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物語をつくるスレ 第十三章
過度の下ネタはご遠慮下さい
▼登場人物
僕・・・永遠?の塾生から角界へ。ついに横綱昇進
タマ・・・礼文島出身のひよねこ
ペケ・・・元エージェントのタマの弟
クラーク博士・・・タマが尊敬する人物
ドラ・・・知床在住のタマの旧友
礼文島の猫岩・・・タマ・ペケの母猫の化身
前スレ
物語をつくるスレ 第十二章
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/school/5444/1515765063/
▼その他の登場人物
ミケ・・・タマが一方的にライバル視していたエリート猫。現在は和解。実はニャーイング所属の歌う猫としても活動。
イクラ・・・ロシアの猫
ツシマ・・・ヤマネコ。人間やイエネコにも理解を示すことが多い
イリオモテ・・・ヤマネコ。ちょっと気難しい。人間やイエネコに懐疑的なところがあったが、少し変わってきた。
イズミン・・・ニャーイング所属の猫界の歌姫。ヒット曲は「負けにゃいで」。タマの憧れの存在。タマはイズミンと知らずに一度だけ会話をしたことがある。私生活は神秘そのものだがドラと交流があるらしい。
マキ・・・ニャーイング所属の歌う猫。ヒット曲は「にゃ・にゃ・にゃ」。ありがとうって絶対言わない猫と言われるが、これはマキの作詞に由来するネタにすぎない。
▼慶應キャンパスの猫
ひよねこ・・・日吉の猫たち。体育会系で頭脳戦は苦手
みたねこ・・・三田の猫たち。都会気質で頭もきれる
やがねこ・・・矢上の猫たち。理工系に通じている。今のところ生態は謎。ひよねこはやがねこが苦手らしい
しなねこ・・・信濃町の猫たち。医学系に通じている。知的で冷静沈着。医薬系同士だからかしばねことつながりがある
しばねこ・・・芝の猫たち。薬学系に通じている。変わった性格の猫が多い。
芝猫・・・しばねこの中の1匹。牛乳瓶の底のようなメガネをかけ、試験管を振っている。パンケーキ作りに没頭。酔うと1人で暴走する。
柴猫・・・しばねこの中の1匹。丸底フラスコを振っている。
えすねこ・・・SFCの猫。ITに通じている。あまり姿を見せず、ネット上の掲示板に書き込みをするのが好き。台詞のひらがな部分がカタカナ
▼ペケと愉快な仲間たち
カンダタ・・・猫。猫のような生き物の仲間。ペケは仲間と認めていないが行動をともにしている
ペケティ・・・トマ・ピケティにちなんでペケが命名した猫。前スレではねこぽっぽに移籍。
ペケポン・・・野良猫だったがペケティに命名され信者となった。ペケティについていきねこぽっぽに移籍
使い・・・猫のような生き物。某住宅メーカー勤務? 一度死んだが復活?
▼その他
パディ・・・正式名称はパディソトソ。くまのようである。
グレソ・・・正式名称はグレムリソ。ペケと行動をともにしている。インテリのようである。
ムマルネコ・・・モウコヤマネコ。物語には登場していない。タマが毛皮をムササビの要領で使用した。もしかしたらこれから出てくるかも?
訂正
ペケティ・・・トマ・ピケティにちなんでペケが命名した猫。ねこぽっぽに移籍したがなかまたちに復帰。
ペケポン・・・野良猫だったがペケティに命名され信者となった。ねこぽっぽに移籍したがなかまたちに復帰。
ペケ「キャラが多くて覚えられません」
タマはペケの申し出に応じて、
ペケティとペケポンとカンダタとグレソを物語から抹消することを検討してはどうかとかんがえることにした。
ペケは頑なに拒んだ。
タマはミロを飲んだ。
突然、抹消されそうになってるグレソがミロを飲んでるタマの顔面をゴム風船で叩き始めた。
グレソは退場になった。
グレソは反省して床に10分間正座した。
タマはペケに対し、グレソの無礼についての謝罪を求めた。
ペケ「すみませんでした。連帯責任なんですね」
ペケは許された。
グレソは永久追放になった。
グレソは泣きながら去っていった。
お盆が近づいていた。
ミケの話していたイズミンとの連絡の日も近づいていた。
ペケはタマの鼻毛を全て刈った。
しかし、タマだと思っていた相手をよく見るとクマのぬいぐるみだった。
ペケはクマのぬいぐるみをタマの顔面に投げつけた。
しかし、結界によって阻まれた。
このように、ペケは凶暴な猫であるがゆえ、タマは距離を置かざるを得ないのである。
ペケは密かに「クマのぬいぐるみをタマの顔面に投げつけたと思ったらそれもクマだった」というオチを期待したが、最近のタマはそこまで心に余裕がないのかと心配になった。
パディはヨーグルトを食べた。
ペケ「明日は甲子園だわ応援せなあかんな」
そういうとペケはパディの頭上にグレムリンの帽子をのせた。
のせたと表現したのは時間が経つと手足が生えてくる帽子だったからだ。
パディ「何言ってんだこいつ」
帽子は多摩川に投げ捨てられた。
ペケ「パディの喋り方がタマに似てきた」
柴猫は丸底フラスコを振っていた。
ペケは柴猫に問題を出した。
ペケ「私はスポーツが好きだからバスケ部に入ったのよ。という猫のことどう思いますか」
柴猫はちょいと首をかしげると引き続き丸底フラスコを振って去って行った。
ペケ「私は東京都民だから渋谷区民です。というのと同じくらい変なことなんです」
ペケが発言を終えると、ペケティとペケポンとカンダタが近寄ってきて
まるで大政翼賛会のようにパチパチとペケに拍手をおくった。
ペケ「おいらが>>30 の発言をすればおかしいと思うはずだけど、>>28 だと気付きにくいのだ」
ペケが発言を終えると、再びペケティとペケポンとカンダタが近寄ってきて
まるで大政翼賛会のようにパチパチとペケに拍手をおくった。
ペケ「私は渋谷区民だから東京都民です。ならAならばBが成り立ってる。
これをさらに正確に確かめるために[対偶]というBでないならAでないが成り立つか調べるのだ」
ペケ「私は東京都民じゃないから渋谷区民じゃない。は、正しい。ちなみに、
私はスポーツが好きだからバスケ部に入った。の対偶はバスケ部に入らなかったのはスポーツが好きじゃないからになっておかしいのだ」
ペケポンはいつの間にか眠っていた。
ペケティがペケポンを叩き起こした。
カンダタは腕を組んでペケの一言一言に頷いていた。
ペケ「おいらはロジックにうるさいからね」
感覚のねこぽっぽに対し、
論理のなかまたちであった。
ペケ「明日の一回裏での姉の予想が楽しみだわ」
タマ「わたしがやってるのは予想ではないからね。たまたま降りてきた直観を述べただけ。本当に予想ができるならロトを当ててるわ」
ペケはタマの返答があまりに真面目くさってて落胆した。
ペケ「15:30まで待ってられんわ。直観で結果を教えてください」
ペケはマイケルジャクソンのスリラーをかけて応援することにした。
しかし、前の試合が長引いてしまったため、みんな待ちくたびれて眠った。
猫たち「ねーこはこたつでまるくなるー」
ペケ「延長戦なげぇ。もうジャンケンかPKでええやろ」
タマはあまりにも長い試合に激怒した。
このような精神状態では直観も降りてこないことは明らかであった。
慶応義塾は1回表に1点を先制された。
そして1回裏が始まろうとしていた。
タマ「ああ、慶応勝つんじゃね」
ペケはタマの予想を信じることにした。
ペケ「タマさん、これ本当に勝つすんか」
タマ「初回の走塁が雑だったね」
ペケ「ヤバくないすか」
タマ「仕方ないね」
ペケ「ヤフコメ見ると、慶応が負けたことを喜んでる人がいっぱいいるよ」
タマ「まあこんなもんでしょ。負けて当然の試合だよ」
ペケ「ピッチャー交代が遅すぎて傷口が広がった。あと守備が雑な気がした」
タマは爪を研いだ。
ペケはタマが冷静沈着であるのを見て刺激を受けた。
タマは不動心であった。
ペケ「先輩のことをパイセンって呼ぶの、バカっぽい気がしますがタマさんはどう感じまっか」
タマ「バカっぽいとは思いませんが、私はそのような言い回しはしない。業界用語だね」
タマは朝のアニメでわたしのあしながおじさんを見ていた。
ジュディがタマで、ジュリアがミケに見えた。
タマは昔のことを思い出し、そして今に帰ってくると、イズミンに思いを馳せるのであった。
ペケは休息の大切さをかみしめていた。
ペケ「おいらは一気に仕事をかたして、そんで安心してリラックスするんだわ。
終わってないと安心できへんし」
ミケからタマに電話がかかってきた。
タマ「もしもし」
ミケ「イズミンから連絡があって、
会うのは難しいけど、明日、電話で話しましょう、って言ってたよ」
タマ「わかりました」
しかし、タマの電話は鳴らなかった。
イズミン「タマさん、こんばんは。先日はどうも」
なんと、イズミンは開店前のねこぽっぽにサプライズ来訪した。
イズミン「この間はちゃんとご挨拶せずにごめんなさい。周りにたくさんの人がいたもので」
タマ「いえ、仕方ありませんわ。オホホ。イズミンさんは野球がお好きなんですね」
イズミン「ええ、高校野球が好きで、時々、横浜に見に行っています」
タマ「そうだったんですね。初めて知りましたわ。そんな身近にいらしたなんて、驚いております」
タマ「そういえば『負けにゃいで』が好きです。いい歌ですよね!」
イズミン「ええ、私も大切にしている曲です。いつかこちらで歌わせて下さいね」
イズミン「もうそろそろ失礼しないといけない時間だわ。また今度、お会いしましょう」
タマ「はい! その前に、写真を一緒に・・・」
イズミンと一緒に撮った写真と彼女のサインが、ねこぽっぽに飾られた。
しかしドラがやってきて、プライベート写真の公開を禁じられた。
参考:イズミンがメディアに取り上げられた時の近影
ttps://matome.naver.jp/odai/2139887001456680301/2139887330658577803
※タマ・ペケの近影はリンク切れ
47: 名無しの塾生 :2013/01/17(木) 22:10:29
編註:登場人物の近影を整理
タマ近影
http://nukoup.nukos.net/img/18567.jpg
ペケ近影
http://nukoup.nukos.net/img/60317.jpg
僕近影
http://blog-imgs-30.fc2.com/r/o/c/rockysorao/20090708222528ef6.jpg
タマは写真を自分の部屋に飾った。
イズミンとは電話だけのはずが、実際にねこぽっぽを訪れたことで、
ミケはいぶかしく思った。
実は、ドラが頼んだのだった。
ミケは自分以外にイズミンと接触できるタマ知り合いの猫がいるのではないかと思った。
ちなみに、ミケとドラには面識はなく、お互いの存在を認識しているかどうかもよくわからない。
過去ログを一通り確認したところ、猫サミットで同席したが直接の対話はなかった。
考えてもよくわからないので、ミケはボイストレーニングをした。
ボイストレーニングをしながら、もしかしたらマキがイズミンに連絡
したのだろうとミケは思った。
そんなことより、ブルーライトヨコウチが全然売れない方が気になっていた。
ミケ「想い出の久里浜がヒットしたからまあいっか」
ミケは煌く瞬間に捕らわれ夢中でいたいと思うのであった。
とりあえずタマにメールしておいた。
「イズミンと会えてよかったわね。マキと私もねこぽっぽにまた歌いに行くわ」
タマはイズミンと会話して写真まで撮ってもらったことで、
夢見心地であった。地に足がつかず、フワフワして今にも
飛んで行ってしまいそうであった。
しかしそれは比喩なので鎖でつなぐ必要はなかった。
ミケ「そういえば、マニャッシュは行方不明」
マキ「マニャッシュは誰の目も気にしない猫だったわね」
タマは仕事に励んだ。
ペケはお盆はあまり休めなかったようである。
早寝早起きすることで健康を心掛けた。
ペケ「テスラのマスクは週に120時間も働いてるらしい。最近体調を心配する声が出てきてる」
タマは煌く時に捕らわれ夢中で仕事に励んだ。
タマ「今年の夏は熱かった」
ドラ「また明日暑くなるわよ」
猫の夏は終わらなかった。
ペケ「もう暑いのはいいです」
タマ「やる気でねえ」
タマはゴロゴロしていた。
喉を鳴らしている音ではない。念のため。
ペケ「毎日少しずつ それがなかなかできねんだなあ みつを」
タマはみつをの言葉が心にしみた。
ペケ「休むことも大事だわ」
タマは静かに眠った。
ねこぽっぽの結界はいつの間にか消えていた。
目が覚めたタマはミロを飲んだ。
そして静かに眠りについた。
夢の中でイズミンと会った。
イズミン「またいつか必ず会いましょう」
そして目を覚ました。
タマ「アヒャ」
ペケ「いつも起きるとその発声から一日が始まるんですか。あと途中でミロ飲むのは歯に悪いと思います」
タマは止まっていた時計が動き出したのを感じた。
タマ「そういうわけではありません。ミロは歯にあたってないです」
ペケ「器用ですね」
タマはミロを飲んで寝た
ペケは目を覚ました。
ペケ「オギャー」
タマ「二番煎じですか」
