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戦国BASARA小説

21名無しさん:2010/03/30(火) 17:54:15 HOST:a-fhn-3143.noc.ntt-west.nsk.ne.jp
つづき(別の所で投稿しているからIDが違うかもしれん)

かすがは重傷だった。腹部や手に計三箇所の鉄砲玉を撃ち込まれて命はとりとめたが
もう戦に交えることも不可能な状況だった。

かすが「あの人を守れたのならそれで良い…。」

彼女はそう思って満足な気持ちになっていた。
しかし、彼女には心残りがあった。それが何かは彼女にも分からなかった。
すると、襖を開ける音がした。どうせ佐助だろうと思うとそれは意外な人物だった。

政宗「wow 随分とひどくやられたもんだな。」
かすが「!なぜお前が・・・」
政宗「おいおい。人が見舞いに来てやってんのによ。どこまでhappyなんだか」
かすが「お前が来るとは思わなかった。」
政宗「そうだな。話すのも初めてだしな。」
かすが「で、何の用だ。」
政宗「お前が床に伏せてから上杉軍すごくテンション低いらしいぜ。」
かすが「ふん。関係ない。それで言いたい事はそれだけか?」
政宗「いいや。お前は寂しくないのか。」
かすが「私は謙信様を守れるなら死んだって構わない。」
政宗「死んだら皆悲しむぜ。」
かすが「だれも悲しみはしない。」
政宗「軍神除く…ってことか?」
かすが「どういう事だ。」
政宗「だから、お前が死んだら軍神も悲しむ。軍神を守れる奴もいなくなる。お前がすることは軍神のために
  死ぬことじゃねえ。軍神を守ることだ。死ぬな。生きろ。」
かすが「・・・・・」
政宗「…ってお前のboy friendが伝えろって」
かすが「なっ!私とあいつはそういう関係では!!」
政宗「図星か(笑)」

政宗はからかいに来たかのように去っていった。再び誰もいなくなった部屋で一人、

かすが「ありがとう…」

と一言つぶやいた
 
           つづく


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