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未来と過去
59
:
kalro
:2011/08/05(金) 16:16:13 HOST:nttkyo204250.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
ただ・・・それでも・・・亮も辛い過去を背負っていることが分かった。俺達が支えてやらないとな!
「でも・・・僕はこの村の人たちだけじゃなくて、他の国の人や民族の人とも仲良くなってみたいんだ!僕達を襲った人達は許せないけど・・・亮さん達はその人達とは違う!それを皆に分かってもらいたいんだ・・・。」
「弥太郎君・・・。」
俺達は何も言えなかった。だって・・・俺達だって人を殺した事があるのだから・・・。それが正当防衛だとしても。
「・・太・・郎!・・・弥・・。」
外では慌ただしく、誰かを捜しているような声が聞こえてきた。
「・・・弥太郎!!!・・・こんなところに・・・。・・・貴様らか?ここへ連れ込んだのは?」
さっきの門番が入ってきた。どうやら俺達が弥太郎君をここに連れてきたと思っているらしい。
「ちょっと待ってください!!俺達は「許さんぞ!!!貴様ら!!」
ダメだ!話を聞いてくれる雰囲気じゃない!!弥太郎君は!?
「弥太郎はこっちに来なさい!奴らにやられたんだな!?泣かされたんだな!?」
くそっ!!弥太郎君がさっき泣いたのが仇になったか!!どうする!?
「龍也・・・今は堪えろ。ここで手を出したら・・・弥太郎が悲しむ・・・。奴らは弥太郎の話を聞いてはくれないだろう。よそ者は信用ならないと決めつけやがって!!!」
晋は悔しそうに唇を噛んでそう言ってきた。ここで敵意を見せたらもっと立場が悪くなるか・・・。
「ここは大人しく従った方がいいな。だが・・・多分このままだと明日には殺されるかもしれん。」
それほど村人は殺気だっている。やっぱりよそ者はダメだ、ダメだというような目つきで。
「こいつらを牢屋にぶち込んでけ!!絶対に出すな!」
そして俺達は成す術もなく捕まってしまった。暗い牢屋の中に・・・。
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