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世界ノ終わり--君を悪だと言うのならば………--
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:
神奏 琉音
◆ptZpvaYoVY
:2011/04/05(火) 19:56:23 HOST:i125-202-128-142.s10.a021.ap.plala.or.jp
シン、とした空気になる。妙な沈黙を破ったのは、羅流兎 奏羽(ラルト カナウ)。瑠璃色の髪にプラチナブロンドのメッシュを入れ、腰程度まで伸ばしている。赤色と白色が混ざった妙な瞳。白いYシャツに赤いネクタイ、黒いラインの入った白いブレザーをきて、第二ボタン以外全部ボタンを閉めていなく黒いズボンをはいている。奏羽は嬉しそうに笑い「新しい犠牲(サクリファイス)だな!戦い(バトル)出来るよな!?」と興味心身に言う。担任は苦笑し、桜紗は小さく笑って無視をし、カタン、と言う音を立て椅子を引き座る。
「さて………。じゃあ、これから授業頑張るんだぞー」
担任がそれだけ言い残し、教室から出た瞬間、教室がザワザワとざわめきだす。零がギュッと拳を握り閉め、前の席にいる奏羽の肩を、トントン、と叩く。奏羽は面倒臭そうに振り返りため息を付く。零は苦笑したあと「せっかくですし……、桜紗さんと喋りませんか?奏羽さんも興味があるようですし……」と奏羽をジッと見つめる。奏羽は一回叫び「おま……、女見たいな顔で見つめんなっ!!分かったよ、行けばいいんだろう!?」と一人騒ぎ出し、零はプッと吹き出す。
「あの……桜紗さん?何、読んでいるの?」
「ヘルマン・ヘッセ」
読書中の桜紗に恐る恐る、と言った感じで喋りかける。桜紗が短く答えれば零は微かに嬉しそうな顔をする。零は顔を明るくし「ヘッセの何を読んでるんですか? あ、幸福、とかでしょうか?」の首を傾げる。桜紗は再び「孤独」と短く答え、零は苦笑する。
「孤独。良い詩だ。 こんなに共感出来る詩なんてこの世にないな」
クスリ、と小さく笑みをこぼし再び読書に没頭する。奏羽は零を無理やり引っ張って行く。
「ちょっ……」
「零ー。じゅーぎょー!!」
時計を指差す奏羽。あと三分で授業が始まる時間であった。
こんな風に平凡な辺り前の日常を過ごすのがこの葉月零の生き方である。
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