〝自殺の名所〟 - 1302880831 - したらば掲示板

1：*ひっちぃ*：2011/04/16(土) 00:20:31 HOST:p24138-ipngn100106osakakita.osaka.ocn.ne.jp: ある町に、
世界で一番自殺をする人が多いと言われている廃墟がある。

そこは、学校で、ある少女がクラスからいじめを受け、
自殺をしたことがきっかけらしい。

その後から、続々と自殺をする人が増え、
いつしか、『自殺の名所』とも、呼ばれるようになった。

言った人は必ず生きては帰られぬ。
そう、学校の校門の前の張り紙に書かれてある。

誰にも言った事がないその廃墟。
私は、今日その廃墟に罰ゲームのため、行くことになる………。
2：*ひっちぃ*：2011/04/16(土) 00:25:23 HOST:p24138-ipngn100106osakakita.osaka.ocn.ne.jp: はじめまして♪

これから、『自殺の名所』と言う小説を書きます！

見てくれた人はコメなどをくれたら嬉しいです(^○^)

なるべく、怖くて、冷や冷やするストーリーを書けるように頑張ります！

では、これから、ヨロシクお願いします!!!＾＾

悪口、止めて下さいね☆
3：*ひっちぃ*：2011/04/16(土) 00:53:02 HOST:p24138-ipngn100106osakakita.osaka.ocn.ne.jp: 私は、今廃墟の学校の前に来ている。
葉奈からやろう！と言いだしたすごろくに負け、これは罰ゲーム…。

愛梨≫ひーん…怖いよぉー＞＜;;

今、校門の目の前に来てる。もう、学校に着いてから30分は経っているだろう。
私は、怖くてなかなかこの先に進めないままでいる。
夏なのに、冷や汗がすごい。

愛梨≫ビクッ))

校門の目の前には。張り紙で『行った人は必ず生きては帰られぬ。』と
書いてある。

だめだめ！さらに不気味になってきた＞＜
でも、兎に角入らなくちゃ…！このままじゃ何にもならない！

愛梨≫よしっ！行くぞ！！

？≫ちょっと待ってっ！！はあ…はあ…はあっ！

愛梨≫！？　　……陽菜ちゃん…？

陽菜≫私も一緒に行くよっ！二人の方が少しは心強いでしょ？

陽菜ちゃん……。

愛梨≫ありがとう！少し心強くなったよ☆じゃあ、行こう！

――――――――――――――――………
4：*ひっちぃ*：2011/04/16(土) 01:07:03 HOST:p24138-ipngn100106osakakita.osaka.ocn.ne.jp: ギィィ…バタン…

愛梨≫ビクッ))な、何…ここ？あきらかヤバい＞＜

部屋の中は真っ暗でシーンとしている。夏でも涼しい風がこの廃墟にはある。
陽菜ちゃんは怖がる様子ゼロ。幽霊とか信じないのだろうか？

私達はそのまま、真っ直ぐ、進むことにした。
懐中電灯の光で周りを見渡す。
ボロボロになった机やいすが廊下に飛び出て置きっぱなし。
破れていてほこりをかぶった傘。

！！！！！！

愛梨≫な！何アレ…！？

私が見つけたもの、それは、玄関に赤い絵の具か何かで塗った大きな文字。
　　　　　　　
　　　　　　　　　『死』　　　　　　　　と書いてあった…。

それには、流石に陽菜ちゃんもビックリしていた。
私はもう半泣きで陽菜ちゃんに抱きついていた。

陽菜≫あい、りちゃ……進もう？

愛梨≫う、んっ……！！

陽菜ちゃん声、震えてる？やっぱり怖いよね、うん。怖いよ！

私はさらに抱きついた…。
5：*ひっちぃ*：2011/04/16(土) 01:23:11 HOST:p24138-ipngn100106osakakita.osaka.ocn.ne.jp: 玄関に一番近い職員室に私たちは向かった。
ドアは、重くて、開けるのに一苦労。その間にも凄い音がして廊下に響く。
ドクンドクンと心臓はなり、背中には冷や汗が流れている。

　　怖い…怖い……！！　　　　　　それしか、今は考えられない。

陽菜≫愛梨ちゃん！愛梨ちゃん！

愛梨≫ハッ…!?え、あ、ごめんね、何？

陽菜≫職員室…入るよ？

愛梨≫あ、うん…。

足が震える、声も震えている。キット顔は涙でぐちゃぐちゃだろう。

陽菜の後に続いて歩く。いつもの陽菜は私達グループの気弱で優しい。
と言う、イメージ…。
でも、今は違う、陽菜の背中が大きく見える。気弱何かじゃない。
カッコいい。　バカにしていた私達をいて、一体どう思っていたんだろう？

