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6
:
愛和
:2011/07/27(水) 15:35:57 HOST:dhcp-ubr2-14897.tvs12.jp
「今日の練習は終わり!」
『ありがとうございましたー』
6時半。部活が終わる時間になり、片付けを始めた。
バスケ部をチラっと見ると、彼が女の子に囲まれていた。
「和也君、お疲れーー!!!」
「ありがと!」
かずや…かずやって言うんだ。あの先輩。
それにしても、モテてるなぁ…
「ねーっ、今日一緒に帰ろぉ」
「ずるい!今日はあたしとだよね?」
「皆で一緒に帰ろうぜぇ」
彼は少し天然で鈍感なのか…
好意を抱かれている事に気づいていないっぽい。
「和也君がそういうならぁ」
女子達は彼に従順。愛の力って、凄い。
「美樹、一緒帰ろう!」
「あ、OK」
家が近い吉川翠と毎日登下校している。
翠は、何でも話せる親友。
幼稚園からの幼馴染なんだ。
「今日の練習もキツかったね〜」
「何言ってるの。翠、1年の中で最初にゴールしたくせに」
「それはまぐれ!w」
今日の…和也先輩のこと聞いてみようかな。
翠は情報通だし…
「ね、翠…今日、あたしにボール当てた人って」
「ボール?あぁね。2年の近藤和也先輩だよ。それが?」
「いや、別に…」
何で女の子に囲まれていたのかを知りたかったけれど…
それ以上聞いたら何かヤバイ気がした。
「じゃぁ、また明日もいつもの時間ね」
「はーい。バイバイ☆」
翠と別れ、残り数メートルを1人で歩く。
近藤和也先輩…
よく分からない人だったけれど、かっこよかった。
明日の練習でも、見れるかな…。
7
:
愛和
:2011/07/27(水) 19:58:28 HOST:dhcp-ubr2-14897.tvs12.jp
「ふぁぁ…」
窓から差し込んできた朝日で目を覚ました。
6時45分かぁ。
さっさと準備を済ませ、7時半に翠の家へ向かった。
「はよー☆」
「おはよぉ…」
朝から元気な翠。
そのハイテンションが羨ましいよ。
「今日の部活さぁ〜…」
部活。
その言葉で、昨日の先輩を思い出す。
名前、なんだっけ…
そうだ。近藤和也先輩だ。
「ちょい、聞いてるの!?」
「え?あ、何?」
「だから、今日の部活は役決めだって!
早く来なさいって言われてるの!」
「ふ〜ん。まぁ、うちら1年は関係ないけどね」
「まぁ…ね」
学校の近くになると、知っている顔がチラホラと。
すると、向こう側から知っている顔が…
「(あ、和也…先輩)」
ダルそうに向こう側から歩いてくる。
ちょっと可愛い顔してるのに、結構不良なのね。
「あれ?」
近くまできた時、和也先輩が目を丸くした。
え、あたしの方見てない?
「君さぁ、昨日の人だよね」
「あたし?」
「うん」
お前しかいないだろという目であたしを見る。
翠…はいないし!!!
気づけば、周りの人はあたし達…というより、
和也先輩を避けて通っている。
「昨日はごめんなぁ?」
「いえ、もう大丈夫ですっ!」
「ならいいけどさ。名前は?」
「へっ!?」
名前!?
そこまで聞かれるとは思ってなかった…
少しだけ胸がドキドキした。
「川西美樹…」
「美樹ね。1年?お前」
「はぃ…」
いきなり呼び捨て?
少しムッとしたけど、胸がときめいたのも事実だった。
「和也君っ、おっはぁ〜☆」
「はよー」
「誰?この人…」
髪をクルクル巻いている女の先輩があたしを睨む。
ハハ…めちゃ怖いw
「昨日、俺が部活中にボール当てちまったんだよ。」
「へぇ〜」
「お前、ダチが呼んでるぞ?」
和也先輩が親指で前を指すと、ケバイ先輩が
「美咲〜」と名前を呼んでいた。
「じゃ、後でね和也っ」
「あぁ。」
ダルそうに手をひらひらさせた。
見れば見るほど、不良っぽいな…
「俺も行かねぇとな。じゃぁな、子猫ちゃん」
子猫ちゃん!??
あたし、馬鹿にされてない?
8
:
麻実
:2011/07/28(木) 09:21:20 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
お返事遅くなってすいませんっ!
