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未来と過去

1kalro:2011/06/02(木) 20:21:50 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
どうもkalroです。初めて作品投稿します。
いたらないこともあると思いますがどうぞよろしくお願いします。

*注意*
①パクリは絶対にしていないのでそこのところお願いします
②ファンタジーっぽいものです。
③まだまだ未熟ですがぜひみて感想がほしいです。
それでは・・・どうぞ!!!

2kalro:2011/06/02(木) 20:38:44 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
序章〜全ての始まり〜

目が覚めた。夢じゃなかったのか・・・。
そう呟いた男の名は成神龍也。
普通の高校生のはずだった・・・。


二日前
俺は家から近い星蘭高校に通っていた。二年生だ。
「おう、龍也。」
声をかけたのは藤本晋。幼稚園からの腐れ縁だ。
「なんだ、晋か。」
俺は適当に返事をしてまた本を読み始めた。
「何だよ、龍也素っ気ないな。明日は修学旅行だぞ。」
!そうだった。修学旅行だった。もちろん準備をしていない。
「楽しみだな!!」
晋は楽しいこと好きだからわくわくしている。
当の俺はというと、やっぱり楽しみだった。
「そうだな。」
そう言って俺たちは帰った。

修学旅行当日
もうすでに俺たちは目的地に着いていた。よく分からない寺だった。
自由行動らしいので、俺は晋と同じく腐れ縁の水野玲菜と一緒に行動していた。
しばらく進んでいくと、得体のしれない雰囲気がプンプンする場所の前に来ていた。
やばい早く戻らないと!

3kalro:2011/06/02(木) 20:54:44 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
と思っていると、玲菜が
「ねぇねぇ、行ってみようよ!」
やっぱりか・・・。言うと思ったよ。
俺は無駄と思いつつ少し反論してみた。
「でも立ち入り禁止った書いてあるぞ。」
案の定玲菜は
「大丈夫だよ。ほら行こう!」
決定ですか!!晋のほうを向いてみるとすごくわくわくしていた。
お前もかよ!!!と思った時にはすでに二人は歩いていた。
「置いてくなよ!!」
結局俺もついて行った。
どんどん進んでいくと、本当にやばい雰囲気を醸し出した扉が見つかった。
これは本当にやばいぞ・・・。なんて思っていると・・・、
「・・・開けてみよう!!!」
やっぱり!!!止めにかかろうとすると、もう扉に手を掛けていた。
俺たちは光に包まれそこで意識は暗転した。

4kalro:2011/06/03(金) 21:09:04 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
意識を取り戻したのは、しばらく経ってからだった。
携帯を見たら圏外だった。ん?圏外?
寺なら圏外なんてことはないはずだ。
はっ!晋と玲菜は?無事か?
「うわ何だここ!!」
「どうなってんの?」
よかった・・・。二人とも無事のようだ。
で、ここはどこだ?
すると謎の声が聞こえてきた。
「貴方方ですね。選ばれていたのは。」
?誰だ!周りに人はいない。聞こえるというよりは脳に直接流れているという感じだ。
「突然で申し訳ありませんが、貴方方には未来を救ってもらいます。」
?一体何のことだ?未来?わけがわからない。
「未来って何のことだよ!?」
晋は声を荒げて言った。
「すいません。私は未来研究チームの崎村と申します。
私たちの研究の結果このままの歴史だと、未来は滅亡することになっています。」
滅亡だと!?俺達の家族や友達はどうなるんだ!

5kalro:2011/06/03(金) 21:28:02 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
「なぜ滅亡するんだ!?」
「それを今教えることはできません。」
「・・・・分かった。だがひとつだけ教えてもらう。なぜ俺達なんだ?」
もっともだ。なぜ俺達がそんなことをしなければならないんだ?
「あの扉から入ってきたのならしょうがありません。そして貴方方のかわりもいません。」
まじかよ・・・。でも俺達があの扉に入ったのは偶然だぞ。誰も来なかったらどうするつもりだったんだ?
「貴方方は生まれる前からこうなる事が決まっていたのですよ。」
嘘だろ・・・?生まれる前からだなんて・・・。
「やってもらうことは歴史を変えることです。期限は・・・一年間です。
指示は今から送る携帯に入りますので、ご心配なく。必要になる武具は携帯と一緒に送ります。
では・・・幸運を祈ります。」
そこで声は途切れた。
「・・・・・・・・・」
俺達は言葉を失った。当然だ。いきなりあんなこと言われたら・・・。
この沈黙を破ったのは晋だった。
「こうなったらやるしかない。やるしかないだろ!!!」

6kalro:2011/06/04(土) 17:20:37 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
・・・・、そうだよな。未来がかかってるんだ!やらない訳にはいかない!
「私もやりたいと思う。全世界の希望だもん!」
玲菜もやる気のようだ。
「じゃあ取り敢えず、支給品・・・って言ってたよな。それ開けてみるか。」
確かに。すごく気になる。
「じゃあ俺から開けるぞ。」
箱の中に入っていたのは、刀だった。
「やった!!俺剣道やってたからな。」
俺はと・・・
「長刀か・・・?」
それは裕に1mは超えていそうな長い長刀だった。
「私はと・・・短剣だ!!綺麗!!」
俺は長刀、晋は刀、玲菜は短剣となった。
そんなことを思っていたら、俺は1つの事を思い出した。
「そういえばさ、俺達これからどうすればいいんだ?」
「・・・・・・・・・・・・・」
2度目の沈黙。そりゃそうだ。何も伝えられてないんだ。

7ライナー:2011/06/05(日) 00:02:03 HOST:222-151-086-019.jp.fiberbit.net
コメント有り難う!^^
面白いですぜ、内容が引き込まれます!
続き、是非是非楽しみにしていますよ〜^^

8kalro:2011/06/05(日) 20:06:43 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
〜♪
!メールだ!!
差出人 未来研究チーム
件名 ミッションとこれからについて
本文 これからは食料や寝床、などは今から最低限送ります。
これで頑張ってください。

ミッション1
卑弥呼を殺せ。期限は三日以内。それを越えた場合ミッション失敗となる。
ちなみに、失敗=死なので。健闘を祈る。

「・・・取り敢えず食料の心配はなさそうだな。それにしても・・卑弥呼って本当にいるのか?」
そんなことを言ってみても何も変わらなかったので俺達は、支給された食料を少し食べて
深い眠りに就いた。

9Cruel crown:2011/06/06(月) 20:10:48 HOST:KHP222009082198.ppp-bb.dion.ne.jp
みつけた!!!
だーれだ!www
誰かは、答えが出るまで教えてやんなーい!(^^)!
俺だよ俺www俺さ!!!(オレオレ詐欺じゃないよ!)
でも、マジ誰って感じだよね(・_・;)
OOOOだよ!ま、それは置いといて!
いやー流石ですね!
なんだよ「まだまだ未熟ですが」って超うまいのに〜決まり文句?
才能あるよ!うん絶対に才能ある!
tk「kalro」ってカタカナ読みで読むとどうなるんすか?
本当にそういうの苦手なんだよ・・・なんかすんません
あ!そだ。
今、小説の内容考え中なんだー
本当に内容思いつかない・・・・どんなのが良いかな?
なんかさ、結構長い文になっちゃったね・・・ごめんね!
まぁ、小説はそのうち思いついたらってことで・・・・
絶対書くよ!約束だ!!