ガタッ))

愛梨≫ひあっ！！？

陽菜≫！？　愛梨ちゃん？

愛梨≫だめ…陽菜ちゃん……。今、誰かに…手、引っ張られた…(泣)

陽菜≫えっ！？

そう…。手の感触がはっきりと残っている。気持ち悪いほど。
小さい手だった。1年生くらいの手。やだっ。うそ…怖い…！

愛梨≫陽菜ちゃん！も…、帰ろう！！もう、やだっ。
こんなところにいたくない！ダッ…

私は、一人で逃げ出した。

陽菜≫愛梨ちゃんっっ！！！！！

最低だ、私、最低！置いてきちゃった…態々、来てくれたのに…！！

ごめんなさい…。陽菜ちゃん、ごめんなさい……っ…！！！！！
6：*ひっちぃ*：2011/04/16(土) 09:15:52 HOST:p24138-ipngn100106osakakita.osaka.ocn.ne.jp: ―――――――――――――――………

次の日…陽菜ちゃんは学校へは来なかった…。

私自身罪悪感でいっぱいだ。こんなこと誰にも話せない。
置いて来て自分だけ走って家に帰っただなんて…。話せるわけがない。

先生≫えー…みなさん、鈴木(陽菜)さんの事ですが…行方不明何です。
なので、みなさん、今日から下校は集団で帰ります。

えっ……？

行方不明？なにそれ…あの噂は本当だったの？
本当に、生きては帰れないの？？

でも…私は昨日生きて帰って来られた…。どうして？どうして私は生きてるの？

愛梨≫っ……。

私は決意した。今日もあそこの廃墟に行く。と…。
陽菜ちゃんを見つけ出すために……

―――――――――――――………

愛梨≫ここだ…。

やっぱりいつ見ても不気味。でも、昨日よりかは少しなれて足や声は震えてはいなかった。

愛梨≫陽菜ちゃん、来たよ。絶対に見つけ出すから待っててね。

そう言うと私は、学校の校舎の中へ入り、急いで玄関に向かった。

ギィィ…

玄関のドアは開けても、あの、『死』と言う赤い文字は絶対に見なかった。
7：*ひっちぃ*：2011/04/16(土) 09:16:16 HOST:p24138-ipngn100106osakakita.osaka.ocn.ne.jp: ドクンドクン…ドクンドクン……

昨日の事があり、職員室には入りたくはない。でも、陽菜ちゃんはここにいるのかもしれない。

愛梨≫ここは、最後に来よう。

そう言い、私は中央階段を駆け上がった。手には汗。背中には冷や汗が流れている。

２回まで登りきると、会談の隣にある、『多目的』に入った。

多目的には古いテレビや机、兎に角色々なものが置いてある。

テレビの画面が気になる。テレビの画面にはひびが入っていた。

！！！！！！

机をけずって文字が書いてあった…。

愛梨≫夜露死苦……。

それは、机の色んなところに書いてあり、

愛梨≫きゃあああああっ！！

床にも書いてあった。
思わずビックリし、叫んでしまった。

その瞬間…！

ガタガアガタ!!

凄い音がとなりからし、振り向いて見ると、２０個の長机が全て床に倒れていた。

愛梨≫ひっ……机が倒れた！？どうしてよ。やだ…！

多目的の真ん中に座って私は動けなかった。
ずっと、『夜露死苦』と書かれてある床を見ていた。

すると、私の隣にフワッっと涼しい風が通った…。
8：*ひっちぃ*：2011/04/16(土) 11:37:44 HOST:p24138-ipngn100106osakakita.osaka.ocn.ne.jp: 愛梨≫何！？誰かいるのっ？

私は振り返った。

シ――――――ン……

そこには、誰もいなく、気のせいと私は信じた。
そらそうだ。こんなところにバカみたいに来るのは私しかいないだろうし。
だけど、何故か悲しく感じた。誰も私以外にいない、と改めて気付いたからだ。

愛梨≫………ひっ！

うそ…今、窓の外に人影が…！…でも、ここ、２階だよ？

パチパチパチ…

愛梨≫！？

いきなり電気が付き、明るくなる。

よかった。電気が付いたよ。これですこしｈ……　　　！！！！
9：*ひっちぃ*：2011/04/16(土) 11:38:13 HOST:p24138-ipngn100106osakakita.osaka.ocn.ne.jp: 愛梨≫ひっっ………！！！！！！！！

