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逆〜二人の物語〜

34 ◆F4KXl3vbck:2008/08/09(土) 17:28:23 HOST:u116.d022063119.ctt.ne.jp
2−9真実を知った彼女

「ねえねえ・・・きょう・・やらない?だってあの子明日大会でしょ?足・・駄目にしてやろ!」

誰かがしゃべってる
何の話?
こんなことしたくないけど・・盗み聞き。

「どうするのよ・・・誰かに聞かれでもしたら・・・」
「平気よ!こんなとこに誰も来ないわ!!!」
そう・・ここは今は使われていない南館の屋上手前のおどり場
あたしはいるんだけど・・・
あたしはここに来ていつも休んでるだけだけど・・ここ・・落ち着くから・・

「で・・何してあの子に怪我させるの?」
「・・・・あたし昨日から考えてたんだけど・・・」
「なになに?」
この声って・・・確か学級代表さんが大嫌いな人・・・だよね・・・
それとその友達・・・

「今日の理科の時間にガラス使うじゃない?それ・・あんたが運ぶ役でしょ?
それを・・・あの子の前で落とす・・・ぶつかったフリをして・・・」
「・・・でも・・・そんなことしていいの?」
「大丈夫・・・ばれなきゃいいのよ?」
「でも・・上手くいくの?」

酷い。いくらなんでも・・・そんなことしなくても・・・
あたしにゆういつ話しかけてくれる人・・・
友達になれそうな人・・・
せっかく・・・見つけたのに・・・

でも・・・私にとめることは・・・きっと出来ない・・・っ

「じゃあ・・・今日・・・あたしがあの子を張ってるから・・・合図をおくったら・・・ね?」
その子は友達にそういうと階段を少し降りて言った
「うまくやるのよ・・」
と・・・・

どうしよう・・・
伝えようか・・・
学級代表さんに・・・
伝えよう・・・
事が起こる前に・・・


ナントカ カノジョニ ツタエナキャ

そう思って誰もいない踊り場からあたしも去った


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