10kalro:2011/06/12(日) 15:49:23 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
一番最初に目を覚ましたのは俺だった。
「夢じゃなかったのか・・・。」
思わず呟いた言葉がそれだった。夢であって欲しかった。
晋と玲菜はどうだったのだろうか?
「夢な訳ないだろ。諦めて腹括ろうぜ!」
晋・・・、起きてたのか。確かに晋の言うとおりだ。
「そうだよな・・・。悪い、晋。」
「おはよ〜晋と龍也。」
玲菜はいつもマイペースだな・・。そこがいいとこだが。
「実は私・・ちょっとうれしいんだ。だって久しぶりじゃん。こうやって3人
で何かするのってさ!不謹慎かもしれないけど・・。」
玲菜・・・。そういえば高校に入ってから3人で遊ぶことって少なくなってたな。
「そうだな!絶対3人生き残って現代でもたくさん遊ぼうぜ!」
晋もちょっと嬉しそうだった。

11kalro:2011/06/12(日) 16:02:30 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
俺達はミッションをクリアするためにスタート地点から、携帯に送られてきた地図を
頼りに邪馬台国を目指していた。自転車ないのかよ・・・。
「おっ!あれじゃないのか!」
ついに発見した邪馬台国は、想像していたのと全く違っていた。
大きな城、活気のある村、たくさんの村人、歴史の教科書に載っていたのとえらい違いだった。
多分あのでかい城に卑弥呼がいるのだろうな・・・。
昔にしては珍しく、門番などもいなかった。むしろ俺達を旅人だと思い、歓迎してくれた。
そして今俺達は、とある宿屋にいる。
「意外とすんなり入れたな。まぁこれからだけどな。難しいのは。」
ちなみに今は作戦会議中だ。期限は3日もあるので焦る必要はない。
「そういえば、武器に説明書が付いてたな。見てみるか。」
思い出したように晋が言ってきたので、見ることにした。

12kalro:2011/06/12(日) 16:14:47 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
俺のはと・・・。
     
     風神の長刀  レア度A
その昔、風神というものがいたころ風神が使っていた長刀。
風神の魂が宿っているといわれている。扱いが上達すると、
風を自由自在に操れる至高の長刀。

ただの長刀じゃなかったのか・・・。それにしても風神って本当にいたのかよ。
「次は俺だな。」
晋のはと・・・。

     左門寺  レア度A
生涯負けたことのない歴戦の武士が使っていた刀。
その鋭い刃は絶対に折れることはなく、欠けることもない。
最強の刀と呼び声が高い。

「・・・・めっちゃ嬉しい。すげー刀だ。一生の相棒として使うぞ!」
晋のも良いものだったようだ。

13kalro:2011/06/15(水) 17:25:23 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
玲菜はどうなんだ?
「私は・・・」
   
    マジカルナイフ レア度SS
大魔法使いの魔力が宿っている短剣。振ることで様々な魔法を
使用することができる。ただし攻撃魔法は使えない。
幻惑、回復、眠り、混乱、攻撃補助、防御補助などの魔法を使える。

「うわーい!やったー!魔法を使えるなんて夢みたい!」
レア度SSって・・。確かに玲菜は子供の時から運はすごくよかった。
「全員確認したな?じゃあ作戦会議を再開するぞ!」
その作戦会議は夜まで続いた。決まった事は・・・
決行は二日後。明日は卑弥呼に関しての情報集めをすることになった。

14:2011/06/15(水) 17:27:29 HOST:zaqdadc28dc.zaq.ne.jp
おお!!!

15kalro:2011/06/15(水) 17:40:56 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
「じゃあ二手に分かれよう。俺は一人でいい。龍也は玲菜と一緒に行ってくれ。」
「分かった。頼んだぞ、晋。」
「集合は一時に宿屋だ。遅れるなよ。」
そう言って晋は早足にどこかに行ってしまった。

※晋視点
歴史を変えるか・・・。まだ実感が湧かない。それに卑弥呼を殺せなんて・・・。
だけど少し嬉しくもあった。複雑だけどな。
俺はいつもの日常に嫌気がさしていた。学校行って、帰って、寝て・・・。
その繰り返しだった。だからこういう龍也達と一緒に何かをするのはとても楽しい。
でも喜んでばかりはいられない。絶対に未来をこの手で救ってやる!
俺は淡々と情報を集めた。そしてついに有力な情報が入った。
「卑弥呼様について?ああ、卑弥呼様ならあの一番大きな城の最上階に住んでおられる。
だが・・、会おうとしても無駄じゃぞ。卑弥呼様のお近くには二人の側近がいらっしゃれる。
その二人は化け物のように強い。変な考えは持たないことじゃな。」
あの城か・・・。強い二人?そんなものたたきのめしてやる!
時計はすでに十二時半を回っていたので、俺は急いで宿へと戻った。
「・・・・・あの三人か・・。楽しみだな。」
城では一人の小柄な男?が笑っていた。

16kalro:2011/06/15(水) 21:41:36 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
※龍也視点
結局これといって有力な情報は得られなかった。何で皆話してくれないんだろうか?
「龍也〜。もう十二時半だよ。早く戻ろうよ!」
もうそんな時間か。晋のほうはどうなんだろう?
「そうか。じゃあ戻ろうか。」
宿屋へと戻ると、すでに晋は待っていた。
「待ってたぞ。そっちはどうだった?」
「全然だめだ。そっちは?」
「・・・有力な情報が入った。取り敢えず中に入ろう。」
まじでか!どんな情報だろう?
中に入ると晋は小声で話し始めた。
「卑弥呼はあのでかい城の最上階にいるらしい。そこへ行けばいいんだが、
そう簡単にはいかないらしい。卑弥呼の近くにはいつも馬鹿強い側近がいるらしい。
そう考えると厳しい戦いになるだろう。覚悟はできてるよな?」
馬鹿強い二人・・・。俺達に勝てるのか?・・・いや、やってみなきゃ分からない!
「もちろん。覚悟はできてるよ。」
「私も!」
玲菜も覚悟はできてるようだ。
「よし。じゃあ明日に備えて各々の武器を使いこなせるようにしよう。」
確かに戦えるようにしておかなければならない。俺にこのでかい長刀があつかえるのだろうか?