私はあることに気付いた。気付いた瞬間体が凍りつくのが感じた。

愛梨≫そうだよ…。

愛梨≫電気が付くはずがない！！ここ、廃墟だもん!!!!それに、着いたとしても……誰が付けたの…？
ここには、私以外誰もいない。だったら…誰が！？

本当は……私以外に誰かいるんだ！

急に体が固まり、金縛りにあったかのように動かなくなってしまった…。

私は、本当に無事に帰られるのだろうか？
10：*ひっちぃ*：2011/04/16(土) 11:47:42 HOST:p24138-ipngn100106osakakita.osaka.ocn.ne.jp: 兎に角、私は過ぎに多目的を出た。
こんなところにいたらホントにヤバい！

早く、陽菜ちゃん見つけて、帰ろう！！！

階段を駆け上がり３階に来た。教室などは後で回る事にし、先に図書館へと向かった。

図書館に行く前の道にはトイレがある。そのトイレの目の前を通ると、
鏡に自分が映る。鏡はテレビと一緒、日々があり、欠けてる。

パリンッ！！！

愛梨≫きゃっ！！！

いきなり、その鏡が割れ、鏡に映っている自分の顔にひびが入った。
君が悪くなり、急いで走った。

　　　　　　　　怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
　　　　　　　　怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
　　　　　　　　怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
　　　　　　　　怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
　　　　　　　　怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
　　　　　　　　怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い！！！！！！！！！！！！！！！

目が痛くなった人！すみません＞＜
11：*ひっちぃ*：2011/04/16(土) 12:21:12 HOST:p24138-ipngn100106osakakita.osaka.ocn.ne.jp: ガラッ！

愛梨≫陽菜ちゃん！！！(どこにいるの？)

早く出てきて…いやだよ、死んでないよね？

愛梨≫何…この縄……血がついて…　！！

首つり自殺した時の！？靴が落ちて…。苦しい思いして自殺したんだろうな…。

私は奥へ奥へと進んだ。入って行くにつれて寒くなっていく。

本はほとんど落ちている。破れて、ページが無い本もある。

その様子から私は思った。

『みんな…荒れていたのかな…？』

可笑しくなって、何が何だかわからなくて……みんな…。

大きい机は倒れ、なんと無様な様子…。
机には凄い血が付いていて、図書室にはまだ、鉄の臭いがしている。

ここには、ひとりだけじゃなく、きっと何人もの人が自殺したんだ。

本棚も倒れており、そこにまで血が付いている。

愛梨≫！
12：*ひっちぃ*：2011/04/16(土) 12:22:11 HOST:p24138-ipngn100106osakakita.osaka.ocn.ne.jp: その近くに、包丁もあった。
自分を自分で刺したのだろうか？

考えただけでも痛い。寒気がする。

愛梨≫え……なんで…どうして？

私はまたもや奇妙な事に気がついた。

パソコンが…ついていたのだ。パソコンの栓はちぎれている。
なのについている…。

！！！

(矢印が…動いてる！？)

マウスはない。なのに、動いている。矢印だけが…！！！

カチカチカチ

キーボートもない。なのに、文字を誰かがうっている…！！

どうして？　どうしてどうしてどうして？？
13：*ひっちぃ*：2011/04/16(土) 12:23:17 HOST:p24138-ipngn100106osakakita.osaka.ocn.ne.jp: そうか…。

誰かが、私の後をついて来ているんだ………
14：*ひっちぃ*：2011/04/16(土) 14:12:05 HOST:p24138-ipngn100106osakakita.osaka.ocn.ne.jp: どこを見渡してもあたりまえに見える事はなく、

ただ、ぐちゃぐちゃになった図書館を見渡しているだけ。

愛梨≫……ここには、陽菜ちゃんはいない…。一体どこに行ったの？一回でもいいから謝りたい。

コツン…コツン…コツン…

愛梨≫！？　足…おと？ハイヒールの…女の人？バッ))

私は、急いで廊下を見た。でも、やっぱり、誰もいない。
誰もいないから反対に怖くなる。

コツンコツン

でも、ハイヒールの音はだんだん近づいてくる。

愛梨≫伊崎　奈織…。ここの、図書室の…先生？

だんだん音が近づいて来ている…って事はこの足音は……ここの…ここの…

担当の先生？図書の先生なんだ！！！

愛梨≫逃げなきゃ…！もし、図書室に入ってきたら…終わり……！！！

コツコツコツコツ

どうして？私が走るスピードを上げるたびに足音はだんだん速くなっていく。
それに……足音が……すぐ後ろから聞こえる…！！

追いかけられてるんだ…。図書の先生に…！！捕まったら終わりなんだっ。
捕まっちゃだめなんだ…っ。