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ゆうぐれカフェ

109ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/26(金) 22:27:15 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

 それにしても、わたしにできることって?
 魔法なんて使えるわけないし、………ちょっと危ないかもしれないけど、飛び蹴り?

「………らんちゃん、飛び蹴りしていいかな。」

 わたしも命は惜しいし、そもそもゆーくんたちを悲しませたくないから自分の考えだけで飛び蹴りはしない。
 でも、吸い込まれそうだよねー……少し不安になってくる。

「飛び蹴りは危ない、吸い込まれるよ。
 魔法教えてあげるから!ターゲット・サンダーって唱えると黒い渦に雷が落ちる。祐斗はターゲットに入んないから安心して、」

 らんちゃんはわたしがゆーくんを心配してることも理解してくれてるからだいすき。
 少し不安の表情を浮かべながらも、わたしが唱えた。

「ターゲット・サンダー!!」

 その途端、大きな落雷の音が聞こえた。
 けれど、黒い渦は動いたまま………

「な、なんで………?」

 わたしが外した?落雷結構大きかったのに、外したの…?




「は、羽花?!ダメだよ、「ゆーくんに当たりませんように」って考えてたでしょ?
 そしたら……黒い渦って心の中で思ってないから心の中で呼ばれた祐斗に当たっちゃうに決まってるじゃん!
 だ、大丈夫かな……ちょっとゆうぐれ、見てきて!」

 絶望的な言葉―――――
 どうしよう、わたしのせいでゆーくんが………いや、いや……

「………っ、祐斗さま?!
 祐斗さま………返事、して!」

 ……ゆうちゃんの、ゆーくんを呼ぶ絶望的な言葉―――――
 ぜんぶぜんぶ、ぜつぼうてき。いや、だよ

「いや……………いやああああああああああぁぁああぁああっぁああぁっ!!!!」

   (祐斗の運命は?!)

 ………ぐろく、ないよね?←


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