17kalro:2011/06/15(水) 21:53:12 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
風神の長刀は思った以上に軽くて扱いやすかった。むしろ自分の動きが俊敏になったようだ。
晋はさすが剣道部と言ったところで、左門寺をもう使いこなしていた。
玲菜は初歩の回復呪文をもう使えているようだ。
風神の長刀には特殊な能力はあるのだろうか?
[・・・・・・・・・]
ん?誰かに話しかけられたような・・・。
今はそんなこと気にしてる暇はない。少しでも使えるようにならなきゃ。
結局練習は六時ごろに切り上げた。すごく不安だ、俺は。
「明日の十二時に決行だ。今日はゆっくり休もう。」
俺達は城に乗り込むため1つの作戦を用意しえいた。その作戦とは・・・
[強行突破]
だ。・・・・すごく心配だ。

18Cruel crown:2011/06/16(木) 12:54:29 HOST:KHP222009082198.ppp-bb.dion.ne.jp
コメントありがとう!
言われてみると確かに説明文が多いねww
でも、kalro君やライナーみたいにセンスないから
あんまり期待しないでくれーーーーーwwww
ま、少しずつ書いていくんでコメントよろしくね!
でね、読んでて思ったんだけど、kalro君ってさ
セリフとセリフの間の説明がほとんど毎回違うじゃん?
(んーと何ていうか、{「OOO」とOOが言った。}とかさ)
意識して変えてる?無意識?
なんか小説書こうと思うとセリフとセリフの間が、
いつも{OOOとOOが言った。}になっちゃうんだよねー
何言ってるか分からないかもしれないけど、 
kalro君はそれがすごい上手だからさ、アドバイスください!

19kalro:2011/06/16(木) 14:03:34 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
すいません。訂正です。
>>17の「用意していた」が、「用意しえいた」になってました。
申し訳ありません。

20kalro:2011/06/16(木) 14:18:04 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
ついに決行の日。十二時に決行だ。
「よし・・・。行くぞ!」
俺達は、卑弥呼の城に強行突破を仕掛けた。
「うぉぉぉぉぉぉぉ!」
向ってくる衛兵達をなぎ倒していた・・・・が、
「くっ!まずいな・・・囲まれた!」
周りには二十人近い敵に囲まれていた。本当にやばいぞ!
[俺を振れ!]
!?誰だ!?
[俺だ!風神だ!早くしろ!]
俺は訳も分からず目をつぶって長刀を思いっきり振った。
・・・目を開いたときには衛兵は全て吹き飛んでいた。俺がやったのか?
「すげぇぞ龍也!助かったぜ!」
俺なのか?いや・・・風神?
[そうだよ。俺は長刀に宿る風神の魂だ。以後よろしく頼む。]
!やっぱりお前だったのか!!ありがとう風神・・・。
[それにしても・・・お前振るのが遅せぇよ。]
ははは。わりぃな。これから頼むぜ風神・・・。

21kalro:2011/06/16(木) 14:31:16 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
「何一人でボーっとしてるんだ?龍也?」
風神の声は皆には聞こえていないようだ。まぁいずれ分かるだろう。
「何でもないよ。・・・さぁ早く行こう。」
「?????」
俺達は最上階を目指し走っていた。
・・・・何か変だ。最初に倒した衛兵達以外に敵がほとんど来なかった。
「おかしくないか!?なぜこんなにも敵がいない!」
晋も何かに気づいているようだ。何かに・・・。
「待ちなよ。」
!!嫌な予感が的中した。
振り向くと笑顔をこちらに向けた一人の小柄な少年?とでかい男が立っていた。
「取り敢えず自己紹介をしておこうか。僕はスサノオだよ。ちなみに卑弥呼の弟だよ。」
「俺ぁ大和だ。」
やっぱり情報通りの強い二人組だ。見る限り大和の方が強そうだが・・・。

22kalro:2011/06/17(金) 18:27:13 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
「俺が先に出ましょう。スサノオ様。」
!スサノオの方が強いのか!?
[当然だろ。俺達とは何かが違う。何かがな・・・。」
風神!なんとかならないのか!?
[無理だ。お前のそもそものレベルが低すぎる。」
・・・畜生。悔しい・・・。
「・・・俺が出よう。お前らは下がっててくれ。」
「晋!大丈夫かよ!」
晋は振り向いて頷き、敵へと歩みを進めていた。
「お前・・・、大和って言ってたな。」
「そうだが?」
「お前今・・・死亡フラグを踏んだ・・・ぞ!」
言葉を言い終わるより前に、晋は大和へ斬りかかっていた。
「ぐっ・・!居合か・・。あと少し反応するのが遅れてたらやられていたな。」
大和はわき腹を抑えながら絞り出すように声を出していた。

23kalro:2011/06/17(金) 19:35:38 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
しかし、晋は弱っている大和に躊躇せずに次の居合の構えをとっていた。
「これで、終わりだ!」
「それはどうかな?」
ギンッ・・。
大和は最初の居合で全てを見切っていたようで刀で簡単に防御していた。
「もうその手は通用しねぇよ!」
大和はそう言いながら、晋の腕を斬りつけていた。
「ぐあぁぁぁぁ!!」
夥しいほどの流血。晋がやばい!
「大丈夫だよ!晋!」
玲菜はマジカルナイフに光を集めて、晋の腕へと飛ばしていた。
晋の腕から光が消えた時、晋の腕からの出血は止まっていた。

24kalro:2011/06/17(金) 19:40:18 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
補足です。
>>23の夥しいは「おびただしい」と読みます。
数や量が非常に多いことです。
これからも難しい漢字を使うことがあると思うので、そのたびに補足を入れるのでご了承ください。

25kalro:2011/06/17(金) 20:12:15 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
「すげぇ!玲菜、サンキューな!」
晋はそう言うともう一度居合の構えをとった。
「それはもう通用しねぇといっただろ!」
案の定また防御されてしまった。しかし・・・
「ばーか。俺の狙いはそうじゃねーよ。」
晋は大和の刀に対して左門寺を思いっきり振った。
「馬鹿め!刀を折ろうとしても無駄だぞ!そんな刀ではヒビもはいらねぇよ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・
数秒の静寂。静寂が破られたとき見たのは大和が血を流して倒れているところだった。
「残念だったな。俺の左門寺は絶対に折れない。折れないほどの鋼鉄だ。
左門寺の本当の力は相手の武器を折ることなんだ。」
床には真っ二つに折れた大和の刀。そして左門寺には傷一つついていない。
「がはっ・・・。左門寺だと・・。ふっ、ならば負けて当然だな・・。強靭な武士の魂を宿した刀・・・。
俺は負ける運命だったのか・・。晋と言ったか?この先俺より強い奴はたくさんいる・・・。
せいぜい苦しみながらも生き残ればいいさ。」
大和は息絶えた。

26Cruel crown:2011/06/17(金) 20:24:25 HOST:KHP222009082198.ppp-bb.dion.ne.jp
補足するとわかりやすくていいね!
参考になります。!(^^)!

