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Purincess*

23ねここ ◆WuiwlRRul.:2011/05/01(日) 20:22:03 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp

     * ゆり 1カ月後、姫決定戦 *


「ぜーったい姫になってね!」

「分かった! リリー、姫になる!」

 姫決定戦会場の控え室の中でリリーちゃんと約束を交わし、わたし達(わたしを助けてくれた皆)は観客席へ向かった。因みに、フリルも姫決定戦に出れる。リリーちゃんが「ライバルがいなきゃつまんない。」と言って姫候補として認めてあげたのだ。


     * * *


 皆が騒ぎ出し、わくわくする中わたしの額には緊張で冷や汗が垂れていた。そんな不安そうなわたしをなつが軽く抱き締めて、緊張を溶かしていく。

「それでは、審査に入ります!」

 一人一人の自己アピールが終わり、審査員(王様、女王様、ふわり姫)が審査しだす。緊張のせいか会場の皆がしーんと静まり返っている。そんな中、姫候補全員がステージへ出て、スポットライトを浴びるのを待っている。

「姫に選ばれたのは……!」

 ダカダカダカダカッ! 会場に響くプロの人がやるドラムロール。スポットライトがうろちょろと動き出し、まさに今、この国の姫が選ばれようとしている。司会者の人が大きな声で、姫の名前を叫んだ。










「リリー様っ!!!!!」





 ワアアアアアアアって、観客席の人がリリーちゃんをお祝いする。わたし達は、それぞれ隣にいる人と抱き合って喜んだ。皆、皆泣いている。


     * * *


 控え室に戻り、わたしはリリーちゃんを抱っこして喜んだ。その後そっとおろすと、目の前にフリルがいた。フリルは笑顔だ。

「よくやった! リリーならやれると思ったわ! さあ、さっさと那月達を奴隷から外しなさい!」

「わかったー!」

 小さい子って、いいなあ……。なんて喜んでいる中、じりじりとなつに危険が迫っていた。


     * つづく *


もしかして次で完結?

完結しても番外編を書きますb*

行事とか、同じ場面を違う人目線で見た場合とか。
なのでこれからも見てくださいっ*


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