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Noise−悪魔の創造国−

2久城 紗夢 ◆MIKU/01mmE:2011/06/26(日) 20:52:53 HOST:p2142-ipbf210aobadori.miyagi.ocn.ne.jp

/物語の原点/

舞台は第一次世界大戦後のヨーロッパの小国、ソルヴェール王国。そこの王国は何故か貴族が多く、とても裕福な王国だった。その王国の一部を占める「 ロメリア学園 」は優秀且つ家柄の良い生徒が通う全寮制の学園として有名であり、とても優秀で家柄が良ければソルヴェール王国以外の人であっても「 留学生 」として迎え入れられる。

しかしその王国は「 悪魔の棲む国 」と呼ばれ他の国々から怖れられている。その理由は、ソルヴェール王国には何百もの怪談があったり、不可解事件などが起こるから、という理由。怪談として上げられるのは「 数十年前嵐で沈没してしまった船が荒らしの夜に霧の向こう側から現れて生者を誘い込み、死者がその生者を巻き添えにまた船を沈没させる 」「 雷の鳴る夜に窓を開けて寝ると悪魔が現れ魂を抜かれてしまう 」など。昔に起こった不可解な事件も怪談として沢山取り上げられ、実際に起こっている事件も沢山ある。

そんな謎な事件を解決出来ない警察に手を貸すのがクリスティアーネという少女。詳細は謎に包まれており、苗字も分からないが唯一分かるのはこの王国一か二の貴族に属するという事。ロメリア学園でも特別扱いされており、毎日大図書館の奥の方に居り、書物を読んでいる。授業に出ることは今の所一度も無い。毎日が退屈で大図書館から見渡せる景色や生徒が楽しくはしゃいでいるのを見るのが日課。身長は小さく、肌は太陽に当たっていないのか死人の様に白く。性格は多少捻くれているが、知識が海の様に広い。

絶対に教室で授業を受けないクリスティアーネに宿題やプリントを渡しに行くのは唯一クリスティアーネに心を許された留学生の白河憐。憐はこの国で言う貴族というものに部類され、とても優秀と言う事でここに来ているのだが、クラスメイト一人以外には何故か怖れられている。だが先生には気に入られているので任されたとの事。無愛想、そういう訳ではないがあまり笑う事が無い。それ故クリスティアーネに毎回の如く毒を吐かれている為、最近免疫がついてきたとの事。

白河憐の唯一の友人、アルベルティーヌ=ロッチェリーノ。少女の父はこの王国の大企業という大企業を占める企業を有し、主に子供向けの商品を発売しているとの事。その少女は大人しく、女の子らしい女の子といったところ。しかし運動神経は良く、運動部に所属している。憐に想いを抱くも自分の気持ちを何時までも伝えられず、クリスティアーネに嫉妬をしている。

クリスティアーネと憐はソルヴェール王国の至る所で起きる不可解な事件へ立ち向かう。この王国には悪魔などいない、そんな非科学的なものはいないと証明するかのように。この王国が他の国から差別されないようにする為に。
そんな不思議でミステリアスな物語の開幕。

――終末はあるのかしら?


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