ペケはタマにミロを飲ませて寝かせた。
タマは寝たふりをしてあげた。
ペケ「さすが上から目線ですね」
タマはペケの挑発には乗らず、ねこぽっぽの掃除をした。
ペケは体調を整えながら洋書を読んだ。
そこにペケのパイセンが現れた。どうやら洋書選びを指導してるようであった。
タマ「ペケノパイセンっていう競馬の馬ですか」
ペケ「違います」
タマは様子を見ることにした。
しかし、ペケノパイセンは確かに何かの生き物ではあった。
画像検索すると、ペケノパイセンはヤマネコであった。
タマ「モウコヤマネコのムマルネコじゃまいか!」
参考
892: 名無しの塾生 :2018/07/24(火) 23:06:52
ペケは早速マヌルネコをググった。
モモンジャみたいな顔をした猫を発見し、ペケは興奮しだした。
×ムマルネコ
〇マムルネコ
×マムルネコ
〇マヌルネコ
ペケから速達で餅が届いた。
タマはペケのパイセンでありマヌルネコであるペケノパイセンを
目の前にして興奮していたが、餅を見て落ち着いた。
餅はイズミンと引き合わせてくれたお礼でドラに転送しておいた。
ペケ「他のスレでハゲのオッサンと連呼してるヤシ、騒がしいな」
ペケはアマゾンのプライム会員になり、無料もしくは格安で観れるプライムビデオをサーチしていた。
ペケ「なんでT2がないねん、キレるぞコラ」
タマはペケに突然登場させられながら放置プレイされているペケノパイセンを気の毒に思い、
ぽっぽに連れていくことにした。
言語が通じるかどうかだけ不安であった。
しかしその不安は杞憂に終わった。ペケノパイセンは英語と日本語が達者であった。
ペケに日本語で洋書の指導をするほどであった。
ペケノパイセンは、待望の第一声を発した。
ペケノパイセンは筆談しかしない猫であった。
ペケノパイセンはサササッと紙のナプキンに文字を書いた。
「ハジメマシテ」
タマ「めんどくせえヤシだな」
タマはそう思ったが、これもおもしろいと気を取り直し、
ねこぽっぽに連れてきた。
ペケノパイセンはサササッと何か書き出した。
つ「オナカガスイテマス」
タマ「何が食べたいですか」
つ「ヨックモック」
タマ「じゃあ食べに行きなさい」
ペケノパイセンは疲れてるせいか、そのまま寝てしまった。
タマは思った。
そもそもペケノパイセンは仕事があって自立しているのだし、
無理に連れ出す必要はない。扶養する必要があるのならそれは
ペケの役割であるからペケと愉快ななかまたちに行くべきだと。
タマは静かにその場を去り、振り返ることなく前へ向かった。
ペケは思った。
まだ登場して間もないペケノパイセンがなぜ仕事があって自立してると思われたのか、
それともペケとペケノパイセンが同じとみなされたのか、物語の進行が速すぎると。
タマ「ペケノパイセンのことはペケに任せます。自立してないならペケが面倒見てくれ」
ペケティとペケポンはなかまたちのメンバーであり、
ペケノパイセンもペケと名のつく猫なので、そっちに行くべきだと。
タマがしゃしゃり出ることではないと、思ったようだ。
ということでペケノパイセンはペケと愉快ななかまたちにやってきた。
そもそもねこぽっぽでは洋書は関係ないので
ペケノパイセンの語学力と洋書の指導力を発揮するのはなかまたちが
適当であることは火を見るよりも明らかなのであった。
ねこぽっぽには再び結界が張り巡らされた。
ペケ「姉キレた」
タマはペケノパイセンを退場処分にすることを慎重に検討し始めた。
ペケ「彼はヨックモックを欲しがっただけなのに…」
タマはミロを飲んだ。
タマは動物虐待のニュースを見て激怒した。
ペケノパイセンは紙を渡した。
つ「モチツケ」
ペケノパイセンはまた紙を出した。
つ「雷スゲぃ」
ねこぽっぽは大雨を避けるためにお客さんが増えた。
ペケノパイセンはぽっぽに出向き、紙ではなく直接話しかけた。
ペケノパイセン「こんばんは」
しかし、タマが不在だったため、今日は引き取るように言われた。
ねこぽっぽは満員で、これ以上猫1匹入ることすらできなかった。
ペケノパイセンは重い足取りでトボトボと雨の中を帰って行った。
地道な調査により、ドラがイズミンとつながりのある理由がわかってきた。
ニャーイング所属の猫にはミケ、イズミン、マキ、マニャッシュ(行方不明)がいる。
このうち、ミケに対抗して番組企画で歌をリリースした猫がいた。
それがドラである。
ドラはニャーイング所属ではなかったが、この企画のときにまだ下積み期間のイズミンと接触していた可能性があるのだ。
ちなみにミケはすでに売れていたので、ドラがきやすく近寄れる存在ではなかったのかもしれない。
ミケは現在のドラの存在は知っているかもしれないが、当時のことは覚えていない可能性が高い。
なお、ドラの出した歌とは「いつにゃでもそばにいて」である。
あまり売れなかった。
以上、えすねこ調査班のリポートであった。
タマ「えすねこの調査能力は大したもんだな」
えすねこ「マアザットコンナモノヨ」
ペケ「鼻毛に何本か白髪があるのを発見しました。どうしたらいいんですか」
ペケティ「お前はどうしたいんだよ」
タマはアマゾンプライムの無料お試し期間を終えて
正式に申し込むかどうかを検討していた。
タマ「ねこぽっぽにも物資がけっこう必要だからね」
ペケ「まね乙」
タマはペケの先進的な活動を参考にしていた。
ペケは白髪の鼻毛は抜くことで解決した。
なかまたちのアマゾンプライムがパクられたことで、なかまたちで緊急会議が開かれた。
ペケティ「いや、パクられてはいないだろ」
緊急会議は散会となった。
ペケは寛大になることにした。
タマ「ペケは成長したな」
ペケはミロを飲んだ。
ペケ「お姉ちゃん、サピエンス全史の著者のホモ・デウスの邦訳が出たよ」
タマ「よかったね」
ペケ「おいらはハラリの新刊本21Lessons for the 21st centuryを読んでるんだ」
タマ「そうですか」
ペケ「姉は読書に対する情熱を失った」
タマ「ペケはまだまだだな」
ペケは拗ねてしまった。
タマはペケノパイセンに期待していたのだが、
あまりにも勝手な言動で自滅してしまったことを
残念に思っていたのだ。
ペケノパイセンは冷蔵庫に冷やしておいたパイの実を食べた。
ペケノパイセンはなかまたちでひきとられたが、
反省して謹慎していた。
ペケノパイセンは退場を免れた。
しかし当面は当局のマークを受けることになった
ペケノパイセンは変装した。
ペケノパイセンは二度目の謹慎となった。
なお、三度目は失格となります。
ペケノパイセンはハリリの本を読んだ。
ペケノパイセンは出前の鰻丼を注文した。
こうして、ペケノパイセンは失格処分となり、永久追放となった。
タマ「バカなやつ」
ペケ「そもそも何をすると謹慎になるのか、明確な基準が明示されていない。ナレーターの人にとってちょっとでもムッとくる話だとイエローカードが出される感じで、これじゃまるで奴隷になれって感じやな」
タマ「何言ってんだこいつ」
ペケ「意味が分からなければその程度の読解力だったということでしょう」
ペケはそう言い終わるとヨックモックを食べた。
タマ「ペケぶち切れた」
ペケ「真似乙」
そのころパディは乳酸菌をせっせと摂取していた。
「クマにはクマの乳酸菌」
ペケはパディにヤクルトを飲ませてみた。
パディ「おいしいです」
パディは律儀にヤクルトの代金を支払った。
ペケはセブンイレブンのおでんと、いなり寿司を食べた。
タマはアマゾンプライムビデオでアニメを視聴した。
ペケ「何のアニメ見てるの」
タマ「猫が出てくるアニメです。これ以上は版権の問題でだめ」
ペケ「ここで例えばドラえもんとか固有名詞を出すだけでNGになるんですか」
タマ「なりません。」
ペケ「ならないなら版権なんか気にせずに言えばいいじゃないですか」
ペケはタマの意地悪に辟易してた。
タマは煌めく瞬間に捕らわれ夢中でいた。
タマはもう誰の目も気にしないで、Gジャンとスニーカーで夢をみた。
ペケの最近のマイブームは寝る直前にYoutubeで、
耳鼻科で溜まった耳垢をピンセットで取ってもらってる動画を閲覧することだった。
ペケ「すげぃ」
タマ「北海道で地震が・・・」
ペケ「今年は災害が多いね。地震に、台風に、大雨に、平成一の寒さに、観測史上初の暑さだわ」
男はつらいよの最新作が22年ぶりに公開されるとのことで
タマは喜んでいた。
かつてタマは寅さんの真似をしたことがあった。
ペケ「餅つけ」
タマは知床のドラにメールを送った。
ドラは大丈夫だが、しばらく東京には行けないということだった。
タマは自分にできることを見つめ直した。
ペケは餅巾着を食べながら冷静に北海道を観察した。
ドラは北の大地で猫仲間の安全と安心を守る決心をした。
そんなドラのもとには、なんと行方不明のマニャッシュが駆けつけていた。
ドラ「あなたたち、どこにいたの?」
マニャッシュ
「日本全国を飛び回って見聞を広めていたのよ。ま、風の向くまま気の向くままってね。
今回のことがあって、ドラのことを思い出して飛んできたわ」
「言っとくけど引退したつもりはないわよ。みんな、勝手なこと言わないでちょうだい」
マニャッシュは雌猫のコンビだが、その名の通り
勝ち気で男勝りな性格であった。
タマはマニャッシュに礼を言った。
タマ「マニャッシュが2人組ということは、ミケは3人組なのか?」
ミケは3匹のグループであったが、解散して現在はミケ1匹だけである。
ミケは厳密にはケイコというのだが、ミケはグループ名がそのまま個猫名になった。
ミケ「ややこしいかもしれないけど、劉備と玄徳、曹操と孟徳みたいなものよ」
タマ「猫に歴史あり、ということね」
ペケ「タマさんは実はすごく孤独な猫にみえる」
大相撲秋場所初日
僕は8場所連続の休場から再起をかけて臨んだ本場所であったが、初日白星をあげた。
タマはホッとした。タマは僕の孤独をともに感じていたのである。
タマはしばし瞑想した。
大相撲秋場所二日目
僕は若手で突き押しの強い力士を相手に
押し込まれたあといなされたが
無事に勝った
タマはミロを飲んだ。
ペケ「おねえちゃんは甘いものの飲みすぎだよ」
大相撲秋場所三日目
僕は物言いがつくきわどい相撲であったが土俵際の逆転で勝った。
タマは昆布茶を飲んだ。
ペケは風呂に入って疲れをとった。
大相撲秋場所四日目
僕はブラジル出身の巨漢力士を相手に時間はかかったが着実に上手を取って寄り切りで勝った。
ペケ「今夜2時からアップルの新商品発表会だわ。でも寝ちゃうわな」
タマは番茶を飲んだ。
ペケはセブンイレブンのサクサク食感のチョコミルフィーユを食べた。
ペケ「お姉ちゃんはアップルの新商品は何か買うの」
ペケ「iPadの発表がないとは、どないなっとんねん」
大相撲秋場所五日目
僕は三役復帰をねらう若手力士に右差しを許さず
焦ることなく上手投げで勝った。
タマはクコ茶を飲んだ。
ペケは昨日のアップルの発表会を見てしまったせいか眠くて仕方なかった。
すぐに風呂に入って寝る準備を始めた。
大相撲秋場所七日目
僕は控えで座っているときに力士が落ちてきて足を踏まれるアクシデントがあったが、
取り組みでは寄り切りで勝って六勝目をあげた。
タマは白湯を飲んだ。
ペケはわらび餅を食べた。
ペケは口を大きく開いてあくびをした。
大相撲秋場所九日目
僕はカド番とはいえ力のあるジョージア出身の大関を相手に
気迫の寄りで白星をあげた。
タマはマテ茶を飲んだ。
ペケは午後ティーを飲んだ。
大相撲秋場所十日目
僕は平幕の日本人力士を相手に四度目の立ち合いで成立し
一気の寄り切りで勝利し1年半ぶりに勝ち越しをきめた。
ペケはヤクルトを飲んだ。
タマはミロを飲んだ。
「長かった・・・」
ペケはアイスココアを飲んだ。
大相撲秋場所十二日目
僕は大関とりに臨む若手の力士を相手に、時間はかかったが
左を差して9勝目をあげた。幕内勝ち星は単独6位となった。
タマは緑茶を飲んだ。
ペケはなかなか眠れないでいた。
大相撲秋場所十四日目
僕はモンゴル出身の力士と横綱どうしの対戦で寄り切りの勝ちで
2桁勝利、10勝目をあげた。
タマは水を飲んだ。
ペケはプリンを飲んだ。
タマは大相撲秋場所千秋楽を見終えると、
静かに深呼吸をし、高い空を見上げた。
気づけば酷暑の日々はとうに過ぎ、秋分の候に相応しい
涼しげな風がタマの頬と耳をなでていた。
煌めく瞬間に捕われて夢中になったタマの十五日間が終わった。
ペケはカロリメイトを食べた。
タマは鮭茶漬けを食べた。
ペケは仕事で疲れていた。
しかし今週木曜で一段落するはずだと言い聞かせていた。
タマ「貴乃花親方は辞めるのか」
タマは寝言を言った。
タマ
「何でこうも、何でこうも、日本人同士いがみ合わなきゃいけねぇんだ。誉めること何ひとつなく、けなすこと限りなく。足を引っ張るだけの日本人をどうしてお前はつくるんだ!なにが復興だ!なにが繁栄だ!貴様の手で、どれだけの人が傷つき、どれだけの人の命が絶たれたか貴様にはわかってるだろ!聞いてるのか!」
(よっ!偽善者。いいカッコすんじゃねぇぞ!)
