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夕暮れの坂道

1りほ:2010/11/17(水) 17:43:50 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
     君は私に生きる希望をくれた。

  きっと、君の事は一生忘れることはないだろう。

         また、会おう。

   約束なんてしてないけどまたどこかで会える気がした。

2りほ:2010/11/17(水) 18:14:03 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
♯1  『悪目立ち』

「桜井!」
 先生が呼び止める。
 私は黙って振り向いた。
「あのさ…桜井。
 お前、虐めれたりしてないよな?
 いやあ、よく一人でいるから…と思って。」
 「安心してください。
 自分から一人になってるだけですから。」
 先生はギョッとする。
「そうなのか……?
 でも、本当にそんなことが起きたら先生に言ってくれ。
 なんでも相談に乗るからな!」
 そう言うと、先生はうわべだけの笑顔を私に向ける。
 私もうわべだけの笑顔を先生に向ける。
 熱血の先生なんてもう古いって、あの先生に教えてやりたい。
 それに、私は知ってるんですよ。
 本当に虐められたら、必死に表向きにばれないように
取り繕うということを。
 先生やクラスメイトだってそんなもんだ。
 結局、自分以外はどうでもいいに決まってる。

 私の名前は桜井 奏嘉。(さくらい かなか)
 中1のAB型。
 一応、生物学的には女ってことらしい。
 前まではフツーのそこらへんにいる、その他大勢だった。
 けど、今は悪い意味で目立ってる。
 自分でも悪い意味で目立ってることは知ってるし、
むしろ自分からこの道を選んだ。不満なんてものはない。

 キーンコーンカーンコーン。
 チャイムが鳴る。
 給食の時間。
 ここの学校は中高一貫で、中学生でも時々弁当の日がある。
 その日は、どこで食べようが誰と食べようが関係ない。
ってか、むしろ自由ですよ。みたいな感じだ。
 ここの学校の校訓は『強く、明るく、元気に』
らしいが、私から言わすと『自由、自由、自由!』
みたいな感じなのだ。


続きは明日くらいに書きます。

3りほ:2010/11/18(木) 18:49:17 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
♯2 『俺の名前を教えてあげる』

 私は階段を駆け上がる。
目指すは屋上の扉。
 さすがに弁当の日に一人はいけない、って
熱血先生に言われちゃったんだよね。

 バンッ!
「………………。」
 乾いた空気。喉が痛くなっちゃいそう。
空が広がっている。
 ああ地球って『球』なんだな、って思っちゃう。
 1時間でも2時間でも、もしかしたら1日中見ていられるかもしれない。
 壁にもたれかかる。思いっきり力を抜く。
野菜ジュースのストローをぴっと出して飲む。
冬だけどおいしい。

「ねえ、何してんの?」
「ぶっっっ!!!」
 思わず、ジュースを吐いちゃいそうになった。
 屋上の上から顔を出した人にふざけんな!って言ってやりたい。
「桜井、なんでいんの?」
「あっ…あんた、だっ誰?」
 なんで、私の名前知ってるの?
 そう私が言うと、男の子はひょいっと私の前に飛び降りた。
 真っ黒で寝癖のついた髪。
身長は、私より5㌢くらい高い。
制服を自然に着崩してる。(いや、着崩してるわけじゃないかも…。)
あと、誰かに似てる気がする…雰囲気がかな?
「あっ、俺?俺は、樹。吉岡樹。」
「よしおか、いつき?」

続く…

4りほ:2010/11/20(土) 11:18:43 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
♯3 『転校生』

 キーンコーンカーンコーン
 私は、チャイムの合図と共にその場を立ち去った。
 だって、なんかあの人、変じゃない?
関わりたくないっつーか。
 私は3階の教室へ向かう、階段を下りながら思った。
 そして気づいた。

「……………。」
 私は、3階と4階の間の踊り場の壁にもたれた。
 私は誰とも関わり合わないって決めたんだ。
 あの…よしおかいつきだけじゃない。
ここにいる人たち全員に関わらないって決めたんだ。
 ふと、さっきのことを思い出す。
 いつから、感情を表に出さなくなったんだろう…
 なんだか寂しいような、ちょっとホッとしたような、
なんともいえない気持ち。

「きりーつ、れーい。」
 向こうの教室から声が聞こえる。
 私は気持ちを入れ替えて立とうとした。
「何してんの?」
 げっ!
「よっ…よし…おっか…いつき…?」
「あのさぁ〜吉岡樹ね?
平仮名のいつきなんてかっこよくないじゃん?」
 なに?この人。なんなんだ?この人。
「何年、何組なの?」
「1年3組…」
 ふ〜〜〜んと言うと吉岡樹は、
あたしの腕を掴んでひっぱって連れて行こうとする。
 誰か、助けてよ〜〜〜〜〜!?

