まぁ…ね」

学校の近くになると、知っている顔がチラホラと。
すると、向こう側から知っている顔が…

「(あ、和也…先輩)」

ダルそうに向こう側から歩いてくる。
ちょっと可愛い顔してるのに、結構不良なのね。

「あれ?」

近くまできた時、和也先輩が目を丸くした。
え、あたしの方見てない?

「君さぁ、昨日の人だよね」
「あたし?」
「うん」

お前しかいないだろという目であたしを見る。
翠…はいないし!!!

気づけば、周りの人はあたし達…というより、
和也先輩を避けて通っている。

「昨日はごめんなぁ?」
「いえ、もう大丈夫ですっ!」
「ならいいけどさ。名前は?」
「へっ!?」

名前!?
そこまで聞かれるとは思ってなかった…

少しだけ胸がドキドキした。

「川西美樹…」
「美樹ね。1年?お前」
「はぃ…」

いきなり呼び捨て?
少しムッとしたけど、胸がときめいたのも事実だった。

「和也君っ、おっはぁ〜☆」
「はよー」
「誰?この人…」

髪をクルクル巻いている女の先輩があたしを睨む。
ハハ…めちゃ怖いw

「昨日、俺が部活中にボール当てちまったんだよ。」
「へぇ〜」
「お前、ダチが呼んでるぞ?」

和也先輩が親指で前を指すと、ケバイ先輩が
「美咲〜」と名前を呼んでいた。

「じゃ、後でね和也っ」
「あぁ。」

ダルそうに手をひらひらさせた。
見れば見るほど、不良っぽいな…

「俺も行かねぇとな。じゃぁな、子猫ちゃん」

子猫ちゃん!??

あたし、馬鹿にされてない?

8麻実:2011/07/28(木) 09:21:20 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
お返事遅くなってすいませんっ!
また読みました^^bb<グーグー
タメでおkです^^
頑張ってください!
あたしは、【☆天然少女☆の恋】というド下手な小説を書いておりますww
暇なときに見に来てください^^

頑張って下さい!!

9愛和:2011/07/28(木) 10:50:21 HOST:dhcp-ubr2-14897.tvs12.jp
麻実>>ありがとぉ(^ω^)ノシ=☆
敬語じゃなくておkだょbb
 
今日、いっぱい更新してるじゃん!
頑張れ^^

10愛和:2011/07/28(木) 11:06:17 HOST:dhcp-ubr2-14897.tvs12.jp
「ど、どしたぁ?」

明らかに、誰が見ても不機嫌な態度。
負のオーラが漂っている。

「夏…和也先輩ってどんな人?」
「和也先輩!?」

先輩の名前を出したとたん、夏が大声を出した。
皆がこっちを見ている。

「ごめん^^; 和也先輩?あんた、絡まれたとか…!?」
「いや、少し違うけど、どういう人かなって」

少し考える素振りを見せた後、夏は眉間に皺を寄せながら
話し始めた。

「あんまり言っちゃダメなんだけど…。和也先輩って不良
なんだよね。それに、可愛い顔して女遊びが激しいって言う
噂!何でも、お父さんがPTA会長とか」

そ、そんな人に私は巻き込まれちゃったんですか…
ちょっと後悔。

「このこと、あんまり他の人に言っちゃダメだよ!知ってるのは
一部の人だけなんだから」
「へい…」

でも、今日私が和也先輩と話してるときに周りの人が
避けていったのはなぜだろう…

「夏。朝話して……いや、和也先輩を周りの人が避けながら
通っていたんだけど、何で?」
「あんまり絡まれたくないからじゃない?1度でも喋った人は
卒業するまで絡まれつづけるらしいしね」

その言葉を聞いた瞬間、血の気が引いていくのが分かった。

1度でも喋った人は卒業するまで絡まれつづける?

ちょ、ヤバイじゃん!!!!

「他に聞きたい事は?」
「ない…」
「じゃ、時間だから座るね^^♪」

社会の授業は、頭の中に全然入っていなかった。
ノートも写していない、話も聞いていないで50分放心状態だった。

11麻実:2011/07/28(木) 16:14:00 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
不良ww!
あたしも不良と関わりたくないな^^;
美樹ちゃん頑張ってw!
愛和さんも頑張って!!!
書き込みありがとうございました!

12愛和:2011/07/28(木) 17:29:59 HOST:dhcp-ubr2-14897.tvs12.jp
麻実>>不良ってヤダよね^^;

これからも頑張るよー^^bb

13:2011/07/29(金) 20:46:24 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
は〜い。

来たよん♪

呼びタメおkだよん♪

14愛和:2011/07/29(金) 20:52:08 HOST:dhcp-ubr2-14897.tvs12.jp
「おーい、聞いてる?」
「ぅん…」
「だめだこりゃ。」

今日1日
生返事だけ。話し掛けても上の空だった。

「てか、部活行くよ!」
「ぅん…」

「じゃぁ。部活始めま〜す。起立、礼!」
『お願いします〜』

あたしはさっき、翠にビンタされた。
思いっきり痛いです。

「目ぇ覚ませ!!!」

といわれて右頬をやられました;;

おかげで、目覚めました。

「文化発表会でする劇を決めました。今回は、
不思議の国のアリスです」

不思議の国のアリス?それはまぁ、大変なものを
選んだね。。。

1年はどうせ裏舞台。
だから、いつも適当に話を聞いて終わらせる。

ところが、今日は違った。

「じゃぁ、配役言うからね」

配役、来た。

この瞬間、3年生と2年生は固まる。
自分が選ばれるかどうかをただひたすら祈っておく。

「アリスは、私です。チシャ猫は杉浦舞
ハートの女王が藤崎美奈子。それから…」

さすが、登場人物が多い物語だけに配役も多い。
3年生は全員呼ばれ、2年生もほとんどの名前が呼ばれた。

そして…

「白ウサギが…美樹、あんたよ」

15愛和:2011/07/30(土) 09:12:17 HOST:dhcp-ubr2-14897.tvs12.jp
燐>>コメありがと^^b
こっちも呼びタメおkだょ☆


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