タマ
「オゥ、日本国民。お前だよお前。もう一度言ってみろコノヤロー。ふざけんじゃねぇよ。テメエらいつもそうやって高見の見物かよ。何かあったときだけ、国が悪いだの、政治が悪いだの、税金が高いだのぬかしてるくせに、新宿に都庁がぶったちゃふぬけな面して、カメラぶらさげてまぬけな面してピースサインの記念撮影か!それが日本国民かコノヤロー。
46年前、あの戦争で死んでいった人々は、こんな見せかけの豊かさを築くために、その犠牲になってただ死んでいっただけなのか!焼け跡から復興するために俺たちの親たちは、汗水流して一生懸命働いた。働いて働いて働いてやっとテレビが買え、やっと洗濯機が買え、そして小さなうさぎ小屋のような家で俺の親父は死んでいった。なにが、なにが復興ですか!なにが繁栄ですか!」
(あなた本当に民衆の味方なんですか?そんな風に罵倒していると反感持たれるだけですよ。)
タマ
「オー、ねーちゃん。あんたら本当は何が正しくて何が悪いかぐらいわかってるはずだ。オイ、カメラ、ちゃんとこっち見ろ。お前ら幼いころから人が遊んでる時も勉強し、見たいテレビも見ずに、我慢して我慢して一生懸命勉強して一流大学出たはずだ。そんな学歴社会を戦い抜きマスメディアに入った当初は、真実を報道しようと正義感にかられて入ってきたはずだ。それが何だこのザマは! 歪んだ正義感の上にあぐらをかき、こんな嫉妬深い、足を引っ張るだけの日本国民にしたたげたのは、テメエらマスコミ、ウジムシどもだってことをしっかり頭ん中に叩き込んどけ!いいかコノヤロー。馬鹿たれが。大衆も見てる。マスコミも見てる。この面前で、俺と出てきて勝負しろ!」
(君らしいなぁ。)
タマ
「今の日本の若者を見ろ。人を蹴落とすことしか教えられず、才能の目は潰され、夢も希望もねぇ。お前らの操り人形じゃねぇか。何でこうも真面目にひたむきに生きようとする人間が申し訳なさそうに背中まるめて裏道りを歩かなきゃいけないんだ!何とか言え!」
(日本が戦争に負けた後の、あの惨めな姿を思い出してほしいんだ。現在の日本の繁栄は国民の一人一人が待ち望み、願ってきたことだ。私たちもおよばずながら一生懸命やったつもりだが、それでもこの私に非があるとするならば潔く謝ろう。すまなかった。この通り、すまない。)
(パチパチパチパチパチパチパチパチ)
タマ
「こんなしらけた日本国民の、でっち上げた一票一票で、推された貴様の意地など糞くれぇだ!俺は騙されんぞ!待てコラー!待てコラー! 貴様の謝りこそ偽善だ!貴様の謝りこそ偽善じゃねぇのか! 何とか言え!」
(偽善者は帰れ!帰れよー、お前なんか早く帰れ!帰れ!帰れ!帰れ!帰れ!帰れ!)
タマ
「機動隊の後ろで見物してる、国民の皆さん方よー。さぞかしおろしれぇだろうなぁ。文句あんなら向かって来いコラー!どうしたコラー!テメエらの、テメエらの無関心な目ん玉で、俺のちぎれた右足見えるかコノヤロー!俺のちぎれた右足は、人々の、怒りと叫びの象徴だ。
まだわかんねぇのか貴様ら!たとえお前らが、腐れきっていたとしても、俺は残った左足で、この文化レベルの低い、日本の土の上を、生きてくぞ!生きてくぞ!」
ペケ「コピペ乙」
タマは秋場所の疲れを癒すため、
また、心身の再生を図るため、
しばらく山に籠って過ごすことにした。
タマ「その間、私の代わりにだれか主役やっといて」
ドラが上京して代理を務めることになった。
ドラ「とりあえずねこぽっぽにいこう」
ペケはサナギになった。
タマは山から降りてコンビニでミロを買った。
そして山に戻った。
ドラはタマに宅急便でミロを送っておいた。
タマは再び標高2000の山に登った。
タマ「標高2000センチメートルの三田の山なんですけどね」
ドラはねこぽっぽに行った。
ドラはねこぽっぽで石狩鍋を作った。
ペケはサナギになっていたが、突然ヨドバシにiPhoneMAXの予約を入れ、
またサナギになった。
ドラはねこぽっぽで北海道フェスタを開催した。
お客さんが大勢詰めかけて盛況だった。
ドラは石狩鍋を振舞った。
売上げはタマ時代より倍増した。
経費を差し引いても利益は5割増しになった。
サナギになったペケから手紙が届いた。
「利益を多く出すと、個人事業主なら所得税や住民税がたくさんかかりますよ。
法人なら法人税までかかりますよ。日常に必要なモノも経費で落として税金かからないようにした方がいいですよ」」
ドラは収益の半分を義援金として北海道に送った。
ドラは納税も社会貢献だと考えているので節税などというセコイことは考えなかった。
タマも同じ考えであった。
サナギになったペケの耳にドラの心の声が聞こえた。
なるほど納税も社会貢献かもしれないが、現状では森カケ問題など、
安倍ちゃんによる安倍ちゃんのための政治が行われてるので、
正しく納めた税金が使われることはないだろうと。
しっかり使われるには困ってる人たちに直接渡し、
しかもホームレスみたいにお金をやったらタバコやパチンコに使うのではなく、
お金の使い方まで教えてこそ社会貢献だと。
ねこぽっぽは1日の営業を終えた。
ドラは店の掃除をした。
ペケはサナギだったので掃除ができなかったが、
使いが代わりにしておいたようだった。
台風が近づいてるので、なかまたちの猫達は一斉にサナギになった。
ねこぽっぽの猫たちは粛々と仕事に励んだ。
サナギになるなどという意味不明な行動によって仕事ができなくなることはなかった。
これはすなわち天候といったコントロールできない要素によって生産性が左右されるということではない。
税金対策をどうこういう以前の問題であると、ドラやみたねこは考えていた。
しかし、サナギの中でしっかりと内職をしていた。
猫たちがサナギから羽化するとどう成長しているのか
使いは興味津々に思っていた。
使いはサナギに向かって言った。
(・A・)「もまいら、いよいよ来るぞ、歯を食いしばってけ!」
ドラはねこぽっぽを休業にしたが、避難所として開放することにした。
ついでにアマゾンプライムビデオを視聴した。
ドラ「2倍速だと時短になるが味気ない」
そこに使いがやってきた。
(・A・)「早送りで見てタメになるのはPodcastのCNN student newsくらいじゃ」
使いが持ち場を離れたことで、なかまたちのサナギたちが反発した。
使いはすぐに戻った。
使いもそのままサナギになり、台風に備えた。
みんながサナギになったので、何者かがなかまたちに侵入した。
それはタマであった。すぐさまセコムが反応し、タマは連行された。
しかしタマは山にこもっているので違う猫だった。
よく見るとペケノパイセンであった。
ペケノパイセンは追放された。
ペケノパイセンはペケのパイセンとして
ペケがペケノパイセンをパイセン扱いしないことに立腹していた。
なかまたちのサナギはまるで洗車のような台風に必死に耐えていた。
ペケノパイセンも遅れながらもサナギになった。
セコムの監視カメラはしっかりと作動していた。
野ざらしのなかまたちに対してねこぽっぽは建物がしっかりしているので
何の不安もなかった。
台風が過ぎると猛暑に包まれた。
サナギの中の猫たちは今にも溶けてしまいそうであった。
冷えピタで乗り切ったようであった。
ドラ「東京は暑いね」
とはいえ翌日には暑さは過ぎ去り、穏やかに吹く風が心地よい秋晴れの空が広がっていた。
ドラは四角い空にさわやかな淡青色のキャンパスが視界いっぱいに広がっているのを目の当たりにし、
東京も悪くないものだと思い、ねこぽっぽの掃除をした。
サナギからキメラの翼が生えた猫達が大量に大空へと飛び立った。
その光景はドラだけが目撃した。
なかまたちにはだれもいなくなったので、
ねこぽっぽが土地と建物を安く買い取る手続きが進められた。
なかまたちの猫は全て姿を消し、かわりにねこぽっぽ2号店となった。
使いは不動産関係の仕事に復帰した。
ペケノパイセンは洋書選びの指導員に復帰した。
突然、なかまたちの猫達はスズメバチロケットに乗り込み、
猛スピードでぽっぽ2号店を襲撃し出した。
ねこぽっぽ2号店は頑丈なつくりだったので、
スズメバチロケットは壁にぶつかって大破した。
なかまたちは新宿の高島屋のそばに引っ越した。
結果的に新宿に移転したことがなかまたちの成長につながった。
なかまたち跡地に建てられた浅草のねこぽっぽ2号店は二束三文で手放すことになった。
このことはタマには伝えられなかった。
タマは修行をしていた。
なかまたちの猫達は高島屋の隣のニトリで家具とスリッパを揃えた。
ペケはセブンイレブンのチョコミントのアイスクリームを食べた。
使いとペケノパイセンはなかまたちに復帰した。
しかし、ペケノパイセンは復帰が認められなかった。
ペケが>>197 で訴えたことが会議で認められ、ペケノパイセンの出演が許可されたのだ。
今後、ペケノパイセンに警告が発せられる際には、根拠となる基準が明示されることになった。
とりあえずペケノパイセンは物語には出演するが
なかまたちには復帰しないということで折り合いがついた。
ペケ「チマチマしたヤシだな」
ペケティ「チマチマしたヤシとはペケノパイセンのことですか?」
ペケ「ナレーターだよ」
ペケノパイセンは三田で洋書選びの指導員に復帰した。
ペケノパイセンの指導は好評で、テレビのちょっとしたコーナーでも紹介された。
ペケノパイセンはインタビューに対して、紙に文字を書いて応答するというスタイルも人気となった。
ペケノパイセンは紙に何か書き出した。
つ「ボキャブラリーヲフヤスト、ヨウショガヨミヤスクナルゾ」
ペケノパイセンは仕事が終わるとねこぽっぽに招かれ、住まいと食事が提供された。
さらにねこぽっぽの非常勤猫としてレア出勤した。指名料は他の猫の10倍だった。
ペケノパイセンは出前の鰻丼を注文した。
現在のペケノパイセンは謹慎中ではないので
何も問題はなかった。代金はドラが支払った。
他の猫が恨めしそうに見る中、ペケノパイセンは鰻丼を食べた。
ペケノパイセンはブクブク太った。
その姿はまさにモウコヤマネコ別名マヌルネコである。
ペケノパイセンは紙に何かをサササッと書いた。
つ「チョット、ウンドウシテクル」
そういうと夜の西新宿へと姿を消した。
西新宿には、履いて捨てるほどのネズミがいた。
ペケノパイセンは猫の本能に従いネズミを追いかけたが、デブなので動きが遅く、捕まえることはできなかった。
それでもいい運動になった。
ペケノパイセンは西新宿でシュレッダーを購入した。
万年筆で字を書く趣味があるようで、書いた後はシュレッダーにかけて捨ててるとのことであった。
パイセンはまたしても何かをサササッと書いた。
つ「Real McCoyのAnother Nightを聴きながら踊るのが趣味だ」
しかしだれも見る者はいなかった。
ペケノパイセンはReal McCoyのAnother Night Another Dreamと、Run Awayを聴きながら、
宇沢弘文の「自動車の社会的費用」を読んだ。
ちな、Real McCoyの曲は普通のアルバムに収録されているものではなく、
90’s Dance Club Music: Best of 1990’s Dance, House&Disco Songs.
