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物語をつくるスレ 第十六章
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過度の下ネタはご遠慮下さい
▼登場人物
僕・・・永遠?の塾生。夢の世界で角界入りし横綱昇進、引退後は親方兼院生
タマ・・・礼文島出身のひよねこ
ペケ・・・元エージェントのタマの弟
クラーク博士・・・タマが尊敬する人物
ドラ・・・知床在住のタマの旧友
礼文島の猫岩・・・タマ・ペケの母猫の化身
前スレ
物語をつくるスレ 第十五章
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/school/5444/1624628823/
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タマ「そうだ、そうなのだ。古い物語が終わって、新しい物語が始まるのだッ!」
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タマはこのあとペケあたりが「もちつけ」と言ってくるのを分かっていたので、
普通にもちつくことにした。
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ペケはタマに電話をかけた。
ペケ「あ、もちもち」
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ねこぽっぽの受付猫が出た。
受付「はい、もちもち」
ペケ「タマさんいますか」
受付「今、ソファでもちついてますね」
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ちなみに受付猫はアルバイトで来ていたマンチだった
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ペケとマンチは実は糸電話で話していた。
互いに近くにいたので、ペケは餅巾着をマンチに与えた。
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「猫が餅食ってのどに詰まるといけねえから、やめときな」
ひよねこが餅巾着を取り上げて僕の部屋の弟子に与えた。
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ペケはくず餅を持ってきた。
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パディがおいしそうに食べた。
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ペケはパディを折りたたんで鞄の中にしまった。
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ペケは東急ハンズの日曜大工コーナーで鞄を開け、パディを取り出した。
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パディ「やっと息ができた」
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東急ハンズはもう存在せず、ハンズに名称変更していることをペケは知らなかった。
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ペケ「レシートには東急ハンズって出てますが。今日のレシートです」
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ペケはナレーターを完全論破し、パディを無事に日曜大工コーナーのおじさんとしてデビューさせた。
パディは渋い顔をしてペケを見ていたが、ペケは気にしなかった。
パディはエプロンをつけ、デスクワゴンを製作し始めた。
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デスクワゴンが完成すると、ペケは辞書部屋に配置した。
そしてパディも辞書を読む会のメンバーになった。
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ペケ「辞書の収納に家具は大事だからな。もまいを日曜大工のおじさんにしたのは、
辞書部屋チャンネルのメンバーにするためだ」
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ペケはパディを家具作り職人に育て上げた。
そしてマンチとメンチを呼び戻し、再び辞書を読む会を開催した。
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ペケ「では辞書を読む会のメソバーの点呼をとる」
ペケ「ペケティ」
ペケティ「はい」
ペケ「パディ」
パディ「ウィ?」
ペケ「マンチとメンチ」
マンメンチ「モキモキぃぃ」
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気付くと全員寝ていた。
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辞書を読む会の警報装置が作動した。
外を見るとチー牛が近づいてきた。
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ペケはチー牛に向かって安全地帯のHappinessを歌って追い払った。
辞書を読む会に平和が戻った。
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ペケはぽっぽのチャイムを押した。
タマ「あ、もちもち」
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ペケはすかさずHappinessを歌った。
ペケ「ピアスガイキジャナイ、トキオベイベー、
ナクカラソーーダノ、ハイ!」
そこにマンチとメンチがエレキギターを鳴らした。
ペケ「チクタク キイタカイ、トマラナイネー、
チキュウニモドレナイ、ハイドッ!」
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ペケとマンチとメンチは帰宅の途についた。
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ペケ「タマさんはワールドカップ今夜観るんですか?」
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タマ「メキシコ五輪の動画を見てる」
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ペケ「タマさんはマイペースですね」
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ペケはタマをミスドに連れて行った。
タマの目の前にはミステリードールの形をしたドーナッツが大量に置かれていた。
タマ「なんだね、これは」
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突然、ペケとミステリードールが踊り出した。
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タマはミステリードーナッツにストローを挿し、
中のクリームを全て吸い取った。
ミステリードーナッツはさらに激しくクルクル回転し出した。
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タマ「ちくしょおおおおおおおおおお!!!!!!」
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ペケ「もちつけ」
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タマ「お前のせいだろ。てめえで火つけといて何言ってんだコラ」
パディも動いた
パディ「おとなしくペケに従っていたが、いよいよ動く時がきたようだ」
パディはペケをボコボコにした。
パディ「なつかしいわ、この感覚」
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ひよねこ「大変だ、誰か、救急車をお願いします」
しばらくすると救急車が到着し、ペケは緊急搬送された。
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なかまたちでは義援金をつのることにした。
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ペケは手術室で心肺停止になっていた。
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タマ「おおペケよ、なぜこんなことに」
しなねこ特別チームがペケの緊急手術を一生懸命していた
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ペケはムクっと起きた。
ひよねこ「あれ?心肺停止はどうしたんですか?」
ペケ「驚かせるためには心臓も止めるよ」
ペケは手術室で涼しい顔をしてポテチとビッグマックを食した。
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ペケはもろもろの費用をしっかりと支払った
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義援金は返還された
なかまたちには抗議の電話が殺到し、みんなで対応した。
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ペケ「コマケェことはいいんだよ」
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なかまたちのメンバーのなかにはペケのもと去る猫もいた
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カルガモの親子がねこぽっぽにやって来た。
どうやら、なかまたちの20%オフクーポンを持って来たようであった。
カルガモの親子は終始無言だったが、何か意味があるようであった。
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カルガモの親子は夢の世界の住人である
すなわちペケのくだりはすべて夢であった
カルガモの意味はそこにあったのだ
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今度は別のカモがやって来た。
カモはネギとスープと包丁と鍋を持って来た。
何か言いたげであった。
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カモは自らを食料として提供することを申し出ているのであった。
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カモはねこぽっぽで少しでも安く料理を提供してもらいたかったのであった。
