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【マナーも学べる】小説書き方入門!【起承転結を大切に】

22海苔の佃煮 ◆8ZLUiDv3K2:2010/04/20(火) 21:24:52 HOST:p5204-ipad03okayamaima.okayama.ocn.ne.jp
【情景描写のポイント】

小説を書いていて何が一番難しいかと言いますと、
「映画や漫画のようにハッキリとした映像を見せる事が出来ない」
という点ですよね。

小説は文章だけで構成されていますから、
文章にして書いていない物は、なかなかイメージが出来ませんし
人によってイメージしている物が違ってきてしまいます。


例えば
「僕は夕日の中、公園を歩いていた」
という文章があるとしますと。

その「公園」というのは
代々木公園や万博公園のような広い場所をイメージされる方もおられますし、
逆に地元の小さな公園を連想される方もおられます。

「夕日」にしても同じです。どの程度の赤さをイメージされるかは
読み手によりけりです。


かと言って。

それを詳しく描写しようとして
「僕はビルとビルの隙間で輝く赤ワインのような色の夕日を見上げながら、
 緑の生い茂る広い公園のサイクリングロードを歩いていた」
などと書いてしまいますとかなり長くなりますし
こういう文章ばかりが続くと、読んでいる側からしても嫌になりますよね。


この辺りが情景描写の難しいポイントです。

簡単に書きすぎると情景がイメージ出来ない。
かと言って長々と書きすぎると、鬱陶しい。

これはどんなシーンでも起きてしまう、
小説が抱える矛盾点ですよね。


「これを完璧に解決する無敵の方法」というのは、
残念ながら存在しません。

長くなり過ぎず、でもイメージが出来るような表現を
書きながら探していくしかありません。


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