Top Classics&Radio Prty Hits.に収録されているものだった。
ペケノパイセンは万年筆を滑らすようにサササッと書いた。
つ「iTunesで検索して聞けばパイセンの心がわかる」
しかしだれも見る者はいなかった。
ペケノパイセンは姿を消した。
ドラ「ペケパイはねこぽっぽで寝ています」
ペケノパイセンは名前が長いのでペケパイと略す猫も出てきた。
ペケパイは洋書指導員として謎解きの英文法全シリーズを買いこんだ。
ペケパイはムクリと起き上がり、ぽっぽの猫達に向かって言った。
(というより、紙に書いた)
サササッ
つ「もまいらも卒業後に勉強は継続しなきゃあかんぞ」
そのころ、ドラは部屋で昔の映像を見ていた。
http://www.youtube.com/watch?v=bqerYgVfSAU
ドラ「ミケ・・・」
ドラは二度とかえらぬ青春の日々に思いを馳せた。
ドラはミケと知り合いだったのだ。
162: 名無しの塾生 :2018/08/28(火) 00:06:04
ニャーイング所属の猫にはミケ、イズミン、マキ、マニャッシュ(行方不明)がいる。
※編注:マニャッシュはその後登場した。
163: 名無しの塾生 :2018/08/28(火) 00:07:38
このうち、ミケに対抗して番組企画で歌をリリースした猫がいた。
それがドラである。
164: 名無しの塾生 :2018/08/28(火) 00:10:58
ドラはニャーイング所属ではなかったが、この企画のときにまだ下積み期間のイズミンと接触していた可能性があるのだ。
ちなみにミケはすでに売れていたので、ドラがきやすく近寄れる存在ではなかったのかもしれない。
ミケは現在のドラの存在は知っているかもしれないが、当時のことは覚えていない可能性が高い。
ペケノパイセンは紙にサササッと書いてドラに渡した。
つ「Forget what is behind you and do your best to win what is ahead.」
ドラは感動し、タマが復帰したらペケパイを北海道に連れて帰ることに決めた。
ドラ「ヤマネコに都会暮らしは無理よ」
ドラは果てしない大空と広い大地のその中でいつの日か幸せを自分の腕でつかむことを誓った。
ペケパイはまたしてもサササッと書いた。
つ「I would rather live in the city and I hate to live in the country. And...
Never trust a cat who speaks well of everybody.」
ドラ「こまけえこたあいいんだよ」
ドラはあくまでペケパイを北海道に連れて行くつもりでいた。
ペケノパイセンはペケティに相談した。
ペケティは、パケノペイセンをペケノパイセンの影武者として差し出すことを提案した。
ペケパイはまたしてもサササッと書いた。
つ「The world is full of cats who were promising when they were young
but who haven’t, in middle age, fulfilled their promise. They keep bad-tempered and irritable.」
ペケパイは締めで書いて寝ることにした。
つ「Let them think what they like. Don’t let a little thing like that worry you.」
ペケノパイセンはペケのパイセンだけあってペケより優秀であった。
ドラはペケパイの気持ちを尊重した。
ちなみにパケノペイセン計画は見送りとなった。
ドラはパンプキンパイとシナモンティーにバラの形の角砂糖2つを食した。
ドラは北海道に帰りたくなった旨をタマに伝えた。
タマはまだ山に籠っているので、ドラのかわりの猫をねこぽっぽに置くことになった。
ミケが入れ替わりにやってきた。
ペケノパイセンは新宿の紀伊國屋書店と丸の内の丸善オアゾがないと生きていけないので、
北海道行きになることを頑なに拒否した。
とはいえなかまたちへの復帰は認められなかったので
ねこぽっぽでの居候生活が続くことになり、あまり強気に出るわけにもいかなかった。
ドラがすでにペケノパイセンの気持ちを尊重するとしたにもかかわらず
重ねて北海道行きを頑なに拒否するといちいち繰り返したペケノパイセンの行動が
当局のマークを受けることにつながってしまった。
ペケノパイセンは出前の鰻丼を注文した。
鰻丼が届いた。
ドラはいないのでペケパイが自分で支払った。
鰻丼を食べたペケノパイセンはねこぽっぽを出て使いのところへ行った。
使いはなかまたちにいるので、ペケノパイセンは入ることができなかった。
そこで店外で話すことにした。
パイセンはサササッと紙に書いた。
つ「ミセニイレロ」
使い「だめじゃ」
パイセンは紀伊國屋書店に行くことにした。
紀伊國屋は客としてなら普通に入れた。
パイセンはバチェラーを立ち読みした。
パイセンは寝てしまった。
ミケが大急ぎで回収しに来、ねこぽっぽに連れて帰った。
ペケパイは絶滅危惧種のモウコヤマネコなので、外で保護されるとモンゴルに強制送還されるのである。
しかしペケパイは脱出して東京に潜伏するようになった。
ペケパイは鰻丼の罠で捕まえられた。
ミケの不安は的中した。
ねこぽっぽにいれば捕まらずにすんだものを、ペケパイは脱出してしまったことで、
しかもデブなので動きが遅く、簡単に捕まってしまった。もうこれまでのような生活はできない。
ツシマ「やはりヤマネコは都会で暮らしてはいけないのよ。自由が好きで勝手な行動をしてしまうからね」
イリオモテ「俺たちの名前はツシマとイリオモテ。こいつはマヌルと呼ばれるべきなのに、なんでペケノパイセンなんだよ」
ペケパイはモンゴルへ送還された。
タマは一度もペケパイと会うことはなかった。
いずれにせよペケパイは物語から姿を消した。
ドラは悔し涙を流した。
ドラは歌った。
「北の街ではもう・・・」
ドラは途中まで歌うと、むせび泣いた。
そして涙割りの大吟醸を飲んだ。
ペケパイはアメックスのデスクに電話して東京行きのチケットを手配してもらった。
気付くと何もなかったかのように新宿でペケノパイセン塾を開いた。
しかしすぐに拘束され強制送還された。
ドラは号泣した。
そこにペケがどこからともなく発生した。
ペケ「パイセンは、もまい(ナレーター)の操り人形じゃねんだよ」
ミケはねこぽっぽの掃除をした。
ミケはドラが置いて行った昔の映像を見た。
ミケ「記憶にございません」
ミケはドラが送ってきた秋刀魚を他の猫達と一緒に食べた。
ペケは予約していたiPhone MAXが入荷したと連絡が入ってきたので取りに行くことにした。
ついでにApple Watch series4も予約したようであった。
タマは夢の中で輪島の相撲を見た。
タマは目を覚ますと、静かに手を合わせた。
そして、暫し瞑想に耽り、過ぎ去りし昭和の大相撲を回想した。
タマは昔の音楽を聴いた。
ニャーイング所属ではないが、ニャニャセというちょっと不良っぽい猫の歌う「夢見る少女じゃいられにゃい」を愛聴していたことを思い出した。
タマ「ニャニャセは三田祭にも来ていたな」
タマの頬にひとすじの涙がこぼれ落ちていた。
タマは、悩み続けた日々がまるで嘘のように忘れられる時が来る日まで、
何もいいことがなかったこの街で、暮らしていこうと思った。
タマはイズミンを子守唄に深く永い眠りについた
ペケはiPhone MAX を手に入れた。
iD とパスワードの入力にかなり手こずったが、2時間の格闘の末に、
なんとかなったようであった。
ミケは炊き込みご飯を作ってみんなに振舞った。
ペケは新宿のLUMINE ESTの8階のコールドストーンというアイスクリーム屋に行ってみた。
が、若い女の子ばかりで猫には場違いだと思ったのか何も買わずに出てきた。
ペケはApple Watch Series4を手に入れた。
バンドはスペースブラックミラネーゼループを18000円で購入した。
ペケはアメックスの明細を見ると、今月だけで50万以上使っていることに気づいた。
ペケ「もまいもアップルウォッチで心拍数やカロリー消費量くらいチェックしとくんだぞ」
ペケはタマにアップルウォッチをプレゼントした。
ペケは文明の利器を使い倒した。
ペケはタマの脇腹をくすぐった。
ペケ「元気出せや」
タマは山に籠っているのでそこにはいなかった。
ペケ「季節の変わり目だから体調管理は慎重にいかないとダメだニャ」
そこにパディがやってきてペケに蜂蜜をくれた。
ペケは蜂蜜をお茶に入れて飲み、そのまま寝た。
ペケはなかまたちで洋書の朗読会を開いた。
ペケは新しく発表されたiPadに興味を示していた。
ペケはアップルの新商品には目がなかった。
ペケはアップル星人であり、おっぱい星人でもあった
タマは山籠もりから戻った。
「もう師走じゃないか」
ペケノパイセンが忙しそうに夜の新宿を走り回っていた。
タマは自分勝手なペケノパイセンが嫌いなので、再び山に籠ることにした。
ペケノパイセンはモンゴルに送還されていたので
新宿を走っていたのはガセ情報であった。
ペケ「知り合いでアダ名が『ピザ』って椰子がいるんだ」
ペケ「そいつの特徴は太ってることだね。ぽちゃぽちゃしてるから、一時期「ポチャ」って呼ばれそうになってたわ」
そこにピザがやって来た。
山ごもりをしているタマが注文していたピザが届いたのである。
ペケはピザをおいしく食べた。
ペケ「ソフトバンクを使ってるけど、今日のは焦ったわ」
ペケはミロを飲んで気分を落ち着かせた。
そこに再びピザがやってきた。
ペケとピザは一列に並び、壁に向かってミロを一気に飲み干した。
師走の一宮神社では神事が催されていた。
多くの参拝客や豪華な熊手を求める商売人目当てに、
昼間から屋台もたくさん出ていた。
タマも複数の屋台を出店していた。
山籠りはしばらく前に終わってた。
タマは1つにミロと焼酎ミロ割りなどのメニューを提供する屋台を出した。
タマの屋台は評判が上々で、多くのお客さんで賑わった。
そこにペケがお客さんとしてやってきた。
タマのミロ屋台は閉店となった。
タマ「売り切れました」
ペケ「意地悪な店だわ」
30分後、材料が届いて屋台は再開した。
思考の抽象度の低いペケには意地悪な店としか映らなかったようだ。
ペケ「それもまた意地悪な引っ掛けだね」
ペケ「餅巾着とちくわと牛すじとつくね」
店員「へいお待ち!」
タマ「大根はおまけですよ」
ペケはビールを片手に将来の夢について語り出した。
ペケの夢を聴きたい猫たちが集まってきた。
ペケ「それは信頼できるバイトを雇って新宿で活動拠点を拡大することだね」
猫たち「なるほど」
猫たちはミロで割った焼酎を飲みながらペケの話を静かに聴いていた。
ついでにタマの別の屋台の三田風お好み焼きをツマミにしていた。
タマは流星群を見る会を催した。
ペケ「冷えてきたので風邪ひかないようにルノアールでホットミルクティーを飲むことにするわ。
おいらと一緒に来るかね?それとマスター、お代はアメックスで」
店員「屋台でカードが使えるわけないだろ」
