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物語をつくるスレ 第十三章
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過度の下ネタはご遠慮下さい
▼登場人物
僕・・・永遠?の塾生から角界へ。ついに横綱昇進
タマ・・・礼文島出身のひよねこ
ペケ・・・元エージェントのタマの弟
クラーク博士・・・タマが尊敬する人物
ドラ・・・知床在住のタマの旧友
礼文島の猫岩・・・タマ・ペケの母猫の化身
前スレ
物語をつくるスレ 第十二章
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/school/5444/1515765063/
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タマは長い夢を見ていたのだろう。
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タマは日吉の部屋にいた。
僕は塾生として授業に出席する準備をしていた。
タマ「これは…」
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それは6年半におよぶ、長い夢であった。
タマは日吉にいる。
僕は塾生である。
僕「なんで僕が相撲取りにならなきゃいけないんだよ」
601: 名無しの塾生 :2012/07/09(月) 21:02:04
テレビを見ると僕がまわしをつけて、土俵でシコを踏んでいた。
転職したのだった。
943: 名無しの塾生 :2012/12/13(木) 22:20:11
タマ「日吉には長いこと居すぎた。これからは三田を拠点にしよう」
ペケ「久しぶりに三田に行ったら、校舎が新しくなってるね」
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ペケ「過去ネタほじくんな、モグラやろう!」
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僕は卒業をかけて秋学期試験の勉強をしに三田図書館に行った。
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タマは日吉駅のねこぽっぽの掃除をした。
今日はドラが贈ってくれたサーモン入りのクリームシチューを作るつもりだ。
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タマは曇り硝子の向こうに風の街を見た。
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タマ「おおぉ、あれがゴールだ、東京マラソンを完走したぞ」
タマ「あれ?夢かね」
医師「麻酔の量が足りないようだ。もっと眠らせよう」
タマは手術台で再び眠った。
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タマは元気であった。
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ペケはポテポテチを食べた。
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ペケ「もまいも食え」
ペケはポテポテチをタマの口に押し込んだ。
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ポテポテチはパディが美味しく食べた。
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ペケはパディに話しかけた。
ペケ「もきもきぃ」
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ペケ「ノロウィルスとインフルエンザが流行ってるらしいね。一日に手洗いを10回はしなくちゃね」
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パディはペケに蜂蜜を手渡した。
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ペケはパディにコンデンスミルクを手渡した。
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タマはめぐる季節の中で木枯らしに抱かれて眠りについた。
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ペケは風邪をひいて苦しんでいた。
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ペケは徐々に回復していた。
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パディからもらった蜂蜜が効いたようだ。
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ペケは仕事を頑張った。
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ペケはインフルエンザA型にかかって苦しんでいた。
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タマは元気であった。
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ペケは飲んだゾフルーザが効いたのか、徐々に回復に向かっていた。
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僕「ゾフルーザは耐性ウィルスができやすいみたいだね」
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ペケは細かいことは気にしなかった。
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タマはイズミンとの出会いそして仲良くなったことも
夢であったことに気づき、さみしくなった。
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僕「いい夢見ろよ」
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ペケは仕事を慎重に進めた。
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ペケは断捨離で本を捨てた。
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ペケと愉快な仲間たちはざわついていた。
どうやら雪が降るとのことで猫たちはサナギになるか迷っているようであった。
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猫「吹雪がくるぞおお」
猫たちは一斉にサナギになった。
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猫ぽっぽは暖房設備がしっかりしているので
猫が冬眠だとか蛹だとか生物学的にあり得ないことはしなかった。
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タマは北風がこの街に雪を降らすのを目の当たりにした。
歩道の錆びついた自転車が凍えていた。
今イズミンがこの雪に気づいていないなら
誰より早く教えたい、心から思った
タマ「でも、イズミンは・・・」
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小さなストーブでは窓も曇らないような夜であった
タマは毛布を鼻まであげてイズミンのことを考えた
だけど知らないことばかりで、思い出せることは
斜め40度から見たイズミンの横顔だけであった。
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猫が一匹サナギからこっそりと顔を出して雪をチェックした。
猫「あんまり大したことなくね?」
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タマは今回の雪は大したことないことがわかっていた。
タマ「私の予想通りだった」
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しかしそれは立地が関係してるだけであって、たくさん降ってる場所もなかにはあった。
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東京は全然降りませんでした。
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ペケは細かいことは気にしなかった。
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仲間たちの猫たちはコンデンスミルクのチューブをしゃぶりながら冷静にシャバの情勢を見極めていた。
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タマはおでんを食べた。
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しかし、コンビニでおでんでふざけた動画を思い出して
吐き出した。
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ペケ「食べ物を粗末にすんな」
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ペケは万年筆で英作文の練習をした。
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タマはNHKの歌番組で、ZARDの「マイフレンド」を丘みどりが歌っているのを見た。
