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世界ノ終わり--君を悪だと言うのならば………--
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:
神奏 琉音
◆ptZpvaYoVY
:2011/04/04(月) 09:29:45 HOST:i125-202-128-142.s10.a021.ap.plala.or.jp
--序章(プロローグ)・僕と君と二つの組織と--
四月六日。無事に入学式を終える少年、月葉 零(ツキハ レイ)は、プラチナブロンドの髪を肩で切り揃えているショートカットにしており、金色の瞳をし、白いYシャツに高等部用の赤いネクタイ、上に黒のラインが入った白いブレザーを着て黒いズボンをはき、ネクタイには星型のバッジに高等部生徒会長と刻まれている。
ため息を付きながら、自分の教室に入り席に付く。担任と思われる女性が入って来て、色々と話をしていた。まあ、零は生徒会長であるため、高等部の生活の仕方や様々な事を教えられた。
各生徒の隣には、動物や人間、妖精がいる。これを犠牲(サクリファイス)と言い、契約した相手を守るのが仕事である、守護の役目を果たしているのである。
犠牲(サクリファイス)にも三つの種類があり、一つ目は妖精型。この種類がこの百夜学院(ビョクヨガクイン)で多く、魔法を使う事が出来る特殊な能力を持っている。二つ目は動物型である。この種類は妖精型より少なく、人間型より遥かに多い。これは大きい動物は力技を得意として、小動物は魔法や超能力を使う事が出来る。三つ目は人間型であり、妖精型や動物型より遥かに少なく、全校生徒1200人の中でも20人いるかどうか……、と言われている。この種類は妖精型や動物型よりずば抜けて運動神経が良く、魔法や超能力、死神を呼び出せたりする無敵っぽいが、人間そっくりで風邪も引いたりするのが欠点である。
「………」
何もかも終わり、部活動や委員会活動に映った。零は何にも構わずに無言でスタスタと廊下を歩いて行く。何とも静かな四練一階の部屋、真っ白なプレートに黒い太文字で綺麗に“全校合同生徒会室”と書かれた部屋のドアを開け、中にいた五人の学院生徒がパッと振り返りホッと安堵したようにため息を付く。その中の一人の少女、薄紫色の髪を腰より5cm程度長くしていて黒いリボンの付いたカチューシャをしてリボンの真ん中には蝶の形をした飾りか付いている。瞳の色は右目赤紫色、左目青色のオッドアイ。服装は白いYシャツに中等部用の青いリボンをし黒いラインの入った白いブレザーを着て黒いミニスカートをいている。リボンには星型のバッジに中等部生徒会副会長と書かれていて、名前は、月葉 蓮(ツキハ レン)。零とは兄妹である。
蓮は零を見て軽く笑みを向けて「零兄様お帰り。入学式お疲れ様、生徒会長おめでとう」と言い顔を再び資料に向けた。
「あ、会長ー。資料、見といてくれー」
モニターを見ながら資料を指す少年、栗花落 海斗(ツユリ カイト)は青色の髪を首より3cm程度短くし、両目青色の瞳をしている。服装は白いYシャツに初等部用の黄色のネクタイ、白いライン無しブレザー、黒いズボンをはき、ネクタイには星型のバッジに初等部生徒会会計と刻まれている。
モニターを見ながらため息を付き「明日に転校生来るってよ。今日入学式なのに何考えてんだろーな」と呆れ気味に言う。
「誰でしょうか?」
「ん? あぁ、桜紗(サシャ)とか言ったけ……、あ、あった、はい。資料」
そう海斗が考えるように言いながら、資料を見つけ出し零に渡す。零は怪訝そうな表情をして「……犠牲(サクリファイス)用の………制服?」と首を傾げる。まず犠牲(サクリファイス)には契約者が必要であり、普通なら契約者と犠牲(サクリファイス)と二人転校してくる筈だが今回は一人。零は首を傾げた。
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