ペケは現金で支払った。
ペケ「さっきまで優しかった店員さんが突然怖くなった」
猫たちは〆に茶飯を食べた。
ペケは締めとして猫達と吉野家で牛丼の並盛りを食べた。
その後、みんなでペケの事務所に集まった。
ペケ・猫達「ねーこはコタツで丸くなるー」
ペケと猫達は10時間近い睡眠をとって元気モリモリになった。
ペケと猫達は新宿の世界堂に行って万年筆用の紙と、TIME誌に塗りつける蛍光マーカーを買った。
一堂はどうやら英語学習をするようであった。
猫たち「マンドクセ」
ペケほどのモチベーションのない猫たちは三三五五それぞれのねぐらに帰って行った。
ペケは一人で勉強することにした。
ペケ「福沢諭吉先生は学校を出てからも学び続けろと言ってる。だらしない猫達だ」
ペケは南青山に児童相談所ができると知り、住まいとしての候補地から外すことにした。
代わりに恵比寿か広尾を検討することにした。
ペケは心の狭い猫なのである。
ペケ「だまりやがれ」
ペケは学会に出席して研究発表を行った。
ペケ「G理論や。ハロウィンの時に渋谷にG(ゴキブリ)が集結するゆえ新宿は一時的にクリーンになるんや」
やっぱり夢をかなえたい
このまま終わりたくない
目の前の現実は厳しすぎるけど
もう一度だけかけてみよう
とタマは意を決した。
ペケ「ガンガレや」
タマはねこぽっぽの掃除をした。
ねこぽっぽの猫たちはそれぞれ帰省して不在となり、
ねこぽっぽは静かな年末を迎えていた。
タマは大晦日の街を歩いた。
タマは大晦日の街を歩いた。
ペケも大晦日の街を歩いた。
そこは新宿1丁目と5丁目であった。普段歩かないとこを歩くと、自然と日常生活で何が大事なのかを悟るようになった。
ペケは木村凌二の「教養としての世界史」を読んだ。
ペケ「これ、面白いわ」
ペケ「あけおめ…」
タマは初詣に行った。
タマは靖国神社で国家安寧を祈願した。
タマは初詣の後、ねこぽっぽに戻ってお節を食べた。
数の子と蒲鉾と伊達巻が特に好きだ。
タマは日本に生まれた幸せを感じながら眠りについた。
そして、初夢を見た。
ペケはアップルストアに行くことにした。
ペケ「初詣の代わりやね」
猫達もついていった。
タマは麻布十番駅で待ち合わせをしていた。
「お待たせ」
そこにはイズミンがいた。
タマ「イズミンの服、ステキね。ナウいわあ」
イズミン「タマちゃんも超ヤングよ」
イズミンとタマは六本木ヒルズに行くと
屋上スカイデッキから東京を一望した。
イズミン「いくわよ!」
タマ「えっ?」
イズミンは両手を広げてスカイデッキから飛び立った。
タマはわけがわからず後について行った。
タマ「空を飛んでる!?」
イズミン「良い気持ちだわね」
タマ「わぁ〜夢みたい!」
タマの初夢であった。
ペケは無事iPadpro 12.9インチを入手した。
ペケ「1時間待ちで大変な初詣だった」
目覚めたタマは雑煮を食べた。
タマのもとに年賀状が届いた。
イズミンからであった。
裏面はイズミンとタマが六本木ヒルズから空に飛び立った写真であった。
タマ「夢だけど、夢じゃなかった」
ペケ「もちつけ」
タマ「ただの買い物を初詣とかいうヤシに言われたくないね。初詣なめんな」
タマはねこぽっぽの掃除をした。
ペケは靖国に行った。
ねこぽっぽに猫の来客があった。
タマ「営業は明日からなんですが・・・」
ペケ「人気があるんだろ」
タマはイズミンとのことで頭がボーとしていて勘違いしていた。
ねこぽっぽの客は人間であって猫ではない。
この場合の猫の来客とは普通に来訪してきた猫という意味である。
ペケ「猫気か」
ということで来訪してきたのはドラとミケだった。
タマは修行中にねこぽっぽをきりもりしてくれた
二人に感謝の意を表した。
ペケは東急ハンズに行き、なかまたちで使う備品を購入した。
ペケ「激混みだわ」
ペケは万年筆のインクを移すための注射器を買い、
そのままブックス紀伊国屋で洋書を20%オフで購入した。
また野菜不足を補うためにアマゾンで野菜ジュースをパックで買ったようであった。
タマとドラとミケは
ささやかな新年会を催した。
タマは特製ちゃんこを作った。
猫達が争うようにして食べた。
タマとドラとミケは別室で
酒食をともにし、
平成31年の構想を語った。
猫達は雪が降る可能性があると知って一斉にねぐらに帰っていった。
タマとドラとミケは一晩中話し込んだ。
ペケは万年筆を使って英語で日記をつけた。
タマはNHKでサピエンス全史について詳しく紹介する番組を視聴した。
タマ「読む時間がないので助かるわ」
これによりタマの知的水準が一段とUPした。
ペケ「おいらは原書でサピもホモも読んだけどね」
タマは続けてNHKでホモゼウスの番組も視聴した。
タマ「兼高かおるさんが亡くなった。日本の海外旅行番組のはしりだね」
ペケ「お姉ちゃん、幾つだよ」
タマは平成最後の年をどう過ごすかを考えた。
タマ「今年は昭和で言うと昭和94年だ」
>>28 で得意げに語ってるが
そんなの>>30 でいちいちドヤ顔で説明しなくても誰でもわかることだろうが
ペケ「物語の流れをぶった切んなや」
お前消防だろ。ペケになりすまして自分のこと書きこむのやめろ
そんなのOBスレでやれ
お前の流れよまない書きこみのせいでクソつまらなくなってんだよ
以前も言われてたのに変わってねえな
ペケ「ナレーターがキレた」
双眼鏡で遠くの雲を観察してた一匹の猫が叫んだ。
猫「雪が降るぞおお」
猫達は一斉にサナギになった。
ペケ「もまいら、歯をくいしばってけ!」
大した雪は降らなかったが、サナギは大きく風に揺らされながらしっかりと木の枝にしがみついていた。
三浦の果汁
みなさんに仲良くして頂き感謝しております
@donchan11111
※お顔や手にたっぷりつけて潤いをどうぞ
かゆみ かぶれがある場合使用中止しニタニタ見るだけにして下さい
商品へのクレームは、変態が勝手に製造したものですので受け付けておりません
画像提供
@crazy_shikinomiyan
https://i.imgur.com/9SV65L6.jpg
タマが握手したペケの右手は柔らかくて暖かでした。数時間後その右手は硬い拳となってタマをマットに沈めました。
タマはねこぽっぽの掃除をした。
ペケ「掃除しかしないヤシだな」
ペケ「僕が引退してしまった。最後はラオウになった」
掃除をするタマの前に僕が立っていた。
僕はペケを渾身の張り手で吹っ飛ばした。
よくみるとペケを吹っ飛ばしたのはなんとパディだった。
ペケは仲間を呼んだ。
ペケノパイセンとくまのプーさんが現れた。
パイセンとプーは力を溜めている。
パディは山に帰った。
タマは僕にミロを黙って差し出した。
僕はミロを一気に飲み干した。
よく見ると僕は僕ではなかった。
僕は三田の山親方として忙しいのでこんなところにいるわけはないのだ。
よく見るとペケノパイセンもペケノパイセンではなかった。
ペケノパイセンは強制送還されたのでこんなところにいるわけはないのだ。
タマは長い夢を見ていたのだろう。
タマは日吉の部屋にいた。
僕は塾生として授業に出席する準備をしていた。
タマ「これは…」
それは6年半におよぶ、長い夢であった。
タマは日吉にいる。
僕は塾生である。
僕「なんで僕が相撲取りにならなきゃいけないんだよ」
601: 名無しの塾生 :2012/07/09(月) 21:02:04
テレビを見ると僕がまわしをつけて、土俵でシコを踏んでいた。
転職したのだった。
943: 名無しの塾生 :2012/12/13(木) 22:20:11
タマ「日吉には長いこと居すぎた。これからは三田を拠点にしよう」
ペケ「久しぶりに三田に行ったら、校舎が新しくなってるね」
ペケ「過去ネタほじくんな、モグラやろう!」
僕は卒業をかけて秋学期試験の勉強をしに三田図書館に行った。
タマは日吉駅のねこぽっぽの掃除をした。
今日はドラが贈ってくれたサーモン入りのクリームシチューを作るつもりだ。
タマは曇り硝子の向こうに風の街を見た。
タマ「おおぉ、あれがゴールだ、東京マラソンを完走したぞ」
タマ「あれ?夢かね」
医師「麻酔の量が足りないようだ。もっと眠らせよう」
タマは手術台で再び眠った。
タマは元気であった。
ペケはポテポテチを食べた。
ペケ「もまいも食え」
ペケはポテポテチをタマの口に押し込んだ。
ポテポテチはパディが美味しく食べた。
ペケはパディに話しかけた。
ペケ「もきもきぃ」
ペケ「ノロウィルスとインフルエンザが流行ってるらしいね。一日に手洗いを10回はしなくちゃね」
パディはペケに蜂蜜を手渡した。
ペケはパディにコンデンスミルクを手渡した。
タマはめぐる季節の中で木枯らしに抱かれて眠りについた。
ペケは風邪をひいて苦しんでいた。
ペケは徐々に回復していた。
パディからもらった蜂蜜が効いたようだ。
ペケは仕事を頑張った。
ペケはインフルエンザA型にかかって苦しんでいた。
タマは元気であった。
ペケは飲んだゾフルーザが効いたのか、徐々に回復に向かっていた。
僕「ゾフルーザは耐性ウィルスができやすいみたいだね」
ペケは細かいことは気にしなかった。
タマはイズミンとの出会いそして仲良くなったことも
夢であったことに気づき、さみしくなった。
僕「いい夢見ろよ」
ペケは仕事を慎重に進めた。
ペケは断捨離で本を捨てた。
ペケと愉快な仲間たちはざわついていた。
どうやら雪が降るとのことで猫たちはサナギになるか迷っているようであった。
猫「吹雪がくるぞおお」
猫たちは一斉にサナギになった。
猫ぽっぽは暖房設備がしっかりしているので
猫が冬眠だとか蛹だとか生物学的にあり得ないことはしなかった。
タマは北風がこの街に雪を降らすのを目の当たりにした。
歩道の錆びついた自転車が凍えていた。
今イズミンがこの雪に気づいていないなら
誰より早く教えたい、心から思った
タマ「でも、イズミンは・・・」
小さなストーブでは窓も曇らないような夜であった
タマは毛布を鼻まであげてイズミンのことを考えた
だけど知らないことばかりで、思い出せることは
斜め40度から見たイズミンの横顔だけであった。
猫が一匹サナギからこっそりと顔を出して雪をチェックした。
猫「あんまり大したことなくね?」
タマは今回の雪は大したことないことがわかっていた。
タマ「私の予想通りだった」
しかしそれは立地が関係してるだけであって、たくさん降ってる場所もなかにはあった。
東京は全然降りませんでした。
ペケは細かいことは気にしなかった。
仲間たちの猫たちはコンデンスミルクのチューブをしゃぶりながら冷静にシャバの情勢を見極めていた。
タマはおでんを食べた。
しかし、コンビニでおでんでふざけた動画を思い出して
吐き出した。
ペケ「食べ物を粗末にすんな」
ペケは万年筆で英作文の練習をした。
タマはNHKの歌番組で、ZARDの「マイフレンド」を丘みどりが歌っているのを見た。
ペケは吐き出したタマに蒙古タンメン中本を差し入れした。
タマは拒否した。
タマはドラと一緒にすきやきを食べに行った。
ペケはパナソニックの鼻毛カッターを購入した。
実際に使ったら粘膜を傷つけそうになり、
怖くなったのかしばらく机の上に置いて睨みつけていた。
ペケ「もまいは摩擦で熱くなる」
ペケは床屋に行って散髪した。