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ペケは吐き出したタマに蒙古タンメン中本を差し入れした。
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タマは拒否した。
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タマはドラと一緒にすきやきを食べに行った。
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ペケはパナソニックの鼻毛カッターを購入した。
実際に使ったら粘膜を傷つけそうになり、
怖くなったのかしばらく机の上に置いて睨みつけていた。
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ペケ「もまいは摩擦で熱くなる」
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ペケは床屋に行って散髪した。
鼻毛の方は少なかったせいか普段より切ってもらえなかった。
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タマは叫んだ
「夢見る少女じゃいられない」
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そしてタマは曇り硝子の向こうに風の街を見た
タマ「日吉の冬は、何もない冬です」
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ペケ「お姉ちゃん、私大が難化してるらしいよ。駒沢のセンター利用9割必要だって」
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タマ「そうですか。ペケはそれについてどう思うのですか?」
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ペケ「厳しい時代だけど、昔も厳しかったんやぞと」
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タマはペケを連れて鰻屋に行った。
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ペケはタマから認められた感じがした。
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タマ「碧い鰻、蒲焼になる〜 美味しそうに猫の餌〜♪」
タマは上機嫌で替え歌を歌った。
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ペケはうな丼三枚盛りを頼み、山椒をかけて食べた。
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タマは涙の数だけ強くなれると思った。
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最近のタマの闇のコメントにペケはやや心配になった。
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タマとペケは鰻をたらふく食べて幸せだった。
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タマは日吉にもどりました。
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ペケは新宿に戻って仕事を始めた。
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タマはひときれのパンとナイフ、ランプをかばんにつめこんだ
タマ「さあでかけよう」
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タマ「北海道は地震が多いな・・・」
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タマは北海道に無料のねこぽっぽを開業することにした。
数年間に及ぶ夢の世界で経験したことを現実世界に具現化していくつもりであつた。
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ペケ「もちつけ」
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タマはドラにねこぽっぽ開業の趣旨を伝え、いっさいの手続きを任せることにした。
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ドラは知床の玄関口である知床斜里駅にねこぽっぽを開くことに決めた。
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タマは都内に逃げたというミミズクを探した。
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ペケ「お姉ちゃんって決めるだけなのか…」
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決める、というのは最も重要で最も難しいことであると
タマはわかっているのだ。
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タマはミミズクを追跡した。しっかり行動しているのである。
決めるだけというのは思い込みに過ぎない。
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タマは妬まぬように、焦らぬように、飾った世界に流されず、
目立たぬように、はしゃがぬように、似合わぬことは無理をせず、
イズミンのことを思い続ける、時代遅れの猫になりたいと思った。
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ペケは最近のタマは少し様子が変だと感じとっていた。
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きょうだいそろって変な猫なのである。
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ペケ「おいらはまともに頑張ってるわ」
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僕「プッ」
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ペケ「オナラするなら上品にね」
ブリブリブリッ
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やはりペケは異常であった。
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ペケはジンドゥーで甘い夢を見てるタマに蒙古タンメン中本の北極ブラックを渡した。
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ペケ「食え」
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http://zyukuzyoderi.livedoor.blog/archives/14857156.html
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タマ「北へ向かう人の群れは誰も無口で 」
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タマ「北へ帰る人の群れは誰も無口で」
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タマは時代おくれの猫になりたいと思った。
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タマ「悲しいほどの星空に天使の声がする」
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ペケはタマに耳掻き棒を渡した。
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タマ「すみません!毛玉のついた安い耳かきを突っ込んで、人間の声を聴こえるようにしてくれ」
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ペケは毛玉つきのを、そっと入れた。
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ペケはタマの耳垢をゴッソリ取った。
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タマはペケの耳かきにより難聴になった。
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ペケは取った大量の耳垢をタマの耳に戻した。
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タマは元気になった。
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ペケ「単純なヤシだわ」
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タマはペケを傷害罪で訴えようと考えたが、やめた。
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猫の裁判所は存在しないからである。
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