ねこぽっぽの危険性を垣間見たカモは一目散に逃げ出した。
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タマはニヤリと笑った。
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ねこぽっぽにギニュー特戦隊がやって来た。
ギニュー隊長は牛乳を、グルドはヨーグルトを、ジースはチーズを、
リクームはクリームを、バータはバターを置いた。
すると5匹は身長順に一列に並び、腕を組みながら無言でねこぽっぽの前でじっと立った。
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マンチが対応したところでは
ただでさえ登場人物が多すぎるのに5人も増えるのは無理だということでボツになった。
マンチも、ペケが登場人物が多すぎて困っているのを知っていた。
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マンチはギニュー特戦隊全員を舐め回して追っ払った。
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ねこぽっぽにサンタがやってきた。
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北風がこの街に雪を降らす
歩道のさび付いた自転車が凍えている
今イズミンがこの雪に気づいていないなら
誰より早く教えたい、心からタマは思った。
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サンタはタマにラコステの猫サイズのセーターを渡した。
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タマ「ラコステってなんですか」
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サンタ「ワニのマークの高級ブランドだよ」
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タマ「えなり君が来ていたポロシャツですね」
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サンタ「そうじゃったかな」
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タマ「はいご苦労さん。もう帰っていいよ」
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サンタは寂しそうな表情で帰っていった。
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タマ「こっち来んな」
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ペケ「えなり君のポロシャツで切れる人初めて見たわ」
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タマ「頭悪すぎ。えなり君は関係ねえだろボケ」
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ペケ「ボケが分からない人はもっと頭悪いですね」
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ペケ「モキモキィィィィ」
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タマ「わかってて言ってんだよ。モキモキうっせーよハゲ」
タマは怒り狂って憤死した。
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しなねこが駆けつけてタマの臨終を確認した。
ねこぽっぽではタマのタヒ亡記念セールを開催した。
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タマは起き上がった。
品猫「アレ」
タマ「驚かせるためには脈も止めるよ」
ねこぽっぽの記念品セールはお開きとなった。
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タマ「ペケはまだまだだな」
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しなねこが自身が誤診したことを受け入れることができなかったので
しばねこに打診してタマの息の根を止める薬物注射の製作を依頼した
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しばねこは断った。
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しばねこの中でも芝猫が試験管を振りながら強い剣幕でしなねこを説得したのであった。
しなねこは心を入れ替え、ひきつづきタマへの忠誠を誓った。
芝猫はタマのために特製パンケーキを作って届けた。
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シロップは柴猫が丸底フラスコで垂らしたのであった。
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芝猫と柴猫は目が合った。
両者はグータッチをして、それぞれの道を歩いて行った。
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タマは一連のできごとを遠くからながめ、ねこぽっぽの猫たちが着実に成長していることに目を細めて喜んだ。
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なかまたちでは「万年筆を使った英語学習」が行われていた。
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ペケ「もまいらいいか。万年筆にはロイヤルブルーのインクがいいのだ。
インクフローが良くてインク詰まりも起きにくい。迷ったらブルーのインクだ」
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なかま「ハイ、先生!」
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ペケティ「なかまってどれだけいるんですか?」
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ペケ「使い、カンダタ、ペケティ、ペケポン、マンチ、メンチ」
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ペケ「あと、キョロとカルガモ親子」
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ペケティ
「何を言うてはるんですか。まずマンチとメンチはここを去ってねこぽっぽに行きました。
ペケポンは勉強についていけずに脱落。使いは営業で外出中。
カルガモ親子は夢の中での話なので、ここにいるのはカンダタとキョロでありんす」
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「コマケェことは…」
ペケはそう言いかけたが思いとどまった。
ペケティ、カンダタ、キョロと2匹と1羽いるなら少人数制のペケ塾が成り立つと考えた。
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こうして塾は再開された
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ペケは問題を出した。
Tama will do her homework.
ペケ「この英文を訳すとき、willはでしょう、するつもりだ、どちらになるか答えよ」
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カンダタ「難しすぎてあっしにはついていけやせんぜ」
こうしてカンダタは退塾してどこかに去っていった。
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ペケ「ペケティとキョロは分かるかね」
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キョロが手を挙げた。
地面に何か掘り出した。
ペケは必死に解読した。
ペケ「主語が三人称の時のwillは推測を表すので、でしょうが正解か。あっとるな」
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キョロはニヤリと笑った
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ペケはキョロにおもちゃの缶詰を渡した。
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キョロはそれをメルカリに出品した。
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ペケが1000円で落札して再びキョロに渡した。
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キョロはニヤリと笑い、地面を掘った。
「メルカリはオークションじゃない。ペケはそんなことも知らないのか、ケケケのケ、
オイラは10万円で出品したんだよ」
ペケが買った1000円のそれはニセモノだった!
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ペケ「昔は純粋だったキョロがどんどん意地汚くなってる。誰かの霊が乗り移ったかのようだ」
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ペケ「ちなみにメルカリでも『落札』って使うからね。購入という意味で」
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キョロ「いずれにせよ、お前の買った1000円の缶詰はニセモノなのです」
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ペケ「ニセモノでも1000円ならダメージほとんどないわ。ロレックスのニセモノならダメージ大きいが」
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キョロ「現在論じている問題の本質はそこではないのですが」
キョロは当惑した表情をうかべた。
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ペケ「ニセモノに手を出すとはおっちょこちょいって言いたいのかね」
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