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月夜に照らされ、鏡に映り――。

3神音 光希 ◆ptZpvaYoVY:2011/06/20(月) 18:25:53 HOST:i118-17-46-116.s10.a021.ap.plala.or.jp
†序章・人間界と邦來島の人々†

 空は既に暗く沈んでる。キラキラと黄色に輝く星はまるで笑っているかのようにキラリと光っている。
薄ピンク色の髪を腰までゆったりと垂らし、赤いリボンの付いたカチューシャに桜が付いていて、首には桜のネックレスをしている。濃いピンク色の瞳を宿し、ピンク色の服を着ている。そんな少女の名は、ハル。

 ハルは空を見上げてから深くため息を付く。欠伸を小さくすると「なつくん、いるんでしょう?」と木陰を見つめる。木陰から、はぁ、と言う残念そうなため息を付くと、サラサラとした水色の髪を肩まで伸ばし、青色の瞳をキラキラと宿し水色のネクタイ、白いYシャツをはいた少年、通称・なつ、がニコリと笑う。

「ハルのお姉ちゃん。 バレてた?」

 あはは、と笑いブーッ、とつまらなさそうに言う。困ったようにハルは「まあ、私の能力さえ使えば、ね」と苦笑しつつ言う。


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