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戦国BASARA小説

11咲翔羽 ◆KTm5dtyLJ.:2009/06/28(日) 16:43:42 HOST:proxy20058.docomo.ne.jp
『一体…此処は何処なんだ?』
かすが は佐助に言った。
佐助の方は見ずに謙信の方を見て…。
『かすが…お前は…どうして捕まったんだ…?』
だが、佐助はかすがの問には答えず…。
『…魔王の嫁に……』
かすがは辛くて言えなかった…。話そうとする度に謙信の苦しそうな顔が浮かぶのだ……。
『そうか…俺様はな……魔王の子にやられた』
佐助は敢えてかすがの顔を見ず、自分の足元を見ながら言った。
『…織田軍の作戦なのかもな。魔王が天下をとるのに邪魔な奴らを消して…』
佐助はそのまま続けた。
『…越後の軍神、と来たら……』
『……黙れ…。』
かすがは言った。
『かすが…?』
『私に構うな!話すな!静かにしていろ!』
そう強く言った かすがの瞳には薄ら涙があった。

―続く―


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