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物語をつくるスレ 第十六章
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過度の下ネタはご遠慮下さい
▼登場人物
僕・・・永遠?の塾生。夢の世界で角界入りし横綱昇進、引退後は親方兼院生
タマ・・・礼文島出身のひよねこ
ペケ・・・元エージェントのタマの弟
クラーク博士・・・タマが尊敬する人物
ドラ・・・知床在住のタマの旧友
礼文島の猫岩・・・タマ・ペケの母猫の化身
前スレ
物語をつくるスレ 第十五章
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/school/5444/1624628823/
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タマはイズミンを特集した国営放送を見て感動していた。
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ペケ「おねえちゃんはテレビの話が多いね」
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ペケ「講談社学術文庫を何冊持ってるかが猫偏差値を表す」
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その発言を聞いてペケティがペケのもとを去ることを検討した。
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ペケ「林修先生のネタをいじっただけなのに」
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ペケティ「やはりそうであったか」
ペケティはペケの考えがわかっていたので、去らなかった。
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急激な寒さがなかまたちを襲っていた。
なかまたちはハンズでビジネス腹巻を買い、寒さをしのいだ。
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ペケはBooksKinokuniyaに行った。
Harvard Business Reviewのシーズンもの(Autumn)が1冊で4000円してることに気づいた。
ペケ「厚さ5mmの雑誌が4000円てギャグかよ。昔は2500円だったぞ」
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ペケは肩を落としてなかまたちに帰っていった。
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ペケティはなかまたちのメンバーを確認した。
ペケティ「使い、カンダタ、キョロ。以上です」
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ペケ「少ないな」
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ちなみに使いは仕事で出張中。キョロは神出鬼没。カンダタはどこかに行っていた。
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ペケはカラオケ屋でB’zのさまよえる蒼い弾丸を歌った。
https://youtu.be/JNmemsVToL0
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ペケはもともと×(ペケ)ーJAPANのボーカルであった。
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ペケ「おいらはXJAPANではなくB’zだよ」
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ペケティ「ペケさん、自分のことを忘れてもらっちゃあ困りますよ!」
620 :名無しの塾生:2007/02/11(日) 06:39:36
店内にはBGMとして、弟のペケがボーカルをつとめる異色の猫バンド
「X(ペケ) JAPAN」の曲がエンドレスで流れている。
耳を劈くようなペケのシャウトとタマの作る創作ラーメンで
客の五感を爆発させる予定だ。
タマ「どの位、お客さんがきてくれるかな?」
745 :名無しの塾生:2009/06/26(金) 22:13:09
「X(ペケ) JAPAN」のボーカルであったペケは演歌に転向したのだ。
632 :名無しの塾生:2011/07/03(日) 22:48:59
忘れている人もいるかもしれないが、
ペケは X(ペケ)JAPAN のボーカルなのだ。
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ペケ「もまいはこの頃居なかったはずなのに、なぜおいらより詳しいんだ?」
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ペケティは勉強熱心であった。
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ペケはペケティを辞書を読む会のエリートメンバーとして正式に認めた。
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ペケティはペケの苦手な古語辞典はもちろん、六法全書も読んでいた。
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ペケ「六法は分かるとして、古語辞典は役に立つのかね」
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ペケティ「ペケさんの言う役に立つとはどういうことですか」
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ペケ「読書してる時に古語に出会うとか」
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タマはミロを飲んだ。
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ペケ「タマさんは古語辞典読むんですか?」
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タマ「辞書は読むものではなく引くものです」
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ペケ「古語辞典を引くことはあるんですか」
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タマ「ありまぁす!」
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ペケ「どんな本を読む時ですか」
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タマ「それを知ってどうするのですか」
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ペケは急にタマに対する興味がなくなった。
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タマはニヤリと笑った。
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タマは不気味であった。
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さすが百戦錬磨のタマである。
その魅惑的な魅力に引き付けられた猫は数多い。
ねこぽっぽを離脱した猫は1匹もいない。
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タマは、ねたまぬようにあせらぬように、飾った世界に流されず、
好きなだれかを思いつづける、時代おくれの猫になりたいと思った。
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ペケは大教室でタマの古典の授業を受けてる夢を見た。
ペケは一番前の席でイビキをかいて寝た。
ペケ「グオオオ ごおお」
タマ「ペケ君。あとで職員室に来なさい」
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ペケは職員室に入った。
タマ「私の価値をゼロにしないでほしい」
ペケ「草しか食べてなさそうなおっさんから言われたくないわ」
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ペケは目が覚めた。
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ペケには葛藤があった。
ミニマリストを目指したかったが、そうすると本棚の置き場がなくなってしまう。
知的生活を追い求めつつ、どこかでスッキリしたい、そんな想いがあった。
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ペケティ「そこで電子書籍ですよ」
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ペケ「電子書籍じゃ分厚い本や辞書は通読できないってオカルトママが言ってた」
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マンチとメンチは埒があかないので、
なかまたちに戻ろうと画策した。
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しかしペケノパイセンのところの居心地がよかったので、戻るのをやめた。
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ペケ「ナレーターはなかまたちに現れた人気キャラを奪おうとしてる」
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タマは東京ラブストーリーの再放送を見ていた。
タマ「イズミンがデビューした年の放送やな」
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タマ「男ってのはリカのような子が好きなんやろな」
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ペケティ
