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ごめんね,ごめんね…
1
:
香奈
:2011/04/03(日) 17:33:11 HOST:i114-189-217-10.s11.a040.ap.plala.or.jp
小説を書きます
脱字,誤字の可能性100㌫です汗
気長に更新するのでよろしくお願いします
2
:
香奈
:2011/04/03(日) 17:45:50 HOST:i114-189-217-10.s11.a040.ap.plala.or.jp
第一話*
卒業をした。
泣いた。笑った。傷ついた。驚いた。悔しかった。
親友に裏切られた。裏切った。告白をした。振られた。
そんな三年間に ばいばい。
お母さんは元・レディース
お父さんは暴走族の番長的な存在
私は,そんな母親と父親の軽はずみな行動の末
生まれた子供である。
母親は私を生んだ後,スナックでママをやって生計をたてている。
父親は行方不明。
多分,父親は新しい若い女と酒を飲み交わしたりしているのだろう。
母親はよく家に男を連れてくる。
スナックの客なのかはしらない。
連れてくる男の年齢はさまざま もちろん見た目もさまざま。
若いのは高校生くらいのチャラめのやつから
七三わけのきもい脂汗をかく小太りのおっさん
そんなやつらにも,母親は優しく…というか
まあ,そんな感じに接する。
必ず聞こえるのは「 んっ 」とか「 もっと… 」とか
そんな声ばかり
母親はそういうことでもお金をもらっている。
しかし,母親は暴力をふるったりはしない。
学校にもいかせてくれる
あまり,不自由もない
そんな母親と生活している
この春,私は中学校を卒業した。
3
:
香奈
:2011/04/03(日) 17:54:04 HOST:i114-189-217-10.s11.a040.ap.plala.or.jp
第二話*
春休み。
私はどちらかというと頭の悪い中の下らへんの高校を受験し
合格した。
母親は「 よかったね 」と一言
それでも十分だった。
母親に求めることは,特に無い。
寂しい,とか悲しい,とかそういう感情を
母親に持ったことはあまりない。
「 あ…んっ 」
それは,母親の甘ったるい声だった。
私は着替えて,玄関のドアを開けようと
手を伸ばした。
「 待って! 」
聞きなれない声だった。
振り向くと,髪は茶色の男が私を呼び止めた
男は,カッターシャツをズボンに入れず
腰パンで,よく見るとピアスをあけて,
シャツのボタンもあまり閉めていなかった
そのシャツの間から,赤いTシャツも見えた。
「 かんなさんの娘? 」
かんな…母親の名前だった
私は軽く微笑み,外へ出た
ほんのり,雨のにおいがする日だった
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