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○。やっぱりさ、運命には逆らえないんだよ ○。

18 ◆jZgVcLWus2:2011/12/19(月) 21:45:37 HOST:i121-113-148-121.s04.a011.ap.plala.or.jp
+弟だから…いけないの?+
「有彩(arisa)」



 授業終了のチャイムが鳴り響く。あたしは秋からそっと離れた。
 「有彩…放課後、空いてる?」
 秋はすぐに声を掛け、放課後の予定を尋ねてくる。あたしは少し考えたふうをする。
 その様子に秋が俯く。あたしは少しおかしくなってくすくすと笑ってしまう。
 「な、なんで笑うんだよっ」
 慌てたように秋がそう言って少し不機嫌そうな顔をする。
 「ごめんごめん。…放課後のことだったよね。」
 まだ若干笑いながらあたしは謝る。小さく深呼吸して話を戻す。
 秋はコクリと頷きあたしのことを見る。
 「…心配しなくても空いてるよ。もう、部活も引退したし…他にも今日は用事はないから。」
 安心した様子でほっと胸を撫でおろす秋の姿はやはり前とは変わってないんだなと思わせた。
 「じゃあ、校門で…待ってるから。」
 嬉しげな笑みを浮かべて秋は言う。
 「分かった、あとでね。」
 軽く微笑んで秋に抱きつく。顔を上げで秋と目を合わせる。
 「うん…あとで。」
 秋はそう言って少しかがむ。逆にあたしは少し背伸びをして秋の頬にキスをする。
 あたしはすっと秋から離れてドアへと向かう。
 「じゃ、放課後…っ」
 手を振りながら少し振り返って言う。秋は少し手を挙げて「校門でね」と付け加えた。










in教室

 「あ、有彩…っ 大丈夫だった?」
 朝、声を掛けてきた子たちが声を掛けてきた。もう皆教室にいる。
 「うん、まぁね…。」
 苦笑しながら席に着くとチャイムは鳴った。

 早く放課後にならないかな…?

 授業中、ずっとそればかり考えていた。



続く――


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