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ゆうぐれカフェ

107ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/08/24(水) 19:08:46 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

   (ゆうぐれカフェ 〜羽花side*)

「………わ、外に住民は誰一人いない………」

 本当に。ゆうぐれカフェは毎日明るい街中にあるっていうのに、人は誰一人いない。
 きっとらんちゃんの魔法だよね。それより風がすごい、吹き飛ばされちゃいそうだよ…!

「羽花、俺が守るから。」

 ゆーくんとすれ違う。すれ違うときにぼそっとゆーくんが言ってくれた言葉。私を不安にさせないようにと言った言葉だろうけど、何だかすごく不安になるよ……
 なんて思ってると、ゆーくんはスタスタと黒い渦の方に向かっていってしまった。

「ま、待って……!」
「………どうしたの、羽花。」

 思わず呼び止める。呼び止めただけで恥ずかしかったのに、ゆーくんが笑顔で振り向くからもっと恥ずかしくなっちゃったよ。
 私は今の気持ちを伝える。大きな声で叫ぶように。

「きっ、気をつけてね!
 ……怪我しないでね?また遊園地、行くんだからねっ……!」

「わかってる!羽花を心配させるようなことはしないつもりだから、安心しな!」

 ようし!頑張るぞーっ!

     *

 私も段々と黒い渦に近づいていった。だけど近づくほど風が強くなって、渦に吸い込まれそうになる。
 先についていたらんちゃんは黒い渦に攻撃魔法で攻撃してる。ゆうちゃんはらんちゃんのサポートで回復魔法をちょこちょこ使ってる様子。

「私もっ………!って、ゆーくんは?」

 ゆーくんは先に着いていたはず……もしかして何かあったの?!
 そのとき、らんちゃんが軽く微笑んだ。

「祐斗なら渦の体内に入った。体内から刺激した方が効果はあるからね。
 大丈夫!安心してね、羽花!瞬間移動魔法を教えておいたから。」

 よかった。瞬間魔法移動最高っ!
 私も本気を出さなきゃね!

   (えへへ!←)

 真面目に戦闘モノ辛い……
 ……どうしよう、このままじゃ変なままおわっちゃうおおお!

 頑張りまう、orz


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