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二次元school
146
:
雪音
◆mzHXeB1fFY
:2009/11/29(日) 19:54:38 HOST:119-231-185-8.eonet.ne.jp
第29話「悪いのは」
「……なんでこんな緩い空気になったんだ……俺が叱って、生徒会長らしいことして、支持率アップさせるはずだったのに……」
会長はぶつぶつと嘆いていた。
なんか最後政治家みたいな事言ってたけど。
そんな会長を居て、吹井先輩があははっと軽いノリで言った。
「まぁー、山崎くんのせいやな!」
「間違いなくアンタのせいですが。ていうかいい加減雨照って呼びましょうよ」
吹井先輩が窓を割ってきたからだ。
いや……その前から、桜子と副会長が戯れてた気がする。
会長は「とーにーかーく!」と机をバンバン叩いた。……何この子供。
「雨照和と末木桜子には、それなりに反省をしてもらうからな!」
「だからぁ―――!俺はやってねーっつってんだろうが―――――!!」
俺は急にブチ切れた。自分でもビックリだよ。キレるなんてほとんどないんですけど。
だって会長、さっきから俺の話聞いてないし……。
「さっきからアンタはよぉ―――!石投げたのは桜子だっつってんだろ、バカ!!」
「ばっ……!?」
俺は、荒く肩で息をした。ああ、言うだけ言ったらスッキリした。
俺以外の人は目を丸くして驚いてる。
「……うん、そうやな」
ふいに、副会長が俺に同調するように言った。
「秀ちゃん、雨照くんに可哀想やわぁ。全然雨照くんの話聞いてやってんやんか」
「ですよねっ!」
俺はここぞとばかりに声を嬉しそうに張る。
すると、吹井先輩も声を出した。
「火野が言うんやからそうなんやんな、うん、秀ちゃんが全部悪いんや」
「不順な動機で同調するんすね」
さらに、桜子まで言いだした。
「そうですよ、会長。ナゴが可哀想ですよ」
「お前はそんな事言う権利がないと思うけど」
「「「秀ちゃんが悪い!」」」
「なんでハモんの!?」
「俺!?」
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