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桜の木の歴史と悲しい物語
1
:
初深 紗雪
◆MIKU/01mmE
:2011/06/10(金) 22:10:16 HOST:p2142-ipbf210aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
初めまして、又はお早う御座います、今日は、今晩はという方もいらっしゃるでしょう。
今回は洋物から離れて和物のお話を書こうと思っております。
そして毎回の様に注意事項をずらずらと
⊿注意事項から規約まで幅広く扱っております
∟今回はグロい表現はあまり出ないと思われますが、もしかしたら出てくるかもしれないので、そういうのが苦手な方はUターンをお勧め致します。
∟もしかしたらこの世で有り得ないキャラが出てくるかもしれません。
∟難しい漢字や昔の言葉、方言等、もしかしたら出てくるかもしれません。そして誤字脱字が見受けられると思いますが、気付いたら教えて下さるかスルーしてくださるかしてくれて構いません。
∟荒らしや中傷、暴言などの人を不愉快にさせる事は書き込みしないでください。
∟アドバイスやリクエスト、感想などは受け付けております故遠慮なくコメントしていってください。但し、一行レスは避けて頂きたいです。
∟このスレ(全体)を真似するのはお止めください。もしも参考にしたいのであれば一言書き込みして紗雪に許可を得てからにしてくださいね
⊿紗雪からのお願いとご挨拶!
何時も言っている通り自作の小説は初心者にかなり近いので表現などが曖昧だったり、変な言葉になっていたりと大変読み辛くなると思われます。殆どは私の自己満足と言っても良いでしょう。そんな作品でも見てあげるよ、という方は宜しくお願いしますね。
( 英雄なんて平和になれば邪魔者扱い。そんな世界、誰が必要としているの? )
2
:
初深 紗雪
◆MIKU/01mmE
:2011/06/11(土) 11:16:38 HOST:p2142-ipbf210aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
『この木の、桜の木の下でまた逢おう』
『えぇ、約束よ。必ず生きて四人で――』
――約束だよ
【 夢 】
「 起きろー、憐 」
ゆさゆさと布団で寝ている少年を躊躇なく揺さぶる少女。容姿は中学生位に見える程幼いが現在高校二年生。少女の名前は安曇月姫(アズミ カグヤ)名前と容姿からは大人しそうな少女にも見えるがそれとは裏腹、気が強く、口調が多少荒くて、それ故に運動神経が良いという面を持ち合わせている。
さて、月姫がずっと揺さぶっている少年は全く起きず。ここは寮という事があり、学校も近いのだが時間的にも今は遅れてしまう状況。なので月姫は最終手段として布団を取り上げ少年に蹴りを入れようとする。
「 起きないんだったら蹴っても良いよね? 怪我なんて保障しないけど 」
少し後ろに下がりそう呟くと、扉がばたんと開き二人の少年が入ってくる。月姫は表情一つ変えずに二人を見つめはぁ、と溜息を吐く。
「 遅い。後少しで憐を蹴るところだったよ 」
二人に呆れ気味の笑顔を見せ乍そう言う。一人の少年、藍綬燐(ランジュ リン)は呆れて溜息を吐き憐、月見里憐(ヤマナシ レン)の頬を抓り"起きないと先生に言いつける"相手の耳元でそう囁く。もう一人の少年、小鳥遊黒埜(タカナシ クロノ)はにこにことやり取りを傍観者の様に見ているだけ。
3
:
初深 紗雪
◆MIKU/01mmE
:2011/06/11(土) 17:54:42 HOST:p2142-ipbf210aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
「 今度から自分で起きろよ、憐。私はもう知らないから 」
歩きながらつんと言い放ち憐を気にせずすたすたと歩く。黒埜はその様子をにこにこと"しょうがないよねぇ"と言いながら歩いており、燐は呆れた様に気にせず。憐は眠そうにふらふらと歩きながらこくんと頷いた。
何時もの様に通学路の横に聳え立つ大きな桜の木を通り過ぎる時、月姫と憐の耳に不思議な声が聞こえた。
『 …けて、…助けて―― 』
助けを求める声、切なくそして儚い少女の声だと二人は思ったが空耳だろうと二人は思い何も言わずに歩きを進め学校へと向かう。
「 月姫、憐早く行くぞー 」
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