27kalro:2011/06/17(金) 20:56:41 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
>>26
Cruel crown様
こんな思いつきの小説を参考にしていただきありがとうございます。
これからも頑張りますので応援よろしくお願いします。

28Cruel crown:2011/06/17(金) 22:56:26 HOST:KHP222009082198.ppp-bb.dion.ne.jp
様って・・・・
そんな敬語まで・・・
お互い頑張ろうね!

29kalro:2011/06/19(日) 16:43:58 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
それにしても・・・、最後の大和の言葉が気になる。
「この先俺より強い奴はたくさんいる・・・。」
何故大和はこの先の事を知っている?
まさかこれは全て仕組まれたことだったのか!?
・・・いや、考えすぎか。今はそれよりも・・・
「まさか大和がやられるとはね。でも僕はそう簡単にいくかな?」
スサノオがいる!大和とは比べ物にならない威圧感。すごい圧力だ・・・。
「行け・・。」
「晋!無理だ!死んじまう!」
さすがに晋を置いては行けない。俺も残ろうとしたが・・・
「駄目だ!誰かがここであいつを足止めしなきゃクリアできないぞ!龍也は卑弥呼を殺ってくれ!
お前にしかできないんだ!」
「でも・・・。」
「早く行け!!!!」
晋の怒号に押され俺達は卑弥呼の部屋に行こうとした。
「簡単に行かせると思ったかい?」
スサノオが道を塞いでしまった!まずい!
「左門寺!」
晋は居合でスサノオの襲いかかった。案の定防御されてしまったが・・・
「今のうちだ!早く行け!!」
晋がスサノオを止めてるうちに俺達は卑弥呼の部屋へとダッシュした。

30kalro:2011/06/19(日) 16:58:42 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
※晋視点
「やられたね・・・。君にそれほどの覚悟があるとは・・。ですが1つ聞きたい事あります。
何故卑弥呼を殺そうとしてるのですか?なにか理由があるのでしょうか?」
?何を言ってるんだ?理由だと?
「未来を救うためだ!俺達の手に全世界の命運が託されているんだ!ここで負ける訳にはいかない!」
「未来?・・・なるほど。確かにそれは負けられませんね。ですがこちらも死ぬわけにはいかないんですよ。
まぁそんな事はどうでもいいでしょう。・・・それじゃあ僕たちの戦いを始めましょうか。」
やっぱり聞き入れてはくれないか。こうなったらやるしかねぇ!
「行くぞスサノオ!」
龍也、玲菜。頼んだぞ!

※龍也視点
晋の奴大丈夫かな・・・。絶対に死ぬんじゃないぞ!
「龍也?大丈夫?晋なら大丈夫だよ。だから元気だして・・・。」
「玲菜・・。ごめん。落ち込んでても何も変わらないよな・・。だから俺は晋の無事を信じるよ。」

31Cruel crown:2011/06/19(日) 17:43:16 HOST:KHP222009082198.ppp-bb.dion.ne.jp
おお!また話が進んだね!
tkペースはやすぎ・・・・(凄すぎるよ!!!!(>_<))
んーと、晋の心の声の表現の仕方が、分かりやすくて良かったよ!
心の声にするかセリフにするか、その判断が良いと思う!
がんばってね(じゃなくて、お互い頑張ろうね!www)

32kalro:2011/06/19(日) 20:59:11 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
卑弥呼の部屋は最上階。今俺達はそこへ行くための階段を上っている。
「着いた!卑弥呼の部屋だ!」
そこには豪華な扉。しかし鍵が開かない。
「風神!行くぞ!」
俺は扉を壊そうと長刀を構えた。その時・・・、
!扉がだんだん開いていく。何故だ!?
俺達が中に入ると扉はひとりでに閉まった。罠か!?
「貴方方が来るのは分かっていました。覚悟はできています。殺しなさい。」
!?なっ!何を言ってるんだ?
「私には未来を見る力があります。このままだと未来が滅びてしまうのでしょう?
さぁ、早く・・。」
なんて人だ・・。自分から殺せなんて・・。
「何を躊躇っているのです?時間がないのでしょう?貴方が殺さないのなら・・・・
私は自ら死を選びましょう。」
そう言って卑弥呼は手元にあった短刀を自分の首元に構えた。

33kalro:2011/06/19(日) 21:25:06 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
「やめろぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
俺はそう言って卑弥呼の手から短刀を弾き落とした。
「何て事をしようとしてるんだ!自殺なんて・・・。ふざけんな!」
卑弥呼は驚いた表情になっていた。
「何故です?私が死ななければならないんでしょう?未来が滅亡してもいいんですか?」
「そういう事じゃねぇんだよ!自殺なんてしちゃダメだ!死ぬんなら・・・俺の手で殺す!」
俺は震える手で長刀を構えた。卑弥呼の胴体へ向けて。
「貴方は人を殺した事がないのでしょう?無理をなさらないでください。抵抗しない人を殺したりなんかしたら
それは未来を救うための貴方の重荷にしかなりません。そうなる前に・・・」
卑弥呼は隠し持っていたもう一つの短刀で自分の腹を刺した。
「なっ・・・・!」
「必ず・・・みら・・・いを・・救い・・なさい。・・・貴方な・・・ら・・必ず・・・。」
卑弥呼は息絶えた・・・。
「なんでだよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
俺は絶叫した。

34kalro:2011/06/20(月) 16:35:23 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
「自殺なんかするなって言っただろうが!それなのに・・・。」
「龍也!卑弥呼さんの気持ちも分かってあげなよ!これから私たちができる事は1つしかないでしょ!」
玲菜は泣きながら俺に言ってきた。
「絶対に・・・クリアすること・・・?」
そうだ・・・。死んだ人はもう戻ってこない・・・。
「そうだよな!卑弥呼の気持ちに報いる事をしなきゃな!」
自殺をしてまで道を作ってくれた卑弥呼。その気持ちに応えなければ人間として失格だ。
これからはもっと厳しい戦いになるだろう。だが俺達は負ける訳にはいかない!
そう思った時俺達の体は淡い光に包まれた。
もう次の時代に行ってしまうのか・・・。
「卑弥呼!絶対未来を救って見せるからな!あの世でしっかり見てろよ!」
そう言った時、卑弥呼が少し笑ったような気がした。そんな気が・・・・。

