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〝自殺の名所〟
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:
*ひっちぃ*
:2011/04/16(土) 01:23:11 HOST:p24138-ipngn100106osakakita.osaka.ocn.ne.jp
玄関に一番近い職員室に私たちは向かった。
ドアは、重くて、開けるのに一苦労。その間にも凄い音がして廊下に響く。
ドクンドクンと心臓はなり、背中には冷や汗が流れている。
怖い…怖い……!! それしか、今は考えられない。
陽菜≫愛梨ちゃん!愛梨ちゃん!
愛梨≫ハッ…!?え、あ、ごめんね、何?
陽菜≫職員室…入るよ?
愛梨≫あ、うん…。
足が震える、声も震えている。キット顔は涙でぐちゃぐちゃだろう。
陽菜の後に続いて歩く。いつもの陽菜は私達グループの気弱で優しい。
と言う、イメージ…。
でも、今は違う、陽菜の背中が大きく見える。気弱何かじゃない。
カッコいい。 バカにしていた私達をいて、一体どう思っていたんだろう?
ガタッ))
愛梨≫ひあっ!!?
陽菜≫!? 愛梨ちゃん?
愛梨≫だめ…陽菜ちゃん……。今、誰かに…手、引っ張られた…(泣)
陽菜≫えっ!?
そう…。手の感触がはっきりと残っている。気持ち悪いほど。
小さい手だった。1年生くらいの手。やだっ。うそ…怖い…!
愛梨≫陽菜ちゃん!も…、帰ろう!!もう、やだっ。
こんなところにいたくない!ダッ…
私は、一人で逃げ出した。
陽菜≫愛梨ちゃんっっ!!!!!
最低だ、私、最低!置いてきちゃった…態々、来てくれたのに…!!
ごめんなさい…。陽菜ちゃん、ごめんなさい……っ…!!!!!
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