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〜神天〜

22ひらりん君:2011/05/03(火) 18:52:55 HOST:222-151-086-009.jp.fiberbit.net
7page〜⑥
「じゃあ、始めようか」
傾斜のきつい山では今まさに戦いが始まろうとしていた。
「おう!久々に俺の力が発揮できるぜ!」
「ハァ、じゃあ始めますよ。練習試合開始!」
レイゼンのかけ声とともに2人は一斉に動き出した。
先手を取ったのは忍だ、山の木の影を上手く使い素早くシェブに接近していった。忍は影で作り出す刀『影刀』でシェブに斬りかかった。
シェブは木から木へ上手く飛び移っていたがさすがに素早さは忍に劣り、すぐに追いつかれてしまった。
「さすがに素早さには俺に勝てないな!」
忍の『影刀』がシェブのもう目の前に来ている。
「勝負はまだまだこれからだよ」
シェブの周りにはスカイブルーの魔法陣が敷かれた。そしてその瞬間、忍の周りに無数の水滴が浮かび、水滴は一つの水の粒になった。忍はそれに捕まり身動きが取れなくなった。
「ゴボッゴボッ!」
「忍君、あまいね。水の性質は何にでも形が変わるというのがある。それを生かした技だよ」
忍は水の中で必死にもがいている。
「忍、気絶は負けに値しますから降参か、これを抜け出さないと行けませんよ」
忍はもがきながらも魔法陣を敷いて、周りの木陰を利用して水を破壊しようとしたが水には波が立っただけで壊れまではしなかった。
(くっ、このままじゃ・・・・)


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