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逆〜二人の物語〜

46 ◆F4KXl3vbck:2008/09/08(月) 09:45:27 HOST:u116.d022063119.ctt.ne.jp
あ〜なんか短編のはずなのに長くなってる〜・・・もう少しお付き合いくださいですう・・・

2−19本番

「位置について よおい」
さすが本番。みんながクラウチングスタート。静が出るはずの競技は100m走。さっきのまじないもあってささらはあまり緊張していない。
「パン」
ピストルの音が耳に響く。そんな事もお構いナシにささらは走る。出だしは完璧。先生方も驚いている。
そして・・・・ゴール。一着。ダントツとまでは行かなかったがかなり早いタイムだ。
この大会はタイムで決まる。走るのは一回だけで出たタイムの速い順で全国に行く代表が決まる。


「お疲れ様。大丈夫?」
ささらは結果発表まで時間があったので観客席の方に向かう。そこで静に声をかけられていた。
「うん。あの戦場で・・・自分と戦って・・・勝ったよ♪ありがとう」
ささらはにっこりとして あははっ と笑う。
「うん。ありがとう。やっぱり早かったね。」
そういって静も笑いかえした。


そして時間が経ち・・・結果発表。
電光掲示板に発表されていく。代表は6名

1 ○○中学校 西野 あゆみ 

まず一番速かった人・・・・

2 ○中学校  夢見 秋

ゆっくりと表示されていく

3 ○○中学校 気品 博美

4 ○○中学校 森田 南

最後の二人・・・

5 ○中学校  綿芽 なつき

さいご・・・・




6 ○中学校 金居 瞳




ささらたちのいる場所が静まり返った。あんなに速かったのに・・・
選手に選ばれなかった人の順位が出る

7 南町中学校 轟 静

さらにシーンとなる。
ささらは暗い顔をした。
その肩をぽんとたたいて
「頑張ったよ。ささらさんは・・・」
静がそういった
涙を目にためて。


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