35kalro:2011/06/23(木) 18:06:08 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
第二章〜大化の改新〜

気づいたときもうここは卑弥呼の城ではなかった。広い草原だ。
遠くの方にかすかに町?いや村のようなものがあった。今何時代だ?
〜♪
メールだ!
差出人 未来研究チーム
件名 報酬と次のミッションについて
本文 ミッションクリア!クリア報酬として[?(謎)の種]をプレゼントします。
くわしくは説明書をご覧ください。

ミッション2
現在飛鳥時代。次のミッションは[大化の改新の阻止]です。方法は大化の改新の首謀者中大兄皇子、中臣鎌足の討伐。
期限は10日。健闘を祈る。

[?の種]?なんだ?小さな箱があるけどその中にあるのか?
「さっそく見てみる「ちょっと待て!」
晋?どうした?
「スサノオがこっちに来てる!というかここにいる!」

36kalro:2011/06/25(土) 21:56:13 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
「はぁ?スサノオが?なわけねーじゃん。過去の人間だぞ。」
俺は素っ気なく返事したのだが、
「やぁ。」
本当にいた!!!まじかよ!
「でも僕・・・いや私はスサノオじゃない。お前達と一緒の普通の高校生だった。」
!?何が何だかわからない。俺達の他にこっちに来た人がいたのか?
「こっちの時代に来てやっと記憶が全て戻った。私の本当の名前は大久保亮(あきら)。因みにこんな言葉遣いだけど女だ。」
もう全員が理解不能だった。ただ1つ分かった事はスサノオでは無いという事だ。
「・・要するに俺達と同じ運命を亮も背負っているという事だな?」
「そういう事だ。以後よろしく頼むぞ。龍也、晋、玲菜ちゃん。」
そんなこんなでスサノオ・・・ではなく新しい仲間、亮が仲間になった瞬間だった。
「それより・・・本当に女?男にしか見えないけど・・・。」
「ああ。多分現代に戻るまでスサノオの外見だろうな。写真見るか?」
俺達は亮の手元を一斉に覗きこんだ。
「・・・めっちゃ美形。」
「美人・・・。」
「羨ましい・・・。ずるい!」
上から俺、晋、玲菜の順である。言ってる事は皆一緒だった。

37kalro:2011/06/25(土) 22:16:46 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
「ッ!!!そんな事言うな!恥ずかしいじゃないか!返してくれ!」
亮は真っ赤になって写真を取り上げた。本当に恥ずかしそうだ。
「・・・意外とシャイなんだな。」
「ッ!!!!!!!」
俺が何気なくそう言うと亮は玲菜の後ろに隠れてしまった。
亮は極度の恥ずかしがり屋・・・というよりは褒められたり本当の事を言われると真っ赤になってしまうようだ。
愉快な仲間ができたと俺はすごくうれしかった。
「よし。じゃあ本題に戻るか。[?の種]の説明書を見てみるぞ。」
全員が説明書を覗きこんだ。

   ?の種[雷]  レア度?
世界のどこかに生えている不思議な木からできた種。
飲み込むことにより雷の能力を使用する事ができる。
使用する度に体の中の細胞を使う。細胞を使いすぎる
と死に至る。体の中の細胞の数は使用者には分かる。
使用者が強くなると雷を用いた技を使いこなせる。

38kalro:2011/06/26(日) 21:28:32 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
「雷・・・?」
どうやらこの種は特殊能力を得られるようだ。誰が飲むんだろう?
「細胞を使う?私のオロチの槍と一緒ではないか。」
「!?亮の武器も細胞を使うのか?」
「ん?まぁ後々分かるだろう。」
亮の武器はオロチの槍というのか。支給品か?
「まぁそれは置いといて、・・・誰が飲む?」
晋が全員に訪ねてきた。
「うーん。俺はいいかな。風の能力使えるし。」
「マジカルナイフ気にいってるから私もいいや。」
「私もいらん。晋が飲めばどうだ?」
全員が飲まないという意見だった。
「じゃあ俺が飲むぞ。正直言うとこれから左門寺だけじゃちょっときついと思うんだよ。俺はこの種で更に強くなる!
晋は思いっきり種を口に放り込んだ。
・・・・・・・・・・・
「特に変わった様子が無いな。本当に効果があるのか?」
確かに晋の様子に変わった様子は無い。偽物か?
「いや・・・。この種は本当にすげぇ。本当に能力が使えるようだ。」
そう言って晋は手のひらに小さな雷の球を作り出した。
「なっ!!本当だろ!」
すげぇ・・・。本当に雷が使えてる・・・。
「新しい仲間と能力が手に入ったし、絶対にミッションクリアするぞー!!!」
「「「おー!!!!」」」

39kalro:2011/06/26(日) 21:50:27 HOST:nttkyo007103.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
今回のミッション、「大化の改新の阻止」。これは要するに大化の改新が起きる前に中大兄皇子と中臣鎌足を殺すという事だ。
という訳で今俺達は蘇我氏にいる。やはり前回のようにはいかず門番はいたし、怪しまれたりで大変だった。
そして今泊る宿屋がないのでただの野原に四人で座っていた。
「今回も情報が無いとどうにもならない。まず各々で情報を集めよう。」
晋の意見で二手に分かれてまた情報を集めることになった。
俺と亮、玲菜と晋という組み合わせになった。
「5時にまたここに集まろう。じゃあ成果を祈る。」
晋と玲菜はもう行ってしまった。
「じゃあ俺達も行くか。よろしく亮。」
「うむ。行くとするか。」



結果は酷かった。何一つとして情報が集まらなかった。・・・いや喋ってくれなかったのだ。
「やっぱ俺達みたいなよそ者に話してくれる事なんてないよな・・・。」
俺達は落胆していた。そりゃそうだ。誰も相手をしてくれなかったからな。