鼻毛の方は少なかったせいか普段より切ってもらえなかった。
タマは叫んだ
「夢見る少女じゃいられない」
そしてタマは曇り硝子の向こうに風の街を見た
タマ「日吉の冬は、何もない冬です」
ペケ「お姉ちゃん、私大が難化してるらしいよ。駒沢のセンター利用9割必要だって」
タマ「そうですか。ペケはそれについてどう思うのですか?」
ペケ「厳しい時代だけど、昔も厳しかったんやぞと」
タマはペケを連れて鰻屋に行った。
ペケはタマから認められた感じがした。
タマ「碧い鰻、蒲焼になる〜 美味しそうに猫の餌〜♪」
タマは上機嫌で替え歌を歌った。
ペケはうな丼三枚盛りを頼み、山椒をかけて食べた。
タマは涙の数だけ強くなれると思った。
最近のタマの闇のコメントにペケはやや心配になった。
タマとペケは鰻をたらふく食べて幸せだった。
タマは日吉にもどりました。
ペケは新宿に戻って仕事を始めた。
タマはひときれのパンとナイフ、ランプをかばんにつめこんだ
タマ「さあでかけよう」
タマ「北海道は地震が多いな・・・」
タマは北海道に無料のねこぽっぽを開業することにした。
数年間に及ぶ夢の世界で経験したことを現実世界に具現化していくつもりであつた。
ペケ「もちつけ」
タマはドラにねこぽっぽ開業の趣旨を伝え、いっさいの手続きを任せることにした。
ドラは知床の玄関口である知床斜里駅にねこぽっぽを開くことに決めた。
タマは都内に逃げたというミミズクを探した。
ペケ「お姉ちゃんって決めるだけなのか…」
決める、というのは最も重要で最も難しいことであると
タマはわかっているのだ。
タマはミミズクを追跡した。しっかり行動しているのである。
決めるだけというのは思い込みに過ぎない。
タマは妬まぬように、焦らぬように、飾った世界に流されず、
目立たぬように、はしゃがぬように、似合わぬことは無理をせず、
イズミンのことを思い続ける、時代遅れの猫になりたいと思った。
ペケは最近のタマは少し様子が変だと感じとっていた。
きょうだいそろって変な猫なのである。
ペケ「おいらはまともに頑張ってるわ」
僕「プッ」
ペケ「オナラするなら上品にね」
ブリブリブリッ
やはりペケは異常であった。
ペケはジンドゥーで甘い夢を見てるタマに蒙古タンメン中本の北極ブラックを渡した。
ペケ「食え」
http://zyukuzyoderi.livedoor.blog/archives/14857156.html
タマ「北へ向かう人の群れは誰も無口で 」
タマ「北へ帰る人の群れは誰も無口で」
タマは時代おくれの猫になりたいと思った。
タマ「悲しいほどの星空に天使の声がする」
ペケはタマに耳掻き棒を渡した。
タマ「すみません!毛玉のついた安い耳かきを突っ込んで、人間の声を聴こえるようにしてくれ」
ペケは毛玉つきのを、そっと入れた。
ペケはタマの耳垢をゴッソリ取った。
タマはペケの耳かきにより難聴になった。
ペケは取った大量の耳垢をタマの耳に戻した。
タマは元気になった。
ペケ「単純なヤシだわ」
タマはペケを傷害罪で訴えようと考えたが、やめた。
猫の裁判所は存在しないからである。
ペケは自宅から徒歩数分のとこに浜崎あゆみが住んでることに気づいた。
しかしそれは勘違いだった。
ペケは田園調布で実際に本人が家にいるところを目撃したようなので本当であった。
ペケは夢を見ていた。その夢から覚めた。
しかし夢ではなかった。
僕は次年度の準備を開始した。
タマは温かく見守った。
ペケはテルマー湯に行った。
ペケ「私大難化ってやべえな。文科省は首都圏に勉三を量産して楽しいのかよ」
タマ「イチロー引退か・・・」
ペケ「毎日ユンケル飲んでたあの人か。ユンケルが原因か知らないけど、
30代で真っ白になっておじいちゃんになった。子どもが生まれないのも気になる」
タマ「碧いうさぎずっと待ってる ひとりきりで震えながら」
タマ「たしかイチローが満塁ホームラン 打ったあの日以来会ってないわよね」
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僕「つうか会ったことあったのか」
https://www.youtube.com/watch?v=WAL9qer_ls4
タマ「ピテカントロプスになる日も近づいたんだよ」
ペケ「プロブロガーのはあちゅうと、汁男優のしみけんとの間に第1子妊娠したらしい。
旦那は何の悩みもないけど、奥さん大丈夫かよ。それと子ども、背負いすぎだろ」
タマ「猫が心配することではない」
タマの正論すぎる正論によってペケは静かになってしまった。
タマはミロを飲んだ。
ペケ「姉には王者の風格が漂ってるね」
ペケ「キムタクはブルドッグフェイスに、櫻井翔はアンパンマンになってしまった」
タマ
「なかなかおもしろい表現をするね。ユーモアのセンスが上がっていてなによりだ。
それはそうと、加齢による老化を劣化なんていって叩くネット民の民度の低さには恐れ入るね」
ペケは褒められて照れ臭くなった。
ペケ「おいらが4月1日の新元号を予測してみよう。
ちな、渋谷の女子高生はタピオカと予想したよ。以下に物語だわ」
「新元号は、平成です」
菅官房長官は、そうとだけいうと足早に部屋を出ていった。後に残された記者たちは、意味がわからぬと呆然とした。フラッシュを焚くことすら忘れて。
だが、彼らは気づいてしまった。
彼らの手元にあるスマホは圏外を示し、中継中のテレビカメラは通信が切れていることに。
記者たちの困惑をよそに、平成が再び始まった。彼らを平成に置き去りにした菅官房長官はどこにもいない。代わりに、彼らの間の前には、記録のなかでしか見たことのない小渕恵三官房長官がいた。
平成の時代に取り残された彼らは、各々の理念のもとで生き抜こうとする。ある者は、自らが取材した事件を。ある者は自身の肉親を奪った災害を、なんとしてでも阻止しようと動き出す。
時は1989年1月7日。
彼らの「平成」が始まった。
平成に生まれ、平成に生きる彼らが、再び平成を「やり直し」させられる。
彼らにあるのは、自らの記憶。そして、ペンの力のみである。
彼らは、平成の名の通り、平和を成し得るだろうか?
それとも、激動の平成は繰り返されるのだろうか?
二度目の平成の始まりから、31年の歳月がたった2019年4月1日。
そこに現れた官房長官は、あの時と変わらなかった。31年という年月は、平成を繰り返した記者たちの顔に皺を刻み、髪に白いものを混じらせ、あるいは鬼籍に入れさせていた。
だが、官房長官は31年前と同じ調子で、言葉を紡いでいく。
官房長官は手元の原稿を粛々と読み上げていく。
「新元号は…」
官房長官が掲げた額の中の文字は、平成ではなかった。
平成は終わった。二度目の平成は、確かに終わったのだ。
官房長官はかつてと同じように、足早に立ち去ろうとした。しかしなにかを思い出したように、壇上へと戻っていく。
「それでは最後に、一言だけ」
すっかり初老になったかつての若手記者たちは、自分の弟子とも言える若い記者たちがきょとんとするのをみた。
「"皆さん"、31年間お疲れさまでした。そして…ありがとう」
官房長官の最後の言葉は、高性能のマイクさえ拾えなかった。
だが、彼らは理解した。
そうして、今度こそ官房長官が退出すると、誰かが拍手を始めた。
それは波紋のように広がっていき、拍手の音はそれに比例していく。
平和を成したその達成感から、彼らは自ずと拍手していた。若手記者たちも、なにがなんだか分からぬまま、拍手していた。
平成は、確かに今、終わろうとしていた。
タマは新元号発表の中継を見た。
タマ「YAHOOの検索で、『令和』と一発変換できた」
タマは静かにうなずきながら、穏やかに目を閉じた。
タマ「ペケはまだまだだな」
「新元号はピザになりました」
ペケ「理由ですか?全国にいる身も心も冷え切ったピザニートを救うためです」
タマは旅に出た。
タマは旅先でフーテンのドラと会った。
これがタマとドラとの最初の出会いであつた。
タマ「最近、壊れそうなものばかり集めてしまうんです」
ドラ「夢のリンゴでもむきなさい」
これがタマとドラとの最初の会話であった。
タマ「胸のリンゴではないのですか」
ドラ「心の傘を開きました」
これがタマとドラが打ち解けた最初の瞬間であった。
ペケは親知らずを抜いた。
とりあえずコカコーラに1週間浸してみることにした。
タマは旅をつづけた。
タマはあの球場にたどりついた。
ペケはアマゾンのプライム会員費が3900円から4900円に値上がりすることに苛立っていた。
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タマは球場で待った。
しかし待ち猫は来なかった。
代わりにペケの知り合いの猫がやって来た。
タマ「あなたはだれですか」
猫「わしは、チョウチンアンコウじゃ」
タマはこの猫にペケの居場所を教え、
自身は日吉の塒に帰った。
チョウチンアンコウはペケに会いに行った。
ペケ「君の肝臓が食べたい」
タマはイズミンの特集番組を見るためにBS放送のテレビにかじりついていた。
タマは幸せな気持ちで眠りについた。そして夢を見た。
チョウチンアンコウとペケは互いに睨み合った。
タマはイズミンを探しに行った。
タマはねこぽっぽの掃除をした。
ペケ「おねえちゃん、平成が終わっちゃうよ」
タマは平成の終わりとともに引退を検討していた。
しかし、そんなタマの前に1人の猫が降り立った。
タマ「・・・!」
タマ「イズミン・・・!」
タマはイズミンの胸で眠った。
タマは幸せであった。
そこに令和猫がやってきた。
しかし令和猫はスレ違いということで
去っていった。
ペケはカフェベローチェに行った。
タマはツナサラダを食べながら、新聞を読んだ。
タマは微笑み交わして語り合い、落ち葉を踏んで歩いたことを思い出した。
小鳥のさえずりを聴きながら、はるかな夕日を眺めた。
タマは雑草魂を貫いた背番号19の引退に感慨深い気持ちでいた。
ペケは上島珈琲店に行った。
ペケが上島珈琲に行くと既にほかの猫達がいた。
ペケの「指定席」に座ってた猫とペケの間でポテチファイトが始まった。
タマは金曜八時でおなじみの学園ドラマに出演していた元女優がタイホされたことに
ショックを受けていた。
ペケ「お姉ちゃん、幾つだよ?」
タマは昔を思い出しながら、今を生きる意味を見失いつつあった。
ペケ「餅つけ」
タマは大統領の報道を見ているうちに自分もダブルチーズバーガーを食べたくなり
ハンバーガーショップで買ってきてグラウンドで運動する学生を見ながら食べた。
ペケはカロリーメイトを食べた。
タマの心はしゃかりきコロンブスであった。
ペケ「平成ってなんだったの」
ペケはしゃかりきコロソブスのタマの顔面に、
アソパソマソパソチをお見舞いした。
目を覚ましたタマは昨今のニュースを鑑み、
ねこぽっぽ所属の猫の闇営業を厳禁した。
しかしねこぽっぽはタマが見ていた夢の世界の話のことであった。
タマは井戸を覗き込んだ。
異世界に移動した。
その異世界とは夢の世界だった。
タマが数年間(と感じた期間)過ごしていた世界だ。
タマは歓喜した。
ねこぽっぽは理想郷であった。
タマは現実世界と夢の世界を行き来できるようになった。