また読みました^^bb<グーグー
タメでおkです^^
頑張ってください!
あたしは、【☆天然少女☆の恋】というド下手な小説を書いておりますww
暇なときに見に来てください^^
頑張って下さい!!
9
:
愛和
:2011/07/28(木) 10:50:21 HOST:dhcp-ubr2-14897.tvs12.jp
麻実>>ありがとぉ(^ω^)ノシ=☆
敬語じゃなくておkだょbb
今日、いっぱい更新してるじゃん!
頑張れ^^
10
:
愛和
:2011/07/28(木) 11:06:17 HOST:dhcp-ubr2-14897.tvs12.jp
「ど、どしたぁ?」
明らかに、誰が見ても不機嫌な態度。
負のオーラが漂っている。
「夏…和也先輩ってどんな人?」
「和也先輩!?」
先輩の名前を出したとたん、夏が大声を出した。
皆がこっちを見ている。
「ごめん^^; 和也先輩?あんた、絡まれたとか…!?」
「いや、少し違うけど、どういう人かなって」
少し考える素振りを見せた後、夏は眉間に皺を寄せながら
話し始めた。
「あんまり言っちゃダメなんだけど…。和也先輩って不良
なんだよね。それに、可愛い顔して女遊びが激しいって言う
噂!何でも、お父さんがPTA会長とか」
そ、そんな人に私は巻き込まれちゃったんですか…
ちょっと後悔。
「このこと、あんまり他の人に言っちゃダメだよ!知ってるのは
一部の人だけなんだから」
「へい…」
でも、今日私が和也先輩と話してるときに周りの人が
避けていったのはなぜだろう…
「夏。朝話して……いや、和也先輩を周りの人が避けながら
通っていたんだけど、何で?」
「あんまり絡まれたくないからじゃない?1度でも喋った人は
卒業するまで絡まれつづけるらしいしね」
その言葉を聞いた瞬間、血の気が引いていくのが分かった。
1度でも喋った人は卒業するまで絡まれつづける?
ちょ、ヤバイじゃん!!!!
「他に聞きたい事は?」
「ない…」
「じゃ、時間だから座るね^^♪」
社会の授業は、頭の中に全然入っていなかった。
ノートも写していない、話も聞いていないで50分放心状態だった。
11
:
麻実
:2011/07/28(木) 16:14:00 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
不良ww!
あたしも不良と関わりたくないな^^;
美樹ちゃん頑張ってw!
愛和さんも頑張って!!!
書き込みありがとうございました!
12
:
愛和
:2011/07/28(木) 17:29:59 HOST:dhcp-ubr2-14897.tvs12.jp
麻実>>不良ってヤダよね^^;
これからも頑張るよー^^bb
13
:
燐
:2011/07/29(金) 20:46:24 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
は〜い。
来たよん♪
呼びタメおkだよん♪
14
:
愛和
:2011/07/29(金) 20:52:08 HOST:dhcp-ubr2-14897.tvs12.jp
「おーい、聞いてる?」
「ぅん…」
「だめだこりゃ。」
今日1日
生返事だけ。話し掛けても上の空だった。
「てか、部活行くよ!」
「ぅん…」
「じゃぁ。部活始めま〜す。起立、礼!」
『お願いします〜』
あたしはさっき、翠にビンタされた。
思いっきり痛いです。
「目ぇ覚ませ!!!」
といわれて右頬をやられました;;
おかげで、目覚めました。
「文化発表会でする劇を決めました。今回は、
不思議の国のアリスです」
不思議の国のアリス?それはまぁ、大変なものを
選んだね。。。
1年はどうせ裏舞台。
だから、いつも適当に話を聞いて終わらせる。
ところが、今日は違った。
「じゃぁ、配役言うからね」
配役、来た。
この瞬間、3年生と2年生は固まる。
自分が選ばれるかどうかをただひたすら祈っておく。
「アリスは、私です。チシャ猫は杉浦舞
ハートの女王が藤崎美奈子。それから…」
さすが、登場人物が多い物語だけに配役も多い。
3年生は全員呼ばれ、2年生もほとんどの名前が呼ばれた。
そして…
「白ウサギが…美樹、あんたよ」
15
:
愛和
:2011/07/30(土) 09:12:17 HOST:dhcp-ubr2-14897.tvs12.jp
燐>>コメありがと^^b
こっちも呼びタメおkだょ☆
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