40kalro:2011/06/30(木) 19:43:35 HOST:nttkyo054059.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
「うーん。もうこうなったら明日強行突破しよう。実は二人の住んでる場所だけは知ってるんだ。」
また強行突破かよ・・・。こんなんで俺達大丈夫なのか?
「うむ、それしかないだろう。では明日に備えて武器の練習をしておこうか。」
その日の練習は皆手ごたえがあったようだ。
玲菜は眠りの呪文を習得していた。今はそれを自分にかけてしまいすやすや眠っていた。
微笑ましい光景だが本番でやられると困るので後で注意をしておこう。
晋は左門寺に微量だが雷を纏わせていた。もう種を使いこなしているうだ。
亮はオロチの槍を持って山を飛び回っていた。野性児か、あいつは。そしてみごとな猪を狩ってきた。
「今日はこれで飯にしようか。誰か火を起こしてくれないか?」
もちろん俺達はライターのような便利な道具は持っていない。懐かしいなライター・・・。
「よし、任せてくれ。」
そう言って晋は手を火元にする薪に向かって手を振りかざした。
晋の手から放出された小さな雷の塊はみごとに薪に火をつけてくれた。
「へー。なかなか便利だな。まだこんぐらいの事しかできないけど。」
「晋・・・。あまり使いすぎるなよ。命にかかわることだぞ。」
そう言うと晋はニカッと笑って、「心配ないよ」と言ってきた。
亮が採ってきた猪はすげぇうまかった。新食感だった。豚肉と同じ感じだった。
「じゃあ今日はもう寝ようか。明日絶対に皆でクリアするからな!しっかり寝とけよ。」
「おう。」
「はーい!」
「承知した。ではお休み。」
俺達は深い眠りに就いた。

41kalro:2011/07/04(月) 20:14:51 HOST:nttkyo054059.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
朝。遂に決行の日。目的は中臣鎌足と中大兄皇子の討伐。簡単に言うがどちらも相当強いはずだ。
「じゃあ、行くとするかのう。準備はいいか?」
俺達の心はすでに1つだった。ミッションをクリアすると・・・。
中臣鎌足と中大兄皇子は王宮にいるようだ。見る限り衛兵もたくさんいる。
「行くぜ!!!」
晋の号令の元、俺達は王宮へと突撃していった。
「何だ!貴様らは!?」
そんな事を言う衛兵達になど目もくれず、どんどん二人の元へと向かっていた・・・が
「これはさすがにまずいよね・・・。」
前回と同じく囲まれていた。ただ1つ違うのが前回とは比にならない数と言うことだ。
「ざっと50人くらいか・・・?」
もう見渡す限り、敵、敵、敵。そして全員が殺気だっている。
「あまり使いたくなかったけどしょうがないか。第二の呪文!眠りの森!!」
玲菜のマジカルナイフからでたのは淡いピンク色の煙。それは周りを囲んでた衛兵達に向かっていき全員をみごとに眠りにおとした。
「玲菜!よくやった!助かったぜ!」
玲菜が回復以外の事を実戦で使ったのは初めてだった。
「うん・・・。ありがとう。でもこの呪文使うと眠くなっちゃうんだよね。後は頼んだよ。」
そう言い終わった後玲菜は眠ってしまった。

42kalro:2011/07/05(火) 18:55:47 HOST:nttkyo054059.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
玲菜が眠ってしまうと回復ができない。それは相当な痛手だ。
「仕方ない。なるべく怪我しないようにしよう。」
これで俺達は迂闊に怪我を負う事ができなくなった。でま今はそんな事関係ない。ただ俺達はミッションをクリアするだけだ。
俺達を囲んでいた衛兵以外の衛兵も全員が眠っていた。とても高度の呪文を使ったのだろう。
多分[?の種]以外の特殊技が使える武器も細胞を使うのだろう。だから玲菜は眠ってしまった。そう考えるのが妥当だろう。
すると異変に気がついた中臣鎌足と中大兄皇子が部屋から出てきた。
「貴様らか。来るのは分かっていたがこんなに早いとは・・。ちと予想外だったな。」
?鎌足は何を言っているんだ?俺達が来るのを知っていた?だがハッタリとは思えない素振りだった。
「何故俺達が来るのが分かった!?答えろ!!」
「それを教える訳にはいかないね。トップシークレットですから。」
皇子はニヤニヤこっちを見て笑って言った。
「ちっ。そう簡単には答えないよな。まぁそれも想定の範囲内だ。答えないのであれば・・・殺す。」
晋は学年一の天才だった。そして運動神経も抜群。完璧だった。今も想定の範囲内言っていた。晋は何かを掴みかけてる・・・?
「晋・・・。俺にやらせてくれ。晋ばっかに任せる訳にはいかない。」
「それを言うなら私もだ。オロチの槍の力見せてやる。」
俺と亮の気持ちは一緒だった。晋に負担を掛けたくない・・・。
「お前ら・・・。分かった。全力でやれよ!勝てよ!」

43kalro:2011/07/09(土) 21:35:55 HOST:nttkyo054059.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
「君・・・は僕が相手をしてあげよう。なかなか面白い戦いになりそうだ。生と死の極限の駆け引き・・・と言ったとこかな。」
中大兄皇子は俺を指さして言った。俺の相手は皇子か・・・。
「中大兄皇子・・・。俺は負ける訳にはいかないんだ。」
俺は風神の長刀を構えた。しかし手の震えが止まらない。くそっ!止まれ!何で俺は震えているんだ!
「ん?・・・手が震えていますよ?そんなんでいいんですか?そんなんで私に勝てると思ってるんですか?」
くそっ!皇子の言う事ももっともだ。一体どうしたんだ俺!
「・・・その様子だと貴方はまだ人を殺めた事が無いんですね。まぁ私にそんな事は関係ないですけどね!」
!?やばい!皇子がこっちにすごい勢いで俺に斬りかかってくる!それなのに俺の震えは何故止まらない!?
「・・・期待外れですね。もう少し楽しめると思ったのですが・・・。」
「龍也!やべぇ!よけろ!」
俺はもう駄目だと思った。だからなにもしなかった。晋、玲菜、亮・・・ごめん。
「!?この風はなんですか!?斬れないぞ!」
だが俺は斬られなかった。何故かは・・・俺の身体は激しく回転する風に包まれていた。とても荒々しい風。それでいて美しい風。
[馬鹿!!!何やってんだよ!後少し遅く「風の鎧」を俺が発動させてたらお前死んでたぞ!何を躊躇ってやがる!お前には未来を救わなきゃならないんだろ!]
風神・・・。お前が俺を助けてくれたのか?

