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〜神天〜

11ひらりん君:2011/04/10(日) 21:01:34 HOST:222-151-086-009.jp.fiberbit.net
5page〜②
レイゼンと忍は市街地を走り回っていた。
「ハァ、全然見つかんないって!」
「見つからないではなく、見つけなければならないのです。だいたい神天法第47条により、神域経営者による仕事の妨害は死に値させる とあるのですから」
「神域って厳しいとこなんだな・・・ふぅ、交番に届いてたりしないか探してみっか!レイゼンはあっちを頼む」
「了解しました」
   一時間後
「レイゼン、見つかったか?・・・・」
「いいえ、その調子ではそっちもみたいですね・・・」
「おまえらホントにやる気あるんでしゅか?」
「うるせー!ちびっ子!」
「ボクはちびっ子じゃないでしゅ!」
「だったら名前ぐらい明かしたらどうなんだよ!」
「そ、それはでしゅね・・・」
「忍、説明を付け足させてもらいます。愛天使とはあまり物心を付かせると人の愛を汚してしまう恐れがあるため心が健全であることが条件です。だから幼い人の魂や、人間以外の生物の魂が条件となっています。彼は言葉こそ与えられた身ですが、幼い故に名前を持たず死に至った魂という訳なのですよ」
「そ、そうだったのか・・・・悪かったな」
「分かればいいんでしゅ!さっさと弓と矢を探すんでしゅよ!」
「調子良いな〜。全く・・・」
忍は渋々と探しに行った。
「忍、この辺りで落ちたのは確実ですので、あの高台以外は考えられません」
「あの高台か、ちびっ子の飛行高度が低めで助かったぜ・・・・しかし高台とはどういう偶然^^;」
  高台
「とりあえず侵入は出来たけど・・・・監視カメラに丸見え・・・・」
「大丈夫です。私が止めておきました。」
「その辺は抜かりないな・・・・よしっ!いくぞ!」
高台の最上部と続く螺旋階段は高度が増すごとに重みを感じた。
「上の方に何か魔力を感じますね・・・・」
「弓と矢の魔力じゃなくてか?」
夕焼けの染みる空模様は黒い霧に包まれていった


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