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〜神天〜

21ひらりん君:2011/05/02(月) 20:55:43 HOST:222-151-086-003.jp.fiberbit.net
7page〜⑤
一層と街に離れた山奥で忍達は拠点を築いていた。
「にしても、レイゼンお前動物とかにも変身できるんだな〜」
「攻撃が出来ないよう制限はされていますけどね。鳥類、獣類は一通り心得ていますから」
レイゼンは一息ついて話し始めた。
「では、やっと特訓が始められそうですね。早速ですが、忍には今日からこのGW中このメニューをこなして貰います」
忍はレイゼンからメニューの書いてある紙を渡された、几帳面なレイゼンらしく手書きで達筆だった。
「まさか甲羅でも背負って何かしらするんじゃないよな、えっと、山の麓まで下りて薪を割るそれを担いでまたここに戻ってこれを5回・・・って軽く雑用入ってるけども〜」
「しょうがないですよ、暫くここで特訓するんですから、何かしら雑用も混ぜないといけません。後、そんなどっかの人気漫画のような特訓方はやりません。それではシェブの方もありますので」
忍は渋々と麓まで走っていった。
「ったく、レイゼンのヤツめ、基礎体力向上とか何とか言って結局雑用かよ・・・・ブツブツ」
〜一日目終了〜
 翌日 朝
「忍、起きて下さい早朝も特訓あるんですから・・・・」
「もう10分だけ・・・・」
「いや、もうこれ4回目なんですけど・・・」
「こっちも筋肉痛が激しいんだって、今日ぐらい大人しくしてても良いでしょ。勉強してるからさ〜」
「『勉強』という言葉を都合の良いときだけ使わないで下さい。だったら、教科書でも読みながら薪割り行って下さい」
「俺は二宮金次郎かっ!」
「いいから行っていてください、こっちもこっちでやること沢山あるんですから」
「そういやシェブはどんな特訓してるんだ?」
「君と違って基礎的体力が備わっているので、本格的に能力を使って実践を行っています」
「あーもーくそー!邪魔しに行ってやる!」
「何でも良いですから早く二宮金次郎になってて下さい!」
レイゼンの言葉にお構いなしで忍はシェブの特訓場を見に行った。
するとなにやらシェブが両腕をしっかりと伸ばし、集中力を高めているようだった。
「そういやシェブのヤツの新しい能力はまだ見ていなかったな・・・」
シェブは伸ばした両腕に拳をギュッと握りしめた。途端に周りに衝撃波が走った。忍は衝撃波に暫く圧倒されていたが、気が付くとシェブの周りには水煙が立ちこめていた。
「あ、あれは!?」
驚いている忍にレイゼンがやれやれと言わんばかりに話した。
「シェブに授けた能力は水災魔法といって水を操る魔法です。本来は水災害を防ぐものに使われており・・・・」
「はいはい、分かったから。そう言う説明聞き飽きたから」
「・・・・」
シェブが2人に気付いて近づいてきた。
「やあ忍君!1日しか経ってないけどもう良いの?よければ新しい能力を試してみたいんだけど」
「よっしゃあ!あの時みたいに返り討ちにしてやるぜ!」
「特訓メンニューが台無しじゃないですか、全く・・・」


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