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逆〜二人の物語〜

44 ◆F4KXl3vbck:2008/09/01(月) 20:15:09 HOST:u116.d022063119.ctt.ne.jp
41は2−16満ちた思い
             でした。
何か何度もすんません。。。





2−17みなぎる力

「・・・なんの?」
あの計算の大会です・・・言っていいのか迷った。結果・・・
「計算の・・・大会です・・・」
やっぱり言った。

「すみません」
わたしは謝った。口から言葉が出たみたいだった。体は・・・罪悪に満ち溢れていた。

学級代表さんは少し黙った。口を開いて出てきた言葉は・・
「私のほうの大会に出てください」
だった。

学級代表さんは頭を抱えていた。うずくまって・・・まるで何かにおびえるような・・
「おねがい・・・みんなの・・・期待が・・・かかってるの・・・」

そういったら・・・

「まだでないとはいってませんよ」
と言った。じぶんでも思いがけない言葉だった。こんなこと考えてもいなかったけど・・・でも・・・

「私の大会は午後です。学級代表さんの大会は午前中で終わるでしょう?
走りますよ。私自身の・・・償いのためにも。」

・・・・・
筋が通ってる。ちゃんと頭が働いていたみたい。一番良い選択。

「ありがとう」

学級代表さんはそれだけ言った。でも・・たったそれだけの言葉だったけど・・・




胸の中が熱くなった。
罪悪に包まれていた心は・・・力に満ち溢れていた。




それそろクライマックスです。次は大会編に移ります。まずは学級代表改め 轟 静 の方の大会編からっ!


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