44kalro:2011/07/16(土) 22:25:09 HOST:nttkyo054059.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
[そうだよ。ったく手間かけさせやがって。まぁお前が死んだら俺も死ぬからな。俺はお前を死なす訳にはいかないんだ。]
そうか・・・。ありがとうな、風神。・・・もう躊躇わない!全力で行く!
「皇子・・・もう今までの俺とは違う・・・。」
俺はどんどん皇子に向かって歩みを進めていく。荒々しい風を纏いながら。
「所詮は風でしょう!?斬り続ければいずれは壊れるはずだ!」
皇子は俺に何度も刀を斬りつけてくる。ただその全ては風によって弾かれている。
俺は無言で皇子に向け長刀を構えた。それに反応して皇子は一歩引き下がる。これで決める・・・。
「神風。」
俺の長刀からまさに神の風と呼ぶべき神々しくも嵐のような風が放出された。その風は全てを斬り裂き、全てを吹き飛ばす!
「ぐぁぁ!!!」
その「神風」をもろに喰らった皇子は全身が斬り裂かれ、吹き飛ばされ壁に激突した。
「・・・・・勝負に冷静さを欠いたのはは私だったようですね・・・。私が負けるのも・・・当然でしょう・・・。なかなか面白かっ・・・。」
皇子は息絶えた。しかしその顔は笑っていた。安らかな死に顔だった。
「・・・・・・・・・・・・・・」
俺は何も言えなかった。

45kalro:2011/07/16(土) 22:28:13 HOST:nttkyo054059.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
すみません!訂正です。
>>44の12行目「は」が1つ多いです。申し訳ございません。

46kalro:2011/07/18(月) 20:23:53 HOST:nttkyo204250.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
これでよかったのだろうか・・・。
[よくやったよ。お前は。でもここで落ち込んでたら駄目だろ!気に病むことはねぇよ。]
風神・・。そうだよな・・・。これからはこういうのが当たり前になるんだ。一々落ち込んでいたらきりがない。
!そういえば亮は!?どうなってる!?
俺は亮の方に視線を向けてみた。

※亮視点
龍也・・・。勝ったようだな。私も負ける訳にはいかないな。
「皇子がやられたか。だが私は皇子より強い。お前のような小柄なガキには勝てんよ。」
ブチッ!!!
「てめぇ・・・今なんつった?チビっつったな?バカにしてんじゃねーぞ!!!」
私は怒りから言葉遣いが変わっていた。そして槍を構え鎌足に突撃した。
「ちっ!何故当たらねぇ!?」
私の槍はことごとくよけられていた。かすりもしない!
「その程度か?勝負では冷静さを失った方の負けだ。」
鎌足は剣を振りおろしてきた。それを間一髪でよける。
「亮!!冷静になれ!お前にはあれがあるだろ!」
・・・そうだった。すっかり忘れていた。まだ一度も使っていない奥の手があった。
「鎌足・・・。オロチの槍の本当の力見せてやる!!!!」

47kalro:2011/07/30(土) 16:52:34 HOST:nttkyo204250.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
私はオロチの槍を構え、祈りを込めた。
「オロチの槍!第弐式!!」
槍が通常の黒から金色に。そして三又だった槍の先端は鋭い一本の槍へと変化した。
その槍・・・金色に輝き敵を討つ!
「覚悟しろ・・・鎌足。お前は絶対に殺す・・・。」
私は鎌足にそう言い放った。冷たく、残酷な目つきで・・・。
「はっ!槍が変わっただけで何か変わるのか!所詮使い手が駄目なら意味が無いんだよ!」
・・・もう挑発には乗らない。私はただ目の前の敵を討つだけだ。
「・・・言いたいのはそれだけか・・・?早くやろうぜ・・・。」
その瞬間、私も鎌足も走りだしていた。ただ1つ違うのは・・・
「ぐぁぁ!!お前のどこにそんな力が・・・!!」
私の方が数倍速かった。そして槍は鎌足の腕を斬り裂いた。だが・・・第弐式はそれだけではなかった。
「ふん。まだ腕斬られただけだ・・・。勝負はこれから・・・ッ!?身体が動かん!!・・・貴様何をした!?」
第弐式のもう一つの特殊能力・・・それは・・・
「毒だよ。しかも致死性の毒じゃない・・・。神経性の毒だ。お前の身体はもう動かない・・・。終わりだ。」
私は鎌足の心臓に向けて槍を構えた。この時私は自分でも恐ろしいと思うぐらいの冷たい目をしていた。
そして・・・
「サヨナラ・・・鎌足。」
槍は鎌足の心臓を的確に貫いた。
「ちく・・しょ・・」
鎌足は絶命した。皇子とはまるで正反対の表情を浮かべて。
そこで私の意識は途絶えた。

48kalro:2011/07/30(土) 17:14:55 HOST:nttkyo204250.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
※龍也視点
「亮!!!」
亮が鎌足倒したと思ったら亮の意識は途絶えていた。
亮の顔は真っ青だった。そして所々鎌足の返り血で赤く染まっていた。
[これはやばいぞ・・・。オロチの野郎・・・。細胞を使いすぎだ。下手したら死ぬぞ!!]
!!細胞!!やはりオロチの槍も細胞を使うようだ。そして命が危うい。
「・・・・・龍・・・也・・・?」
亮!意識を取り戻した!
「いい!今は喋るな!・・晋!亮を担ぐの手伝ってくれ!」
「・・・大丈夫。これは私の責任。怒りに任せ攻撃したことによって第弐式を使う事になってしまった・・・私が悪いんだ。だから・・・心配しなくていい。」
「「ッ!!ふざけんな!!俺達は仲間だろうが!!苦しい時、悲しい時、助けてやるのが仲間だろうが!誰に責任があるとか関係ねぇ!・・・お前は俺達にとって大事な仲間であり・・・友達なんだよ・・。」」
俺と晋は示し合わせた訳でもないのに同じセリフを言っていた。亮は仲間・・・友達であると・・・。
「・・・晋、龍也・・。・・・あり・・・がとう。本当は助けて欲しかったんだ・・・。グスッ・・本当にありがとう・・。」
亮は泣きながらお礼を言ってきた。本当は誰よりも怖かったはずだ。
「いいんだ。今は泣いてもいいし、落ち込んでもいい。今はゆっくり休めばいい・・・。」
そう言った晋も目から涙がこぼれていた。昔から貰い泣きをする奴だったな・・・。
そして俺達の身体を淡い光が包みワープが始まろうとしていた。

49kalro:2011/07/30(土) 17:28:52 HOST:nttkyo204250.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
どうも!kalroです!
二章が終わったという事で人物紹介をしたいと思います!(遅い・・・;;)

成神龍也
身長168cm
体重50kg
一応主人公。平凡な高校二年生。勉強そこそこ、運動も普通。どこにでもいるような普通の高校生。
本編では晋の方が活躍してるような・・・。しかし時が経つにつれ・・・?
武器「風神の長刀」

藤本晋
身長171cm
体重55kg
勉強もできる、運動神経も抜群、まさに完璧な男。ただ少し抜けているとこもある。
面白い事大好き。この過去に来て一番ノリノリになっていた。龍也とは幼馴染。
武器「左門寺」

50kalro:2011/07/30(土) 17:39:39 HOST:nttkyo204250.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
水野玲菜
身長160cm
体重(非公開)
龍也と晋の幼馴染。多分ヒロイン。少し天然だが龍也と晋よりも行動力がある。
運動は苦手・・・。しかし勉強では全国模試でTOP10に入るほどの実力がある。
武器「マジカルナイフ」


大久保亮
身長(本人たっての希望で非公開)
体重40kg
龍也達と同い年。実は女。今はスサノオの姿だが本当は美女(らしい)。一人称は「私」だが怒ると「俺」になる。
普段は普通の言葉遣いだがキレると超乱暴になる。身長を気にしている。彼(彼女?)の前で身長の話はタブーである。
武器「オロチの槍」

参考になりましたか?では本編へもどりましょう!
これからもよろしくお願いします!