しかしタマ以外の生物が2つの世界を行き来することはできなかった。
できないというのは、不可能あるいは禁止あるいはその両方の意味においてである。
ペケノパイセンに対抗してタマノパイセンを登場させようと思ったが
略してタマパイなのでクレーマーが暗躍する可能性があるので不採用となった。
ペケ「細かいことはいいと誰かが言ってたのにね」
こうしてタマはイズミンと再会した。
タマには思い残すことは何もなかった。
なかまたちの猫たちは一斉に蛹になった。
猫が蛹になるはずがないのだが
夢の世界なので許されるのであった。
一部の猫たちが蛹から出てきた。
どうやらアソパソマソを呼んだようであった。
アソパソマソはコンデンスミルクをチューブのまましゃぶりつき、慎重にシャバの動向を見極めた。
猫たちはアソパソマソの様子がおかしいのでザワザワし出した。
一部からは食べてしまえとの声もあったが、勇気が出ないでいた。
そうこうしてるうちに土曜に大雨が降るので皆再び蛹になった。
アソパソマソはカカシのように外に放置プレイされた。
雨が上がると猫たちは中目黒のロースタリーのスタバに行くことにした。
タマは夢の世界でイズミンとドトールで相席した。
なかまたちは一斉にベローチェに行った。
ペケはルノアールに向かった。
ペケはアイスココアを飲みながら冷静にシャバの情勢を見極めた。
タマは夢の世界で僕が親方になっていることに気づいた。
タマ「夢の世界で相撲を始めて横綱になってたんだな」
タマは目を覚ますと、朝食にシシャモを食べた。
夢の世界への生き方は、
井戸を覗き込むか、夢の世界へ行く意志を持って眠ることである。
今回のタマは後者の方法で夢の世界に行ったのだ。
普通の睡眠ではいけない。普通の夢を見るだけ。
まあそれでもたまに夢の世界に行けちゃうけど。
ペケはタマに会いに行った。
タマはペケの用件を聞いた。
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タマは激怒した。
ペケ「もちつけ」
タマは改めてペケの話を聞くことにした。
読書家を開くのでタマも参加してみてはどうかとのことだった。
訂正
読書家→読書会
タマはペケに何を読むのか尋ねた。
ペケ「洋書だよ」
タマはペケの英語力についていける自信がないので不安があることをつたえた。
ペケ「邦訳も出てるジャレドダイヤモンドの銃、病原菌、鉄についてだから安心だよ。
銃と病原菌と鉄の使用はなぜ西洋で起きて、南米やオーストラリアやニューギニアでは出てこなかったのかを説明してるんだわ」
タマはペケの言葉に頷き、読書会に参加することに決めた。
会は新宿のルノアールで開かれた。
タマは少し緊張していた。
ペケはアイスココアを飲みながらジャレドの本の凄さについて熱く語った。
タマはペケの言葉に頷いた。
ペケ「もまいも読めや」
ペケ「もまいも読めや」
タマは読んだ。
ペケ「感想よろ」
タマ「面白かったです」
ペケ「・・・」
ペケは「暴力と不平等の人類史」の洋書版も買ったが、
ジャレドと比べるとダイナミックさに欠け、細かな歴史の話が多く、眉をひそめた。
ペケ「人類に平等をもたらすのは戦争と崩壊と革命と疫病らしいね」
ペケが話し終えると、出席していた猫たちは一斉に立ち上がり、
まるで大政翼賛会のようにパチパチと拍手を送った。
タマはそれより少し前に帰宅していた。
ペケ「照れまんな」
タマはペケの有能さの源泉を知った気がした。
ペケはヤフオク商人になった。
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連日の猛暑でペケは絶叫した。
ペケ「モキモキぃぃぃ」
タマ「モキモキ」ってどういう意味ですか?
ペケ「特に意味はないです」
タマ「そうですか」
タマはミケの歌を聞いた。
「イズミンもいいがミケも悪くない」
タマは夢の中で泣いたような不思議な爽やかさを残して流れ去った自分の時代を思い出した。
タマはミケをねこぽっぽに呼んだ。
タマ「ぜひとも生歌をおながいします」
ミケ「ああ〜くじゅうくりはま〜♪」
ねこたちは大いに沸いた。
タマはしらす入り卵焼きを作ってみんなで食べた。
タマはねこぽっぽのねこたちの幸福な生活を見届け、現実の世界にもどってきた。
ペケはヤフオクでエロDVDが3万円で売れたので勝利の舞を踊った。
ペケ「お姉ちゃんは佐々木高政って知ってる?」
タマ「知りません」
ペケ「この、だめ姉め!」
ペケの百烈張り手が炸裂した。
ペケが百裂張り手を終えると、そこにいたのはクマのヌイグルミであった。
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タマは激怒した。
ペケはタマにおさかなソーセージを与えてみた。
タマ「うめえ」
ペケはタマの怒りが収まったのを見ると散歩に出かけた。
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タマは激怒した。
そこにスレ違いとして去っていった令和猫が再びやってきた。
タマは平常心を取り戻した。
タマは歌った。
「純金積み立てコツコツ。3億円からコツコツ」
令和元年も九月になった。
日吉には残暑の中にも秋の訪れを感じさせる朝晩の気温であった。
タマは都会の喧騒を離れ、月山弥陀ヶ原を歩いた。
「ここは天空の楽園だ」
タマは清々しい気持ちになった。
するとタマにUBER EATSが届いた。ペケからの贈り物であった。
中を開けるとハッピーセットが入っていた。
タマは自分が持ってきたおにぎりを食べた。
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UBER EATSは使いが回収に来た。
使いはハッピーセットを食べてしまった。
その後、タマは羽黒山にお参りした。
再びペケからUBER EATSが届いた。
中を開けるとナチュラルローソンの蒸し鶏のおかゆが入っていた。
タマは食事を終えたばかりなので食べなかった。
UBER EATSは使いが回収した。
タマは9月なのに35度近くに気温が上昇することに憤りを覚えていた。
タマ「なんでやねん! 9月はこんな暑いはずないやろ!」
ペケが「もちつけ」と言ってくる前に、
タマはUBER EATSをペケの口に押し込んだ。
タマ「てめえが食いやがれ」
タマがUBER EATSを押し込んだ相手はタヌキだった。
タマはニートになった。
なかまたちの猫は台風に備えてサナギになっていた。
タマは天井からぶら下がるサナギの綱をもぎ取り、路上に投げ捨てた。
タマの一連の行為はしっかりと防犯カメラがとらえていた。
タマは器物損壊罪で逮捕された。
タマは目を覚ました。
一連のことは夢の世界のできごとであった。
台風が過ぎ去り、目を覚ましたタマの眼前には、爽やかな風が吹いていた。
タマの目の前には羽黒山の御朱印が置かれていた。
タマは合掌した。
タマは旅の途中であった。
なかまたちの猫は千葉県民を助けに向かった。
しかし足手まといとなり帰京した。
タマは山寺に参拝した。
ペケは疲れていた。
タマは壮年期を迎え、エネルギーに満ちていた。
「青春が終わり、朱夏になった。」
タマは御朱印キャットになった。
山寺では御朱印キャットをピーアールするために考えを巡らせた。
希望者にタマの肉球スタンプも配布することにした。
しかし山寺のあからさまな商業路線にタマは憤りを覚えた。
山寺はタマに謝罪した。
タマは山寺を下り、日吉のグラウンドを見下ろす場所で座禅を組むことにした。
山寺に対しては、日々の精進に励むように指導した。
ペケは日吉の二幸食堂に行った。
タマ「うめえ」
タマは機嫌がよくなった。
タマ「ニーコ ニーコ 日光猿軍団♪」
タマは井戸をのぞきこみ、夢の世界へ行った。
明日、あちらの世界で僕の断髪式が行われるからだ。
タマは土俵に上がることはできないので、
土俵下から見守った。
タマは僕の新たな門出を祝って、鯛と伊勢海老を用意した。
タマは幸せであった。
「夢みたいだ」
タマは戻ってくるとミロを飲んだ。
風の強い秋晴れの朝に、タマは深呼吸をして目覚めた。
ペケはリンクスクエア新宿のラウンジに行ってみた。
ペケ「すげぃ」
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タマはちあきなおみの喝采を聞いていた。
なかまたちの猫が屋根によじ登って遠くを見ていた。
一匹の猫が叫んだ。
「巨大なマックシェイキのヨーグルト味がくるぞおおおおお」
猫たちは一斉にサナギになった。
ペケもサナギになった。
ペケ「モキモキぃぃ」
タマ「気持ち悪い奴ら」
タマ「起きろ、コラ」
タマはさなぎをつついた。
さなぎの中は空っぽだった。
猫たちはすでに復興作業に当たっていた。
一匹の猫が叫んだ。
「武蔵小杉やべえ」
タマ「つくられた流行に乗っかった者の末路やな」
なかまたちの猫の中には、武蔵小杉に溜まった水たまりで泳ぐ者もいた。
しかしよくよく見ると猫ポッポの猫であった。
ムサコに住んでるポッポの猫たちには1週間うんこ禁止令が出された。
なんと夢の世界にしかないねこぽっぽの猫たちが
この大雨で井戸から逆流して現実の世界にやってきていたのだった。
水たまりの前では芝猫が試験管を振っていた。
一瞬振りが速くなった。
芝猫はその後、武蔵小杉のカレーフェスティバルの一角でパンケーキを作っていた。
パンケーキはなかまたちが全て食べ尽くした。
パンケーキ代はペケがペケックスで支払った。
収益は寄付とねこぽっぽの備品と試験管代にあてられた。
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ペケは時給がいいのですぐに稼いだ。
タマ「東京五輪のマラソンを札幌で開催するらしいが、最初から札幌五輪でよかったんじゃないの」
ペケ「日本は東京を中心に回ってるんです」
芝猫は新品の試験管を振っていた。
芝猫はパンケーキの試作品を他の猫たちには配った。
芝猫をはじめねこぽっぽの猫たちは井戸の中に吸い込まれ
夢の世界へ戻って行った。
タマはイズミンの「負けにゃいで」を口ずさんだ。
ペケ「チュートの徳井さん、国税が乗り込んで重加算とかレベル高いな」
ひよこ「しかも飽きたのか、2016年から2018年は無申告になったらしいよ」
ペケ「相当カオスな税務調査だったろうに」
ひよこって誰だよと読者が総ツッコミを入れた。
訂正
ひよこ→ひよねこ
しかしひよこという出演者がいるのも面白いとタマは思った。
ひよこは慎重にデビューした。
ひよこは自己紹介をすることにした。
自分が何という生物なのか、これはこの物語において重要である。
ひよこがすぐに消えるかしばらく出演できるかにも関わってくる。
ひよねこのなかにいる、ひよこという1匹の猫
成長すればニワトリになる、あのひよこ
鳥のような生き物。使いが猫のような生き物であるのと同様
ひよこは慎重に検討した。
ひよこはどうやら成長するとニワトリになるひよこのようであった。
ひよこはやがて成長し、ニワトリになって大空高く羽ばたいていった。
おしまい
しかし、地面をよく見るとニワトリが産んでいった卵があった。
