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Purincess*
20
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ねここ
◆WuiwlRRul.
:2011/05/01(日) 18:45:12 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
* スター(王子様) *
「ふーん、ふりるってそろそろ死ぬんだー。じゃあ、新しい姫探さないとな! ちょ、待てよ……あのリリーとかフリルとかいう奴等、姫候補だろ? 俺は姫と結婚しなきゃいけねーのに、そんな餓鬼嫌だからな!」
豪華な俺のお屋敷の前、午前12時を過ぎたあたり、街中静かな夜を迎えている中、俺は大きな声で叫んだ。目線はもう一つのお屋敷。窓から見える高校生の姿にドキンと胸が鳴る気がした。けれど、ずっと見ていると有名で優秀な奴隷の那月と軽くキスしているではないか。
「はあっ?! 奴隷の癖に生意気な……っ! そうだ、あの女こそ姫に相応しいんだから、ふわりに言ってもらえばいい!」
そんなことを叫びながら、豪華なお屋敷の中に入って行った。トホホ、と後ろで苦笑する奴隷の顔面を一発殴ってみてから。
* ゆり *
「………ねー、なつ! また仕事行っちゃうの?」
次の日は土曜日。わたしにとって休日なのに、なつ(那月のこと。)は奴隷のお仕事がある。奴隷って、辛いなあ。なんて思いながら、小さく溜息を吐くと、なつが「招待状」と書かれた紙を差し出した。
「今回はゆりも一緒に来ていいんだって。」
この言葉を言うなつの顔は、少し困ったような、怖い顔だった。わたしは嬉しいのになあ。心配そうに首を傾げてみるとなつは笑顔になって呟く。
「変だな。誰にも付き合ってるって言ってないのに。それに王家に関係のない人が招かれるのは初めてだ。何かあると危ないから、俺の傍を離れるなよ。」
「! はーいっ!」
* つづく *
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