51ライナー:2011/07/31(日) 12:31:48 HOST:222-151-086-003.jp.fiberbit.net
コメント有り難う御座います^^
kalroさんも面白いストーリー書いていて凄いと思います!
キャラクターの説明も書いてあるし、ますますこれからが楽しみです!

52kalro:2011/07/31(日) 13:15:25 HOST:nttkyo204250.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
第三章〜鎌倉幕府〜

ここはどこだ?周りには見渡す限りの草原。しかし微かに遠くに見えるあれは・・・街か?
どうやら俺が一番最初に起きたようだ。晋、玲菜、亮はまだ寝ている。
「・・・おはよう。龍也。」
亮が起きた。しかしまだ眠そうに眼をこすっている。
「おはよう。亮。よく眠れたか?きついようだったらまだ休んでてもいいんだぞ?」
前回・・・飛鳥時代で亮は細胞の使いすぎで一時意識を失ったのだった。俺はそれが心配だった。
しかし予想とは裏腹に亮の顔色は優れていた。いつもの優しそうな顔に戻っていた。
第弐式を使った時の亮は今までにないほどの恐ろしい目つき、それでいて口元は笑っていた。まるで・・・悪魔のように。
「う、うむ。だ、大丈夫だ。・・・龍也・・・あの時は本当に助かった。お前達には感謝している。・・・友達と言ってくれて・・・嬉しかった・・・。」
亮の後半の声は小声だったので聞き取れなかった。ただ顔が真っ赤になっていた。・・・何かあったのだろうか?
「そうか!大丈夫なんだな!よかった・・・。」
何はともあれ亮が無事でよかった。これからも頼りにしてるからな・・・。
[・・・よく生きてたな。ったく無茶しすぎだ。龍也の仲間は俺の仲間だからな。死んでもらっちゃ困る。いつか俺の姿を明かす時も来るだろう。]
風神!ちゃんと心配してくれたんだな!俺の仲間は風神の仲間ね・・・。もう風神も皆の友達だな!
[友達?なんだそれは?仲間と違うものなのか?よくわからん・・・。]
まぁ、まだ知らなくてもいいよ。いつか分かる時がくるさ。

53kalro:2011/07/31(日) 18:09:57 HOST:nttkyo204250.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
「ん〜・・・。おっ!亮!元気になったみたいだな!これで一安心だな。」
晋もやはり亮が心配だったようだ。いつになく見る安堵の表情を浮かべている。
「晋。私はもう大丈夫だ。・・・それより玲菜ちゃんがまだ起きないようなのだが・・・。」
玲菜は飛鳥時代で眠りの魔法を使いそのリスクでずっと寝ていた。この時代に来てもまだ眠っているようだ。
「確かに・・・少し心配だな。俺達は細胞を使って特殊能力を使うが玲菜は・・・もしかしたら違うのかもしれない。だから回復に時間がかかるんじゃないか?」
そうなると・・・一番妥当な考えは・・・「魔力」。玲菜は魔法を使っていたのだからなんら不思議ではない。
魔力はもともと自分の身体には無いものと考えていいだろう。それゆえに時間がかかる。
「と・・とりあえず説明書を見てみたらどうだ?何か分かるかもしれんぞ?」
なるほど・・・各々の武器には必ず説明書が付いている。それを見ればはっきりするな。
俺達は一斉にマジカルナイフの説明書を覗きこんだ。

※使用者へのリスクについて
マジカルナイフは他の武器とは違い、細胞ではなく魔力を使います。しかし魔力とはもともと人間には存在しないもの。
これを生み出すには一定時間以上の睡眠が必要です。(細胞の3倍)苦しくは無いですが回復に時間がかかります。

予想通り・・・やはり魔力。これは普通の人間では信じられないだろう。
だがしかし風、雷、毒、槍の変化を目の当たりにして俺達は「魔力」というものを信じざるを得ないのだ。
「「「って細胞の3倍!!!??どんだけ時間かかるんだよ!!!」」」
全員が同じセリフを絶叫していた。

54kalro:2011/08/02(火) 21:31:37 HOST:nttkyo204250.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
「しかし・・・細胞の3倍か・・・。皆目見当がつかんな・・・。」
当然の疑問だ。そもそも俺達は寝て回復するのは知っているが、どの程度なのかは全然分からない。
こうして3人が考え込んでいても、玲菜は気持ちよさそうに眠っていた。
「・・・説明書に書いてあったぞ。[細胞は寝ることによって回復。どんな消費量でも回復するのには5時間かかる。]・・・だとさ。こうなると厄介だな・・・。」
晋?何でだ?5時間で回復するなんてすごいじゃないか!
と俺は晋に異ってみた。すると晋は呆れた顔になり、
「はぁー。・・・いいか龍也。どんなに多い消費量でもどんなに少なくても5時間ってことだ。分かったか?」
「それで何でダメなの?」
俺がそう言った時晋だけでなく、亮までもが何か俺に向けて悲しい人を見るかのような目で俺を見ていた。
「・・・要するにすぐ回復するには不便ってことだよ。理解したか?」
ああ、そういうことか。なら先に言ってくれればよかったのに・・・。
「龍也・・・。お前ホントに何でも顔に出るな。言いたい事大体分かるぞ。「何で先に教えてくれなかったの?」・・・だろ?」
!さすが晋・・・。長い付き合いなだけあって、俺が言いたいことまで分かるようだ。
「今のは私でも分かったぞ・・・。龍也は表情が豊かだな。」
そうなのか!?自分では分からないな・・・。・・・あれ?なんか忘れてるような・・・。
「思い出した!玲菜の回復時間!えっと・・・5時間の3倍で・・・。」
げっ・・・15時間もか・・・。これは移動が大変そうだ・・・。

55kalro:2011/08/02(火) 21:34:49 HOST:nttkyo204250.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
すいません。訂正です!たびたび申し訳ありません!
>>54の7行目の言ってみたが異ってみたになってます!
これからも誤字には気をつけていきますので、今後ともよろしくお願いします。


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