卵からひよこが再びデビューし、30分後には三田でカルロスゴーンと一緒に焼き鳥を食べた。
結局カオスになり、ひよこの出演は終わった。
ひよこは再びカルロスゴーンと共に三田の焼き鳥屋を訪問していた。
ひよこ「出演の基準がわからん。ジャッジを焼き鳥にしてやりたいわ」
ひよこはゴーンが何も喋らないので焼き鳥を食べながら安全地帯のワインレッドの心を歌った。
ついでにムショ前で寂しいだろうと気遣い、焼き鳥屋ではあったが、目の前でタミヤのタイガー戦車のプラモデルを
作り上げ、エアスプレーで塗装までしてプレゼントした。
ひよこはゴーンに芥川蕎麦を注文した。
暫くするとゴーンの目の前には真っ赤なスープの熱い蕎麦が出された。
ゴーンは無言で蕎麦に喰らい付いた。
ゴーンがムシャムシャ食べてると突然、プラスチックのようなものに歯がカチンと当たった。
口から取り出すと、それは芥川龍之介の人形であった。
一方のひよこは抹茶ラテを注文した。
一気に飲み干すと、ガラスの底に青汁王子と徳井義実が現れ、ひよこをじっと睨んでいた。
ひよこ「ジャッジ黙った」
ひよこ「すみませんでした」
ひよこは去っていった。
タマはため息をついた。
ペケは店の掃除をした。
ペケ「元気出せや」
ペケはヨックモックとおーいお茶を出した。
ペケティはおーいお茶を受け取り元気を出した。
ペケ「久しぶりすぎて、なかまたちに誰がいたのか忘れちった」
ちなみに、タマは登場人物を9割以上把握している
それを聞いたペケは裸足で逃げ出した。
タマ「ペケはまだまだだな!」
タマは高笑いしてミロを一気飲みした。
ペケは細かいことは気にしなかった。
そしてセブンイレブンのおでんを買いに行った。
タマはセブンアンドアイの商品券1000円をペケの財布に入れてやった。
カード払いで商品券を使わない場合は、ペケティに使ってもらうことにした。
ペケは商品券でおでんを購入した。
ペケの財布はベルルッティの25万円の財布であった。
タマは財布を持たなかった。
ペケは財布を誇らしげに見せた。
財布を見せびらかすペケの前にはクマのヌイグルミだけがあった。
ペケは万年筆で英語の練習をした。
タマはボールペンで古文の練習をした。
ペケ「ボールペンだと筆圧をかけないといけないから指が痛くなる。
万年筆はペン先が紙に接してるだけで書けるから万年筆を指に乗っけてるだけで書ける」
タマ「ペケは知らないだろうけど最近は筆圧の不要な使いやすいボールペンもあるんですよ」
ペケ「万年筆には勝てまい」
ペケ「マーシーが捕まった」
タマ「ちっ、うっせーな」
ペケ「腰パンも捕まった」
タマは御朱印キャットであった。
タマは山寺に再び登ることを検討した。
(>>815-823 参照)
しかし山寺はコンビニに変わっていた。
なぜ山寺がコンビニに変わっているのか、タマにはわからなかったが、
山寺に対してきびしくしすぎたことが一因かもしれないと自分を責めた。
タマ「反省してまーす」
ペケ「おねえちゃん・・・」
山寺は紅葉が見頃であった。
タマは山寺跡地のコンビニでおでんを買って食べた。
タマは山賊に襲われ、おでんを食べられてしまった。
タマは山寺で修行をすることにした。
しかし山寺は存在しないので修行は出来ない。
タマは日吉に戻り、部屋で寝た。
ペケ「山賊に襲われたんだから、もっと焦ってほしいね」
ペケは山賊に依頼してタマを襲わせたのだ。
タマはアマゾンプライム会員特典のパントリーでの買い物を楽しんだ。
ペケはアマゾンのヘビーユーザーであった。
ペケ「年に数十万円、アマゾンで使いまつ」
タマ「さすがやね」
タマはペケの山賊に襲われたことを忘れてはいないが許してやることにした。
ペケは気分転換に出かけた。
ペケはカフェベローチェに着いた。
入り口近くには司法試験の勉強をしている人がいた。
ペケ「あのおじちゃん、今年もいる」
ペケ「マーシーといい勝負だ。どっちが先にシャバに出られるか」
タマの元に猫三銃士がやってきた。
タマは不在だった。
ドラ「突然新キャラが出てきても、困るんですよね。ペケは登場人物が多すぎて覚えられないとか言ってるわけだし」
猫三銃士は帰って行った。
ペケ「誰だ、猫三銃士を呼んだのは」
ペケポン「てめーだ、ヴォケェ」
ペケ「ペケポンってこんなに怖いキャラだったっけ」
ペケポン「んなこたどーでもいいんだよハゲ」
ペケポンは酒に酔っていた。
井戸から出てきた芝猫が試験管の液体をペケポンに飲ませた。
ペケ「ドラクエのキャラみたいなヤシだな」
そこに清水健太郎がやってきてニヤニヤしだした。
清水「これで疲れがポンですわ」
ペケポン「何すかそれは」
マーシーも登場した。
マーシー「ワシにそれをくれ」
柴猫が丸底フラスコを振った。
清水もマーシーは消えた。
ついでにペケポンはなかまたちに戻された。
そこに腰パンが現れた。
ペケポン「プレデターみたいな髪型やな。なんか笑いとうてみろ」
腰パンは無表情でパンツを脱いだ。
腰パンは消えた。
パディがペケをボコボコにした。
黒幕の消防をもボロボロにした。
半殺しの目に遭ったペケの周りに野良猫たちが集まってきた。
「ペケさんっていう猫は何も悪いことしてないのになんでボコボコにされたんでしょう」
野良猫たちはザワザワしだした。
「実はペケさんは悪いことをしていたのかもしれない」
野良猫たちは真実に気づき始めた。
負傷したペケに同情する声が出てきたせいか、ペケ基金が創設された。
全部で3万円ほど集まり、ペケはAirPods proを購入した。
3万円の使い道をめぐり、野良猫たちの間で問題になった。
ペケは涼しい顔をしながらカフェベローチェで音楽を聴いた。
その自然人としての猫の姿に他の野良猫たちは圧倒され、
いつしかお金の使い道のことは忘れてしまった。
野良猫たちは失望してペケのことを見限り、各々の生活に帰った。
タマは錆びついたマシソガソで今を撃ち抜こうと思った。
しかし引き金は錆びていたのでポキっと折れてしまった。
まるでタマの心を映し出しているかのようであった。
タマは煌めく瞬間に捕らわれて夢中でいたいと思った。
ペケのスマホが鳴った。
トゥルルル
ペケ「えー、もちもち」
電話「大阪梅田のマンション投資のご案内ですが」
ペケ「もーーかってまっかーーーー?」
電話「あ、はい、ボチボチでんがな」
ペケ「儲かるなら自分でやればええんとちゃうか?」
ガチャ。
ペケは電話を切った。
ペケはアマゾンのBlackbFridayで何を買うか獲物を探していた。
タマはテレビを見ていた。
「『麒麟がくる』などと意味不明の供述をしており・・・」
ペケ「桜を見る会の批判をかわすために、カードを一枚切ったように見える」
ペケは冷静だった。
タマ「まあ、大河ドラマは途中で主役が交代したこともありますから」
ペケ「せやな。細かいことは気にせんほうがええわ」
タマはAmazonのクラシックカードに興味を持った。
タマ「ヘビーユーザーのペケさんはAmazonクラシックカード持ってるんですか」
ペケ「持ってないです」
ペケ「ダンボールのデザインがちょっと・・」
タマ「そうなんですね。なんかクラシックカード持ってると得ですよと出てきたもので」
ペケ「細かいことは気にしてないです」
タマはペケの言葉に感銘を受けた。
ペケ「細かい特典を追いかけるより、普通にしてた方が幸せです」
ペケ「ブラックフライデーのアマゾン、あんまり買いたいもんがないや」
使い「ピタットハウス」
僕「ハイハイハイ」
突然のピタットハウスが現れたせいかペケは焦っていた。
252 :名無しの塾生:2012/03/20(火) 23:08:16 僕「イケーーーバワカーーール」
ペケ「イカナイトワカラナイ」
(・A・)「ぴたっと ハっうすー」
僕「ハイハイハイ」
(・A・)「ぴたっと はっう ぴたっと はう ピタット ハウスぅ」
僕「ハイハイハイ」
ペケ「いつのやねん」
タマ「代役が川口某に決まったみたいだけど、この記事は全然ダメじゃないの。
橋本とか菜々緒とかは忙しいから、スケジュール的に最初から無理でしょ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191118-00000005-nkgendai-ent
「いや、ダメじゃないです」
ペケ「誰だよ」
タマ「昭和のアイドルがいい」
タマは現実逃避していた。
ペケはミスドに行った。
ペケ「ミステリードールみたいな名前だわ」
ドーナッツを注文し、かじりつこうとした瞬間、ペケはドーナッツに向かって愚痴った。
ペケ「もまいの穴はでかすぎる」
なかまたちも集結し、辺りは騒然とした。
店員「ミスドからミステリードールを連想するとは、ペケさんはオモシロイヒトデスネー」
ペケ「照れますわ」
ここでドーナツにちなんだモンスターが出る可能性もあったが、
出演者が多くなりすぎる問題があるので
登場しなかった。
ペケ「細かいことは気にしてないです」
その頃、ねこぽっぽに税務調査が入るとの一報が入ってきた。
調査官「レシートを3年分見せてください」
タマ「ないです。細かいことは気にしてないです」
調査官「ないとは、レベル高いですね」
調査官「通帳は持ってますか?」
タマ「ありません。細かいことは気にしてないです」
調査官「・・・」
ペケ「こまけぇこたぁ、ええねん。猫だもの みつを」
そこにドラがやってきて、すべて対応してくれた。
ドラは不思議な踊りを踊った。
調査官は訳がわからないまま帰った。
ねこぽっぽには平和が訪れた。
タマ「そもそも、ねこぽっぽは夢の世界の存在だ。こっちの世界には存在しないよ。
変な展開にしたナレーションはその辺勉強しとけや」
ペケ「姉キレた」
タマ「キレてねえよ。普通に言ってるだけだよ。江戸っ子だから口が悪く聞こえるだけだよボケ」
タマは御朱印キャットであった。
ペケ「血圧高そう・・」
ペケ「江戸っ子の中でも、タマさんは下町のような気がするね。
山の手組は遊び場一つ確保するにも大人と交渉する必要があって、
鋭敏なセンサーで相手の顔色をスキャンする子ども外交官になってるんだわ」
日吉には冬の便りが届いていた。
タマは礼文島の生まれである。
タマ「年の瀬にクラーク博士に挨拶へ」
ペケは年の瀬にセブンイレブンのピザマンを食べに行った。
ペケ「んめぇ」
タマは車窓の景色を眺めながらドトールのコーヒーを口に含んだ。
タマ「おいしゅうございます」
ペケは帰り際にベローチェのアイスティーを飲んだ。
ペケ「ドトールよりカフェベローチェの方が香りがある」
タマは新幹線と特急を乗り継いで札幌に着いた。
タマ「北に来た。時は来た」
クラーク博士「タマ君、久しぶりだな」
タマ「麗しきご尊顔を拝し、恐悦至極に存じたてまつります」
クラーク博士「日本語でおk」
タマ「お元気ですか」
クラーク博士「おk」
タマ「ありがとさん」
クラーク博士「さよおなら」
タマは北海道で有意義な時間を過ごし日吉への帰路についた。
タマは本当に有意義だったのかと訝しがった。
タマ「大したやりとりしてなくね」
>>998 はタマじゃなくてペケの間違いです
タマとクラーク博士は一言の会話を通して言外に多くの意思疎通を行うことができるのであった。
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