 ガラガラガラッ
「おっ…おくれてすみませんでした…」
 みんなの視線が痛い…って
見てるのは私じゃない?
「初めましてー!
 転校してきました。吉岡樹でーす!」
 えっ!?
 頭がついていかないんだけど!?



続く…

5りほ:2010/11/22(月) 17:59:45 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
初めまして〜!
りほというものでございます。
 今回の、『夕暮れの坂道』はですね、
りほの小説、2作目でございます^^ヮ〜ィ
 『夕暮れの坂道』は短い話しをドカーっと集めた、
短編集みたいになる予定でございます。
 1》の文章にまつわるお話を書いていけたらなあ〜
と考えております。
 今の所、まったく感想がない状態ですが〔泣〕
がんばりますので、よろしくお願いします♪

 P.S『真昼の月』と同時進行しておりますので、
更新が遅くなるかもしれません。
 気長に待っていてやってください〔笑〕
 そして、できれば『真昼の月』も見てやってください。
 (もろ宣伝ですね。スミマセン〔笑〕

6切音(恋楼) ◆Mjk4PcAe16:2010/11/22(月) 18:12:00 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
恋楼だよーっノ

第二作目にわくわくうきうき!(ry
これからも頑張ってねーノ

因みに今は切音(せつね)って名前で小説書いてるよb+

7りほ:2010/11/22(月) 18:46:18 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
今、書いている『桜井 奏嘉』主人公の小説は、
題名は『勿忘草〜わすれなぐさ〜』っていいます。
言うのが遅れて申し訳ないです><(汗)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
♯4 『笑わないって決めたのに』

 休み時間。私の席は人でごった返してる。
いや、ちょっと訂正。私の隣の席、だ。
 先生もなんで、吉川 樹を隣になんかすんだよ?
 とりあえず、転校してきた最初の日は大体質問攻めになる、ってのが
フツーの学校での恒例行事。(なんだろうな)
「どこから来たのぉ〜?」
「ねえ、今日いっしょに遊びに行こうよぉ〜」
 こういうのを聞いてると、
「なんで、必ず文末に『ぉ』とかがついてんだよ!」
ってつっこみたくなる。美しい日本語喋ってこそ、
日本人だろっ!って。

「ねえ。なんで、『あの』桜井さんといっしょに来たわけぇ〜?」
 私は一瞬で固まる。
 社会の予習してた手も止まる。
 一気に宇宙の中に引き込まれた気分になった。
 無の世界に。何も聞こえない、無の世界。
「そおだよぉ〜。あんな変な子なんかよりぃ〜
うちらとあそぼぉ?」
「そ〜そ〜!あの子まったく喜怒哀楽ないもんねぇ〜」
 ちらっとその子たちを見る。
「……………!!」
 その子たちは私を見てクスッと笑った。
それで、それで、吉川 樹の肩を軽く触る。
なんなんだよ!

吉川 樹は頭をぽりぽり掻くと、
「う〜〜〜〜〜ん。
悪いんだけど、桜井は喜怒哀楽あるよ?
それに、一緒に居たい奴は自分で決められるから。」
「!!」
 さっきの子達は、つまらなそうな顔をして帰ってく。
(ついでに私を睨みながら。)
 そして、吉川 樹本人はのほほんとした顔で
「俺、かっこよくなかった?」
って。
 思わず顔が緩む。
 私は笑った。
 笑わないって決めたのに。
 こいつはなんか不思議だ。



続く…

8りほ:2010/11/22(月) 18:49:30 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
6>>切音って名前可愛すぎだろぉ〜!
小説の名前教えてくれよぉ〜
見に行きまっせ!

9切音 ◆Mjk4PcAe16:2010/11/22(月) 19:35:17 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
りほって名前の方が可愛過ぎてきゅんきゅんしちゃうよ(*´ω`*)
あ、教えるの忘れてた(Σ
うん、でも分かったよね多分!←


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