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トイレ占拠、困ります! 今や「おしゃれ空間」…長時間読書も
3月22日1時27分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090322-00000501-san-soci
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パステルカラーの明るい内装のトイレ=京王百貨店新宿店(写真:産経新聞)
化粧スペースに、男子トイレのおむつ交換台、着替え用ボード…。百貨店や量販店のトイレがめざましい進化を遂げている。かつて「4K(暗い、汚い、臭い、怖い)」と揶揄(やゆ)されたイメージはどこへやら、清潔感にあふれたおしゃれなトイレが続々登場している。その半面、都会で行き場を失なったために、トイレの個室に長時間引きこもって携帯メールや読書を楽しんでいる「トイレ難民」なる人々も出没し始めた。
[フォト] 書店には長時間占拠しないよう求める張り紙も
「トイレ利用だけのお客さまでも大歓迎です」。そう話すのは、京王百貨店新宿店の広報担当者だ。同店は平成16年、画一的だったトイレの設計を一新し、フロアごとに利用者の年齢層などに合わせたデザインを採用した。
人の出入りが多い1階は個室の数を増やし、利用頻度が低い5階紳士服フロアの男性トイレは、各個室のスペースを大きく取り、車いすやオストメイト(人工肛門、人工ぼうこう保持者)に対応できるようにしたほか、おむつ交換台も設置した。
パステルカラーの明るい内装は、4Kとはほど遠いイメージだ。同店では「トイレを気に入ってもらえれば、来店のきっかけにもなるはず」と、集客の足がかりとして期待を寄せる。
松屋銀座が全国に先駆けてトイレに化粧スペースを設けるなど、「トイレ革命元年」と呼ばれた昭和60年以降、トイレ事情は進化を続けている。購入したばかりの商品を試せる着替えボードなど、用足し以外の目的での利用を見込んだ設備も今や珍しくない。
TOTOが平成17年に働く女性約1500人にオフィスのトイレで用足し以外にすることを聞いたところ、29%が「リラックス」と回答した。
その一方で、トイレ環境の快適化に伴い、睡眠や読書、メールなどで個室を長時間占拠する利用客も現れている。
「最近トイレの個室を、数時間にわたりご利用のお客さまがいて、大変困惑しています」。都内にある大手書店の女子トイレには、こんな張り紙がある。数年前から「なかなかトイレが空かない」という声が、利用客から相次いで寄せられたためだ。担当者は「パソコンを持ち込むなどして、長時間閉じこもる人がいたようだ」と話す。現在は、温水洗浄トイレ用のコンセントに鍵付きカバーをつけ、携帯やパソコンの充電も禁止している。
INAXが18年に行った調査で「百貨店トイレを身繕いのためだけに利用したことがある」と答えた女性は67%、男性も34%に上った。また、インターネット調査会社「アイシェア」が昨年、約740人に行った調査によると「携帯操作のためだけにトイレを利用したことがある」人は31.7%。理由としては、「人前でメールを打ちたくない」「トイレは充電できる場所だから」といった回答があったという。
同社では「トイレは落ち着いて利用できる個室という認識があるのでは。メールのできる場所を求めてトイレに流れ着くさまは、さながら“トイレ難民”」と分析する。
トイレ関連のコンサルタント会社を経営し、トイレ環境の向上に努めてきた白倉正子さん(35)はトイレ空間の変化を、「使う人の立場に立ったトイレ、という理想の形にはかなり近づいてきている」と評価する一方、「それを逆手に取って、長居をしてもいいと考えるのはマナー違反。このままでは、本当にトイレを使いたい人が使えなくなってしまうのでは」と話している。(滝口亜希)
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