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日常から追い出された俺

3すばる:2011/06/28(火) 23:26:07 HOST:zaq3dc031db.zaq.ne.jp
霧崎が走っていったのは多分屋上だろう。
・・・何しに行ったんだ。といよりなぜ霧崎は屋上に?もうすぐチャイムがなる、・・・あと5分しかない。
屋上についた時、俺は絶句してしまった。
「な!!??」
目の前では霧崎は日本刀のような武器を手にし、そして・・・
「きっ・・・霧崎!!!」
「!?」
霧崎も俺がいることに気づいたらしい。その瞬間霧崎の体が宙に浮いた。
いや実際は吹き飛ばされたのだ。俺の目の前にいる一体の化け物に・・・
そいつの容姿はまるで伝説上のペガサスのようだ。だがペガサスのようにかっこいいものなどではない・・・
色は黒で目は真っ赤な真紅の色、そして角は二本あり耳のかわりについているようにみえる。
「霧崎っ!!」
霧崎はそのまま倒れこみ気をうしなっている。
・・・なんなんだよ、なんなんだよこれ!!
何も思いつかない俺。この状況すら今だに信じられない。
もし俺がまだファンタジーを信じていたらもっとすばやく動けたであろう。
だけど今の俺は成長してファンタジーのような世界はないと決め付けていた・・・
だからこの状況を信じられない。
『お前・・・人間か?』
「!?」
いきなり化け物がしゃべりかけてきた。ありえない。信じられない。怖い・・・・・
こんな感情が俺の体の中をかけめぐった。
『人間なんぞがなぜこの結界に・・・まぁ、いいか』
化け物がニタァと笑う・・・これだけで俺はもう倒れてしまいそうだった。
『そこの女といい・・・今日は変に結界が破られるな・・・』
女と聞いた瞬間、俺は我にかえった。・・・霧崎!
「霧崎!起きろ!」
俺は霧崎に走りより彼女の体をゆする。
「おい!霧崎!」
『さて・・・もう邪魔なだけのお前らは喰ってしまうか・・・』


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