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school life 〜スクールライフ〜

21波希:2012/09/16(日) 23:39:26 HOST:KD106169169062.au-net.ne.jp
☆日常☆
「お前ってさぁ、そんなことしてて疲れねーの??」
「何が??」
それでも懲りずに話す二人。
すこし笑えた
龍の問いに一発じゃわからなかったみたいで葉月が聞き返していた。
「何がって、その性格だよ。人によって人格替えてめんどくさくねーのか??」
「そんなの、めんどくさいに決まってるじゃん!! でも、こうしないと他の人に迷惑かけるし」
葉月のことは聞かなくても大体わかる。
今だってそういう答えが返ってくると思った。
「いーじゃん別に。どんな性格でも、お前はお前だぞ。だか___」
龍が次の言葉を言おうとしてるところをさえぎった。
だって、ここで言わないという時がないと思ったから...
「迷惑とかさ、気にしてたらお前がもたねーよ」
「そんなこと言われても、今さらかえらんねーし」
「俺は、もしかしたらって思ってる。
 実石なら絶対にお前を...変えられるって」
俺が言った後に葉月の消えそうな細い声が聞こえた。
「わからないよ」
そういってから葉月がはっとしたように口を押えた。
きっと心の中では言わないようにしていたんだろう。
「ごめん、今のなしなし。気にすんなよな」
葉月の言葉からあわてて訂正したのが感じられた。
「お前、授業聞かなくていいのか?? たしか頭いまいちだったよな」
話をそらしたくて勉強の話を持ち出した。
「うるさいっ!! もとはいいし」
その声は小さかったけどしっかり芯があってはっきりと聞こえた。
「ふっ」
そんな葉月が可愛くて鼻で笑ってしまった。
「菜々海のばかっ。僕、ぜーったいに菜々海だけは好きにならない」
精一杯の葉月の強がりがとてもかわいいもののように聞えた。
「俺は、お前を好きだけど??」
真剣な顔で言った。
あながち冗談ではないし...
あのまま「絶対好きにはならない宣言」を受けたままなのはいやだったから
「菜々海いまなんつった??」
焦ってる葉月に対し
「好きだけど??」
さらりと言い放った。
「迷惑とか考えないで自分の生きたいように生きてみればいいんじゃね」
俺は話を元に戻すと話をやめ椅子に座りなおした
それが会話の終了を示す___


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