「自分から出て行った者たち(マンチとカンチ)を改めて受け入れる必要はないでしょう。そんな勝手を許してはいけません」
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ペケ「カンチじゃなくてメンチだと思う」
ペケ「細かいことはいいや。ニトリでワゴンを買って辞書を取り出しやすくレイアウトするわ」
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ペケティ「すみませんでした。マンチとメンチですね。無期限追放処分です」
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ペケ「それは厳しい。気が向いたら帰って来ればいいのだ」
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マンチ「いつでも戻れるということなので無理して今戻らなくてもいいわね」
メンチ「そうやな。辞書を読む会とか面倒くさくてわけわかめ」
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ペケはウルトラマンの仮面を被って釣ってみた。
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ペケポン「何やってんだこいつ」
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ペケは焦ってウォオタアサアヴァアに向かった。
水を飲もうとしたが仮面が邪魔して水がペケポンに跳ね返ってしまった。
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ペケポンは跳ね返ってきた水をおいしく呑み込んで去っていった。
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ペケポン「おいらもいつでも気が向いたときになかまたちにもどればいいや」
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なかまたちは整理整頓され、快適になっていた。
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ペケティはなかまたちがすっきりしてご満悦だった。
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ペケは白川と円満字の漢字辞典を引っ張り出して辞書を読む会を再開した。
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出席者はペケティだけだった。
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ペケ「おいらは漢字が好きでね。ひらがなとかマジ無理なんだ」
ペケティ「其の心は」
ペケ「幼稚園時代、ひまわり組とかたんぽぽ組とかあったべ。
おいらの組は担任が山口先生だったから、山口組になったよ」
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ペケティはとりあえず円満字の漢字辞典を引いた。
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ペケティは飽きてB’zのWonderful opportunityを視聴し出した。
https://m.youtube.com/watch?v=hT0IApQnusc&feature=youtu.be
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再び漢字に戻った。
ペケ「東京都の都は「みやこ」だ。おおざとは村を表し、
者は人を表す。人が集まってくるから都なんだわな。
そこから「全て」を意味するようになり、「その都度」とか「都合」とかの
時にも都が使われるようになった」
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ペケティ「そいつぁすげえや」
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ペケ「もちつけ」
ペケはペケティの興奮を落ち着かせた。
そしてタリーズのアイス抹茶ラテを差し入れした。
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タマ「こういう時代にいつ戻れるのだろうか」
https://www.youtube.com/watch?v=OTEVliYl3zY
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ペケ「もう無理だろ」
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タマ「せやな」
タマは夢の世界に旅立った。
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ペケ「姉拗ねた」
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ペケティ「どこに拗ねる要素があるんだろうか」
ペケティはペケの思考回路がよくわからなかった。
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ペケ「コマケェこたいいんだよ」
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タマは閉店後のねこぽっぽのカラオケで歌った。
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ペケ「もきもきぃ」
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ペケポン「ペケって時々意味不明な言葉を発するよね」
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それがペケの持ち味であった。
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突然、タマの口にモノを押し込むのもペケの持ち味であった。
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ペケ「てへ」
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そしてパディにボコボコにされるのもペケのお約束なのだ
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パディは熊野古道を歩いていた。
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ペケ「お呼びじゃないぞ」
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パディ「熊だけに熊野古道であります」
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ペケは納得してなかまたちに戻った。
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ペケは最所フミの「アメリカ英語を読む辞典」を
リーダーズ、新英和大辞典、ランダムハウスを使って読み込んでいた。
余白には辞書で調べた例文をカヴェコのシャーペンを使ってせっせと書き込んだ。
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ペケ「イギリスのジョソソソがHasta la vista, baby.じゃなくI’ll be back.と言って
戻ってくるシナリオか」
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ペケティ「イギリス英語は聞き取りやすい」
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ペケ「おいらはアメリカ英語やね」
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ペケティ「へー(´・∀・`)」
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ペケ「ところで消しゴムはノック式より四角いタイプの方が消しやすい」
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ペケは新宿2丁目のゲイバーで飲んでた。
ペケ「早く酒作れ。モタモタすんな」
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ペケは目が覚めた。
ペケ「はっ。変な夢を見てたにゃ」
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11月を迎え、タマは布団を厚ぼったいものにした。
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気温差が大きいせいか、ペケは順応するのに苦労していた。
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マヌルネコのペケノパイセンは冬支度を整えた
見事なまでに肥満猫になった。詳細は画像検索
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ペケは冬眠する予定はなかった。
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ペケポン「もともと猫は冬眠しないだろ」
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ペケ「鋭いな」
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タマは、ねたまぬようにあせらぬように、飾った世界に流されず、
猫の心を見つめつづける、時代おくれの猫になりたいと思った。
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楽しかった物語もこれでおしまい。
長い間応援ありがとうございました!
終
制作・著作
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